という質問をフェイスブックから頂きました!
いぇーい、初フェイスブックリクエスト!!
という事で、今日は早速リクエストにお答えして。
眠りの3幕を分析していきましょう。
何を言っているのだか全く意味が分からんぞ?
という方のために。
ボディコンディショニングはテクニック上達にとても大事です
ボディコンディショニングについて知っておきたいこと
という記事で勉強し、
だけどいったい何からやったらいいのかな?
というときのために
ボディコンディショニングプランの作り方 ベースづくり
とベースとなる3つの質問を考えてみました。
3つの質問に答えた後での「ゴール」の分析。
バリエーションを踊ることをゴールとして、眠りの1幕を例にとって研究してみました。
(この記事)
んでもって、文頭の質問に戻るってわけ。
3幕はどーなの?
もし1幕と3幕、どっちがいいかなーと思っている人がいたら。
私は3幕を選びます。
なぜなら、私はスタミナがないからっ!
1幕は長い…
そして、3幕のほうがテクニック的に(個人的ですが)楽っ!
んでもって衣装が豪華!
お姫様が結婚するんですもの、
おとぎ話の主役たちを呼んできちゃうほど予算があるんですもの。
もちろん衣装も半端ありません。
(116歳だ、というところはおいておいて。)
馬鹿なことはここまでにして。
バリエーションを見ていきましょう。
今日は我等が校長先生、クリスティン・ウォルシュの現役時代のバリエーションです。
1984年に踊られたやつ。
私、まだ生まれていません。
だから見たことない人もたくさんいるのでは?
彼女の異常に細い足はいまだに健在です笑
そしてこの衣装、さすが80年代のもので豪華なんだけど、すんばらしく重いらしいです。
しかもあんな大きなネックレスつき。
,
さすが姫。
さてと。
ポイントは・・・
- すばらしい量のピケ
- ポワントでのステップ
- ,アラベスクなどのデリエールポジション
- ,ステップとステップの間が短い
- ,中くらいの長さのソロだけど、大きなエンディング
- ,エレガントな肩、ポーデブラのライン
と、これくらいでしょうか?
そして私が分析する場合、こんな感じになります。
1) すばらしい量のピケ
ひざの伸び、足首の強さと伸び、ポワントでのテクニック
2) オンポワントでのステップ
足首の強さとコントロール、ポワントでのテクニック
3) アラベスクなどのデリエールポジション
骨盤の前側の引き上げと柔軟性、脊柱の柔軟性、軸足の強さ
4) ステップとステップの間が短い
すばやい重心移動=すばやい骨盤の正確な移動、足先の強さ(踏み切り時)
5) 中くらいの長さのソロだけど、大きなエンディング
全身的、局部的(この場合足先)のスタミナ、特に力強いフィニッシュ!
6) エレガントな肩とポーデブラ
肩甲骨周りの安定感、強い背中(特に胸椎の裏側)、指先までの配慮
もうお分かりかもしれませんが、
このバリエーションを成功させる鍵は
足先、足首の強いコントロールにかかってきます。
このソロを踊るべき?
甲が出すぎてしまう人で、足先までコントロールできる強さがないのなら、
このソロを避けたほうが無難です。
ジゼルのホップもそうだけれど、
甲が出すぎてしまうくせに、コントロールできないと
オンポワントでのステップは非常に危険になります。
靱帯は一度伸ばすと手術しないかぎり元に戻りませんよ。
ポワントに乗っからない。
これが出来ないのならば他のバリエーションを選び、
足先を強くしてから再挑戦したらいかがですか?
足首&足先
このソロが決まった瞬間から足首と足先の強さ&コントロールを行う練習をしましょう。
足首と足先は強ければ強いほどいい!
では具体的なエクササイズは?
というと。
私の行っている「ダンサーの足」クラスを参考にしてください。
足先のエクササイズは誤解したままで行うと
へんな癖や怪我につながるのでブログでは書けません。
責任が取れないので。
ダンサーの足クラスを受けた人は
そのクラスで行った全てのエクササイズが対象になる、と思ってください。
⇒DLSの行っているセミナー情報ページ
デミポイントシューズ
足先を鍛えるためにデミ・ポイントシューズをはいて普段のレッスンをすることも
いいコンディショニングになります。
毎回レッスンで、ではなくてもいいですが、
週に4回レッスンしていたら一度はデミポイントシューズでレッスンを受けたいところです。
正しく足先が使える、というのが条件ですが。
デミポイントシューズの作り方プラス足の構造については簡単にまとめてebookにしてあります。
DLSストアからチェックしてくださいね。
ポワントでマメが出来た!水ぶくれが!
というときにもデミポイントシューズが活躍してくれます。
普通のシューズよりも強く、ポワントよりもソフトだから。
が、しかし。
ポワントが合っていればマメや水ぶくれが出来ることが殆どないかと思います。
頻繁にマメが出来る人は、フィッティングをチェックしましょう。
すんごく長くなってしまったので今日はここまで。
でも6つのカテゴリーを使って「自分で考えながら」レッスンをすることで
上達スピードも上がると思います。
もっと深く教えてよ!
ということがありましたらまた連絡くださいね。
Happy Dancing!