エクササイズを「知ってる」と「やってる」

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エクササイズを「知ってる」と「やってる」

突然ですがみなさん、いくつエクササイズを知っていますか?

これじゃあ、質問の幅が広すぎですね。

ではこれでどうでしょう?

「自分の苦手な部分を克服するためのエクササイズはいくつ知っていますか?」

ちなみにDLSではエクササイズを色々とご紹介してきました。

だから苦手な部分が肩関節の固さや、首のラインだったら

首のストレッチも、肩関節の可動域を上げるエクササイズも2つ紹介してあります。

 

腹筋エクササイズ版は6つの腹筋たち。

バランスが苦手だったら、バランスパットの使い方。

 

1番ポジションの立ち方も紹介してあれば、

片足フォンジュのレッスン法も紹介しています。

ストレッチの方法も説明していれば、

体の左右のバランスを整えるエクササイズも。

 

ここに上げたのは一例ですけどね。

まだまだあるんですよ。

無料で手に入る情報だけでも。

その他にセミナーや講習会などもありますよね。

(ここで上げた記事のリンクは一番下につけておきました。参考にしてください)

 

さて。

何が言いたいか?というと

エクササイズを「知っている」という事と

エクササイズを「やっている」って言う事は全く違う次元の話だって事です。

 

エクササイズを知っていてもやっていなければ筋肉は強くなりません。

筋肉が強くならないと、レッスンでは感じられません。

レッスンで感じられなかったら、舞台では使えません。

 

ということで最初の質問に戻ってみましょうか。

「自分の苦手な部分を克服するためのエクササイズはいくつ知っていますか?」

 

そしてその後に自分に聞いてみましょう。

「知っているエクササイズはどれ位の頻度で行っていますか?」

 

もう少し上級生になったらこの質問もしてみましょう。

「続けているエクササイズで、苦手な部分は克服できてきていますか?」

 

この3つの質問はどんなレベルのダンサーでも自分に聞いてみたいですね。

自分がどの位置にいるのか?を考えるために

これらの質問を分析してみましょう。

「自分の苦手な部分を克服するためのエクササイズはいくつ知っていますか?」

自分の苦手な部分

レッスン中に注意される事の事ですね。

いい先生についていれば、的確な指導をされているはずですから、

いつも注意されるところが苦手な部分なのでしょう。

これが自覚できていなければ、レッスンをしている意味はありません。

 

解決方法

  • レッスンノートを書き取る
  • レッスンの注意に敏感になる
  • 自分の踊り(レッスン、舞台)のビデオを分析してみる

 

苦手な部分を克服

苦手なところが分かっても、克服法が分からなければ改善できませんね。

問題が分かっていてもソルーションがないって事だから。

一度仕事関係で「(仕事の)要領が悪くてすみません」というメールをもらった事があります。

要領が悪いって分かっていたら直せばいいのに。

バレエの先生に「ピルエットが出来なくてすみません」って言わないのと同じように。

 

解決方法

  • 苦手な部分を直す方法を研究する(先生に聞く、自分で考えるなど)
  • そのエリアのエクササイズを探す(エクササイズって言ってもバーレッスンかもしれませんよ?)

 

例として

アレグロのバッチュが上手く出来ない

跳躍力と、足のスピードが足りない

バーレッスンでより深いプリエを使う

タンジュやジュッテなどでカウントを正しく取り素早く動く

早く動かしてもずれない体幹作りのためのプランク、腹筋エクササイズ

「知っているエクササイズはどれ位の頻度で行っていますか?」

 

解決法

上で探したエクササイズたちを全て書き出してみましょう。

そしてグループ分けしてみましょう。

上半身?下半身?足先?スタミナ?腕?

 

それらを見ながらエクササイズプランを作ります。

練習量を考えようという記事を参考にしながら

毎日のプランを作ります。

回数やエクササイズの長さなども書き込んでね。

「続けているエクササイズで、苦手な部分は克服できてきていますか?」

エクササイズプランを作ったらまずは3−4週間続けてみましょう。

そしてまた最初の質問に戻るのです。

先生に言われている注意に変化は出来ているかしら?

練習風景をビデオにとって昔と比べてみましょう。

もしかしたら、同じ注意を言われているけれどバーレッスンでは言われる事がなくなった。

のだったら、後はセンターでも使えるように練習を続けます。

 

全くもって効果がない場合、

最初のステップを再確認します。

  • 苦手を克服するための理解が足りないのかな?
  • エクササイズの種類がまちがっているのかな?
  • エクササイズの仕方が間違っているのか?
  • エクササイズの量が足りないのかな?

 

そしてこのサイクルを繰り返すのです。

これを続けると絶対に上手になります。

絶対です。

 

分からないところがあったら先生に聞いてみましょう。

優秀な先生ならば彼女が分からない注意をしている訳がありません。

このあたりは既にブログでお話ししています。

→パが汚いダンサーへの指導法

 

相談できる人が近くにいない人は、

それを言い訳にしないで、まずは自分で試してみましょう。

 

そして分からなかったら分かる人に質問してください。

「分からない」事は恥ずかしい事ではありません。

分かった振りをする方がよっぽど恥ずかしいと思いませんか?

分からない事は分からないんだし

→分からない事は分からないから、分からない!

最後に。

プロだろうが、アマチュアだろうが、バーレッスンのプリエエクササイズってそんなに違いはありませんよね。

もしかしたら最初のゆっくりタンジュもあまり違いがないかもしれない。

これってどういうことだと思います?

 

正確に、確実に、1つの動きをマスターすること。

 

それはプロだろうが、アマチュアだろうが難しいことだから毎回繰り返すのだと思いませんか?

エクササイズも同じです。

 

話にでたエクササイズの記事たち

首のストレッチ

腹筋エクササイズの最初

バランスパッドの使い方

ストレッチの理論

 

Happy Dancing!

ai

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