肩甲骨周りリリース方法

背中からポーデブラを使って! 背中から遠くに腕を伸ばして! こんな注意をレッスン中に受けたことあります?   これね、フィーリングコレクション(イメージを使う注意)に聞こえるし、 背中を広く保つってとても大事な事なんだけど、 アクチュアルコレクション(実際に起こる注意)でもあるのよ。 →コレクションの種類についてはこちらからどーぞ 肩関節を作る骨 これ、2018年のキッズセミナ―(東京でもそうだし、福岡でもそうだけど)でレッスン中にお話したんだけど、 肩関節=上腕骨+肩甲骨+鎖骨 で出来ております。   腕が動くっていうとさ、上腕骨「だけ」が動くイメージを持つ人が多いんだけど、 体が動くときって骨が折れるンじゃなくて笑 骨と骨の合わさるところ、関節が動くんだよね?   だから上腕骨を「肩関節」から動かすって事は、 腕の骨を鎖骨と肩甲骨も使って動かす、って事になるんですねー つまり体の前(鎖骨)と後ろ(肩甲骨)と共に、腕を動かす。   肩さげなさーい!って鎖骨が下がり過ぎちゃっていると、腕がうまく使えません。 (そーなのよ、肩はさげればいい、じゃないからね?) 肩甲骨が飛び出ているのがダメ、っていうのもそこから来るんだけど →肩甲骨のウイングについてはこっちをどうぞ   肩甲骨周りが固まっているのも、ポーデブラが使えない理由の一つなんです。 肩甲骨周りが硬くなる原因たち ダンサーは股関節周りの柔軟性と足首の柔軟性は執着しすぎるほど!ストレッチするんだけど、 アラベスクに必要な背骨の柔軟性(胸椎回旋)…

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ダンサーのためのスイミング

ダンサーにお勧めな有酸素運動、ホリディ中の体力づくり、オフシーズントレーニングのために、 2013年に縄跳び、2017年にランニングを書いてきました。 今年、2019年はスイミングについて。 (なんだか何年かに1度、こういう記事を書きたくなるみたいね。)   理由は簡単。 2019年8月1日をもってDLSは6歳になるため、 過去記事でご紹介したものを見返しつつ、情報追加をしているからなんです。 だからこの前は側弯症についてのエクササイズをアップデートしたよね。   水泳のデメリットはプールがないと出来ないこと。 生理の時はちょっと嫌だし、化粧や髪とか時間がかかるっていう人もいるかもしれないよね。 それはランニングの記事で説明したから飛ばして、今日は夏だし泳ごうかな?という人へ。 安全に踊るならスタミナは大事 ダンサーに有酸素運動をお勧めしている最大の理由は「安全に踊るため」。   体力・スタミナがあったら、着地で失敗!というリスクや、 フラフラで集中できなくてケガ、というのも減らせます。   発表会の練習が増えたら、コンクールの練習になったら、講習会やインテンシブトレーニングをしたら ケガする、とか痛みが出てくるとかいう子達がいますよね? もちろん、使い方が正しくなく、そのまま量を増やして踊っちゃったから、というのも理由だし、 体のケアやスケジュールのバランスがよくない、ということもあります。   が、レッスンよりも長く、難しいテクニックの練習をするリハーサルに対応できる 基礎体力がそもそもない!という子も多い。 特に、発表会&コンクール前にへんなダイエットをしている子達も多いのでね。 入ってくるエネルギーが減り、使うエネルギーが増えたら…? 筋肉の修復が出来なかったり、集中力が落ちたりする原因になります。 素晴らしいスイミング!…

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側弯ダンサーのエクササイズ 壁ロールダウン

側弯症シリーズはDLSが始まった2013年に結構書いていました。 っていうのはその悩みをもっていた生徒、ミーコさんがいたから。 彼女に手伝ってもらって写真をとってエクササイズを説明したり、側弯症についてお話したりしました。   彼女のインタビューは側弯じゃない人でも、自分にコンプレックスのある人ならばインスピレーションになること間違いなし! 特にその中で彼女が語っていた 自分の体の特徴を知って、どこをどのようにトレーニングすれば、より良い状態をキープできるのかを、今は理解できています。 という言葉ほど、真理なものってないですよね。   ターンアウト先行予約イベントトークでも私がお話したスライドなんですが、   ここでも同じ。 エクササイズを知っていても、やらなければ意味がないってところ。 そして「やる」となったら、自分の体に合わせてやらないと。   プロを目指す15歳、 長く踊りたい大人バレエトレーニー※さん(+昔スポーツしてた時の骨折部分が時々いたい) 指導に忙しい40代バレエの先生(+過去のバレエのケガ有) 側弯症が気になるダンサーの卵 ※DLSでは、大人でバレエレッスンを受けている方々をトレーニー「トレーニングする人」と呼んでいます   では同じエクササイズでも回数や、週に何度やるか、どんな事に注意したらいいか? いつやるか?(レッスンの前?空いている時間?寝る前??)が変わるわけですよ。 誰でも左右非対称 側弯エクササイズってね、左右非対称のダンサーだったら誰でもできるンですよ。 右と左で脚の上がりが違う 左右でバランス感覚が違う いつも同じ方の骨盤・肩・肋骨を注意される などの問題があったら、このシリーズで紹介しているエクササイズをやってみてね!  …

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バレエレッスン、最大限に使ってますか?パート2

パート1では、レッスンを最大限に使うためのヒントとして、 ウォームアップ、バーレッスン、センターレッスンでできることをお話ししました。   やってみてくれましたか? レッスンの後の疲れ具合とか、汗の量、そして次の日の筋肉痛などに変化が出ているはずです。 ね、同じレッスンをしていても、効果が違うよね。 例え、バレエを趣味でやっていたとしても、みんな上達したいのよ。 そして上達するならば早く上達したいじゃない? 時間やお金の無駄にならないためにも、バレエレッスンを最大限に使いたいものです。   今日はその続きで、アレグロ、ポワント、そしてクールダウンを見ていきます。 アレグロ 2014年だったかな?メルボルンフェスティバルでシルヴィ・ギエムがメルボルンに来ていました。 その間オーストラリアンバレエ団でレッスン、リハを彼女とチームはやっていたそうですが、カンパニーのお友達にきいた事。 それは彼女は全てのグループで、全てのアンシェヌマンをやっていた。   アレグロは移動が多いので小さめのグループでおこなわれがちです。 ということは待ち時間が増えます。 つまり、レッスンを最大限に使うための時間がたくさんあるわけ!   簡単な方法としてすべてのグループで踊る、もしくは4グループあったら、最初と2番目で行う、 という事はできますが、これは場所があれば、の話。   ない場合、アレグロの中に入ってるステップをその場所で何度も練習する、 アレグロの音楽に合わせてカフライズや片足プリエなどを繰り返し筋トレに使う(他のグループを見る時間もできる) ポーデブラだけ行う、 などができます。   また、上級者、オープンクラス向けですが、つま先強化のためにデミポイントシューズでアレグロを行う、なんて手もあります。 つまり、バーレッスンやセンターではフラットシューズで足の裏の感覚、使い方を練習し、…

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クールダウン:次のレッスンでより良く踊るために

*この記事は2013年に書かれたものをより読みやすく、具体的にスタジオで使えるように2020年に大幅改正しました。   クールダウン。 ウォームアップと比べるとあまり重きを置かれることのないクールダウンですが、体が”冷えてしまう”のではなく”クールダウン”させることの大切さ、そしてダンサーにとってこのステップがどうして大切なのか?を今日はお話していきましょう。 クールダウンって何? まずはそもそもクールダウンって何よ?から始めましょうか。 時々ウォームダウンやアクティブリカバリーともいわれるこのアクティビティ笑 についてスポーツ医学のバイブル、Clinical Sports Medicineから引用してみましょう。   Most serious athletes perform a warm-down or active recovery following the conclusion of intense exercise. The length of warm-down generally…

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