肩が前に落ちちゃうダンサー必見! 肩周りリハビリエクササイズ

「私は肩が前についているんです…」というダンサーはたくさんいます。 私はそうは思いません。 ただ、今日はそういった解剖学的な事をお話するんじゃなくて、   肋骨の形(肩関節の乗っかっている土台) 胸椎のカーブ(肋骨がついているところ) 上腕骨の安定(肩の方向が目で見えるところ) 肩甲骨の安定(肩がはまるお椀になっているところ) 鎖骨の向き(肩関節の骨の一つ) と関係なく(…だから私は肩が前についているってそう簡単に言えないと思うのよね。だって原因となる骨だけでこんなにあるんだから。筋肉までいれたらすごい長さのリストになるよ) 肩が前に落ちるのを修正するエクササイズをご紹介します。   このエクササイズはローテーターカフという筋肉グループを鍛えるエクササイズで、 その話は教師のためのバレエ解剖学講座、モジュール3でお話していますね。 AGAIN!! 今日は解剖学の話はしない…(ように気を付ける!) すんげーマニアックな人達へ ローテーターカフは4つあるのでもちろん作用も少しずつ違いますが、ここでは肩関節外旋にフォーカスしているので、メインはインフラとテリー。 エクササイズバンドを使っているのでサブスキャップもカバー出来て、スープラはこの姿勢を維持する事で意識。 ただし、スープラをもっと意識するためにはたぶん上腕骨の角度を考えた方がいいけれど、それはダンサーの骨格により変化するので今回はお話しない。 OK? ローテーターカフのエクササイズをお勧めする人 肩が前についている、と思っている人 猫背に悩むにゃんこたち&毎日パソコンに向かう人 肩を開こうとすると肋骨が出てくるダンサー 四つん這いですら、ホールドしていると腕、肩が辛いくらい上半身が弱い人 肩の怪我のリハビリ中な人 リフトやパドドゥの練習を始めたい人 結構ヘビーなリフトやパートナリングが含まれているリハ中のコンディショニングが必要なダンサー  …

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アームスは指先から?それとも背中から?

  アームスは指先から動かしますか??それとも背中からですか? という質問を受けました。 良く聞く言葉は「背中から腕を動かして」だと思うけれど、 私はよく子供達に「指先から遠くへ」って指示します。 なのでどっちだろう?って話だよね。   これがダンサーからの質問だったら、先生に聞いてください、と答えます。 確かにFBライブやインスタライブで皆さんから質問を受けていますけど、 先生からの注意は、その先生に聞くのが一番早いです。 だって情報を発している源だよ? chinese whisper、伝言ゲームだったらスタートの人だよ? その人に聞くのが確実でしょ?   でも、この質問はバレエの先生からいただいたので、それは無理だよね… ということで、今日のブログで詳しく見ていきたいと思います。   解剖学的事実 まずは解剖学から見ていこう。 指先から肩関節までは繋がっていますよね? だから指先から動かしていけば、結局上腕骨まで届くので、腕を動かすときの言葉になりますね。   また、ポーデブラ、腕の運び、という言葉だとしたら、腕を動かすというのは肩関節を動かすこと。 肩関節というのは、上腕骨+鎖骨+肩甲骨、で出来ている関節。 よって肩関節を動かすという事は肩甲骨も動くことを指すので、肩甲骨周りの背中の筋肉も動く。   ということは… そう、指先からだろうが、背中からだろうがどっちでもいいんです。 が!…

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