厳しいレッスンじゃないと上達しない?
伝統あるクラシックバレエ。 先生に怒鳴られながら、体中の痛みを押し殺し、毎日夜遅くまでのレッスンを乗り越えてきた人だけがプロとして舞台の上で輝ける… と思っている方は、この記事を読んで考え方を改めましょう。 臨床心理学のエビデンスをベースに、生徒が上達するレッスンについて考えていきましょう。 厳しいレッスンじゃないと上達しないのか? 厳しいレッスンが必要な時もあります。 が! 怖いレッスンは上達を妨げます。 怖い=恐怖や不安を引き起こすことを表現する単語 厳しい=物事や状況が非常に厳格であることや、要求や規則が厳しく守られることを示す単語 安全の為にも、規律を守ることは大切だし、 徹底した基礎への要求はバレエスタジオに必要です。 でも 失敗すると怒鳴られる ケガの事を伝えたら怒られる レッスン中に露骨に無視される という心理的状態で「しか」練習出来ない場合、 その環境でアーティストは育つのでしょうか? 答えはNOです。 恐怖を感じる環境ではダンサーは育たない …