ジャンプの時にかかとが浮いちゃう本当の理由
この質問はDLSセミナーもそうだし、メールでもそうだし、オンラインコースでもよく来ます。 アキレス腱が短いんです。どうしたらいいですか? でね、どうしたらアキレス腱が短いと思うんですか?って聞いてみたら 「ジャンプの着地でかかとが浮いてしまうんです」 ジャンプの着地でかかとが浮いてしまう原因はアキレス腱が短いだけではありません。 確かに、プリエの浅い子っています。ただね、その原因はアキレス腱じゃなくって他の原因の方が多いんですよ。 特に、ジャンプの着地でかかとが浮いてしまうって悩んでいる子。 最初のウォームアッププリエのかかとも浮いちゃうんですか? そう聞くと、90%がいいえ、って言います。 じゃ、バーでは大丈夫なの?はい。 そう、ここにヒントも隠れているからね。 プリエが浅い=アキレス腱!っていう考えは他の原因を確認してからにしましょうね。 考えられる理由1: 膝が前に落ちている 1番ポジションで立ってプリエしてみて。 そしてひざを敢えて前におとしたらどうなる? かかと浮きましたでしょ? 転びそうになっちゃうから。 これが一番多く見られる原因です。 ターンアウトが出来ない!って訳じゃないですが、ターンアウトをコントロールしていない、って事、つまりジャンプの着地の脚アライメントを保つことが出来ない子達が多いって事です。 無理やり開いた足のポジションに戻ってこようとしている子達もそうですが、 床の摩擦を使ってターンアウトをキープしている嘘つきターンアウトではジャンプ(空中)ではどうしようもなくなります。 →ターンアウトが使えない原因は? →踊っている時にターンアウトがなくなってしまう・・・…