DLSポッドキャスト epi372 DLS公認スタンスインストラクターコース情報解禁!

ムーブメントの基礎であるスタンス(立ち方) バレエの基礎であるターンアウト   ダンサーが安全に長く踊り続けることが出来る土台=強いからだ を作るエクササイズ指導法を学ぶDLSスタンスインストラクターコース第二期生の情報が発表されました!   聞きたい人はこちらから   スクリプト みなさんこんにちは、DLSポッドキャストへようこそ、佐藤愛です。お元気ですか?   DLSポッドキャストはプロの現場から健康なダンス生活を応援する情報サイト、ダンサーズライフサポートドットコムのブログ音声バージョンプラス ポッドキャストだけの裏話などを毎週金曜日にお送りしています。   題名を見ておーっと思いましたか? 私はポッドキャストを聞くときに題名をチェックせず、アプリからオートに流れてくるのを聞くので題名確認することが殆どないのですが、 皆さんは題名を見て聞くか聞かないか決めますか?   私のように、題名を見ていない人のために。 今日、2021年10月1日のメルマガとポッドキャストにてDLS公認スタンスインストラクターコースの第二期生募集が公式にアップされました。   その前からインスタライブやメルマガでちらちらお話はしていたので知っている人もいるかもしれないし、 ポッドキャストだけ聞いている人は初耳だったかもしれませんね。     2019年8月に第一期生がスタートしてから2年以上。 ようやく第二期生の募集スタートです、と言っても申し込み開始は10月9日から。 今回は10日間しか小鬼へのドアが開いていないので狙っている人、興味がある人はhello@dancersliesupport.comに第二期生に興味あります、と教えてくださいね。   いつものセミナーのようにスケジュールが合う人は是非来てね!という感じではなく、…

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いざ小鬼出動! DLS公認インストラクター物語

  昔々、あるところに鬼の愛というヤツがいました。 日本語にめっぽう弱い赤(い髪の)鬼は、Happy Dancingを日本に届けようと金棒(のかわりの大腿骨)を振り回しておりましたとさ。 (治療家たちの前で、金槌でトウシューズをたたいていたという噂話もありますが、真相はいかに…)   がしかし、日本はバレエ人口が世界的にも多く、 全国津々浦々、どの駅を降りてもバレエスタジオがあると言われております故、鬼の前進はまるで亀の歩み。   研究結果やスポーツ医学はこのネットご時世、簡単に手に入るはずなのに、 古い「当たり前」という壁や「昔からやってたから」という谷、 「大先生」というちっこいくせに微動だにしない仙人たちの風通しされておらぬ、昭和な香りがプンプンする線香の煙に巻かれ、 意気揚々と東の国に登っては、こうべを垂れて海の彼方へ戻るという年月を過ごしましたとさ。   でも、ダンサーだって人間じゃないか。 しかもちっこい人間たちが「バレエを楽しい」と思えなくて何が指導者だ。 信頼してついて来てくれている子たちの体を害して、病を抱えさせた責任は本人に押し付け 「私が将来の夢を叶えさせた」と言えるのだろうか。   鬼は悩みました。   自分の子供でもないし、ちっこい人間を助けるのをやめて、カンガルー王国に引き下がるか。 もしかしたら日出処では、Happy Dancingは必要とされていないのではないか。 戦後の日本経済が成長した理由は、何が何でも突っ走れ+公害からくる病気だって最後の最後まで無視しろと国が進めたからだとも言われるじゃないか。 根拠はないが、兎跳びやエビぞりなど妙に動物に模した動きを続けて、生き残った者たちが今の倭国で幅を利かせているのだろうし。   (意味のないと見える)涙や苦労、挫折は「努力」と称えられ、大和魂として好かれるのも事実… (とはいえ、魂っちゅーものは死んだ人間から出てくるのだから、ちっこいダンサーの夢が死んでしまったという証拠か…?)  …

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自信をもってレッスンを指導するために

  勉強すればするほど、自分の指導に自信がなくなってしまう。   この質問、悩みは2015年から行ってきた教師のためのバレエ解剖学講座も、最近のプログラムであるボディコンでも、 そして一番長い時間を私と過ごす、DLSインストラクターコースの小鬼たちからも聞きます。   勉強すればするほど、自分の間違いに気づいちゃうし 情けなくなっちゃうし、生徒に申し訳ないとも思ってしまう。 だから勉強しない(=傷つかないため)という人も実は結構多い。   ちょっとドキとしましたか?   スタジオ経営+クラス指導、レッスンプラン作りに保護者対応…忙しいから 今は発表会(コンクールが、コロナの対応が…)に集中しないといけないから 家族が小さくて手を離せないから   これらは全て言い訳ではありません。 真実です。   個人事業主で、クラス指導だけでなく裏方もやらなければいけなくて、しかもお家に帰ったら家族との時間もある。 これは嘘でもなく、弱音でもないです。 バレエの先生、というか、世の中の全てのsmall businessを運営している人達は大変なんだよね。   Small business ownerの私もよく分かります。 忙しくない日なんてないでしょ!? やることリストなんて作ったら、それだけで1日終っちゃうよね笑  …

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ダンサーのケガ : 脱臼&亜脱臼

*このブログは2014年8月に書かれたものを2021年に大幅加筆修正しました。   全くもって自慢出来ることではないというのは、百も承知ですが、私は今までバレエ関連のたくさんのケガをしてきました。 でも、足首の捻挫はした事がない(らしい…physioの関節テストによる)のと、脱臼はしたことがありません。   あ、嘘です。 小さいころに、お父さんに腕を引っ張られて肩脱臼したらしいですが、 肩関節とは体の中で一番可動域が広い=ケガしやすい 小さい子供の骨や関節はまだ完成していない 外部からの力が加わっている(この場合は父親、遠心力、体重) という3点から、ちっちゃい子の肩脱臼は結構良く見られます(いいか悪いかは置いておいて…   ただ、股関節の亜脱臼はよく起こります。 亜脱臼と病院でレントゲン付きで診断されたことはないですが、 上手くはまっていないな、という感覚だけでなく体重をかけると痛みが生じる 痛みだけでなく、可動域が制限される なんらかの拍子でハマると痛みがなくなる 過去に股関節のケガをしている という部分から、勝手に判断しています。 良い子は真似しないでね。   なんで診断しないのか?というと、別に命に別状はないからです。 大体のダンサーはこうやって、自分の体の痛みを無視します。 良い子は真似しないでね(2回目)。   ちなみに私の場合、へんな風に座っていると勝手に外れるようです。 よく起こる場所は…飛行機内でした。 痛みで早く歩けないので、一番最後にゆっくりと飛行機を下りるとかしてましたが、最近はストレッチを徹底的に避けているのと、正しい姿勢で座るようにしているので頻度は減りました。 (この記事は、パンデミックのあった2020年後半に加筆修正しております)。  …

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8周年を記念して写真で振り返るDLSの歴史

今日のブログは勉強になりません。 バレエ解剖学とか、エクササイズとかを知りたいからDLSを読んでるんだよね、という方はここでUターンされるか、こちらの記事から8周年記念の様々なコンテンツを楽しんでくださいね♡ ただ、DLSがどんな風に今の形になったのか気になる方は、勉強ノートなしで読んでくださいませ。   今日はアメブロっぽいブログを書いてみたいと思います。 題して「写真で振り返るDLSの歴史」!(がビデオも結構ある…笑)   DLS1-2年(2013,4年) 2013年8月1日にDLSブログはスタートしました。 スタートした、といっても別に多くの人が知ってくれていたわけでもないので、オープンした?って方がただしいかもしれません。 実は2012年から来日セミナーはしていて、バレエ学校繋がりでゲストに呼んでくださったスタジオが多くありました。 本当にラッキーなスタートだったと思う。   来日セミナーをはじめてた時点で、東京何か所、九州や群馬などすでにツアーの形でセミナーを行わせてもらっていたんですね。 でもその時は「ダンサーのためのボディコンディショニングセミナー」1本でした。 2014年から個別セッションとダンサーの足セミナーがスタートしたんですね。     ツアーで回らせていただいたスタジオの中には、未だに仲良くさせてもらっているスタジオや先生もいます。 右も左も分からなかった(…本当に。地図が読めない)私をブログを読んだだけでゲストに招待してくれたり、 応援してくれた人たちがいたなんて、なんて幸せだったんだろうと思います。     どんな人と仕事をするのが好きで、どんなクラスが楽しくて、将来どう動いていきたいか?を来日のたびに感じる事が出来ました。 この時期がこんなにラッキーでなければ、DLSを続けようと思っていなかったと思います。 仕事内容としてはバレエ学校とパフォーマー専門クリニックで十分だったもの。 DLS3-5年(2015,16、17年) バレエ学校のホリディを使って日本に帰っていたため、1回の来日期間が限られていたんですね。 でもセミナースケジュールが収まらなくなったため、2015年は冬と春の2回来日、2016年には冬、春、秋の3回来日と増えていきました。  …

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DLSポッドキャスト epi363 DLS8周年間近!スタッフチャット

  DLS8周年まであと2日! 今週のポッドキャストではエグゼクティブマネージャーのひとみさんをゲストに この1年を振り返ってみました。 いつもとは違うアットホームな感じのおしゃべりポッドキャストをお楽しみくださいませ♡   8周年記念イベントスケジュールはこちらからチェック! *無料eマガジンを手に入れたい人は明日7月31日までにメルマガ登録をお忘れなく…   聞きたい人はこちらから   スクリプト みなさんこんにちは、DLSポッドキャストへようこそ、佐藤愛です。お元気ですか? DLSポッドキャストはプロの現場から健康なダンス生活を応援する情報サイト、ダンサーズライフサポートドットコムの ブログ音声バージョン+ポッドキャストだけの裏話などを毎週金曜日にお送りしています。     今日はブログ音声バージョンではなく、究極の裏話、DLSのスタッフチャットをお送りします。 こんな人たちが運営してるんだ、という感じで聞いていただければ幸いです。 先週お話したように、今日のエピソードはゲストがいらっしゃいます。 ポッドキャストゲストでは恒例となっているひとみさん。 セミナーやボディコンのアナウンスなどで声を、メールのやりとりで名前を知っている人は多いですが、驚くほど顔出しは少ないですよね。 来日セミナーの会場でお会いした人しか、ひとみさんがどんな見た目なのか知らないんじゃないでしょうか? DLSポッドキャストへようこそ。   ----------------------------------- みなさん、こんにちは。DLSスタッフの田口ひとみです。 ゲストと呼んでいただいていいものかどうか、DLSのバックステージからやってまいりました。 今日はよろしくお願いします。  …

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治療「だけ」じゃ痛みなく踊れるようになりません!

*この記事は2016年3月のものを大幅に加筆修正しアップデートしました。 DLSのセミナーに参加してくださる人やメール、SNSにくる相談などで目に留まるのが 「毎週整体に通っています」 「鍼治療を受けています」 というダンサーの声。   そして彼らの年齢は…小学6年生から痛みが始まってとか、現在13歳!とか。 これらのメールから分かることは、 年齢が若い 慢性の痛み 治療をしても結果、変わらない(多分、その直後は良くなるんだろうけどね)   メールには書いていなかったけれど考えられる点は バレエを頑張っている(当たり前ね、バレエのセミナーにくるんだから) 踊っているときに痛い(普通の生活はある程度できるのでしょう。バレエやっているんだから、普通の生活ができない痛みではないと思われる)   この記事では、習い事で治療に通わなければいけないようなケガをしていることと、治療だけでは痛みなく踊れるようになれない理由についてお話ししていきましょう。 バレエは痛いものではない 確かにね、バレエをはじめスポーツで体を使えば、ある程度の痛みが出るときがあります。 筋肉痛の痛みだったり、疲労が溜まってだるい、トウシューズが下ろしたてだから違和感がある、とかさ。 だけど、これらが週に3~4回、1回2時間のレッスンを受けているだけで「毎日」起こることはありません。   例えばバレエ学校に入ったばっかりで、いきなり毎日5時間、今までとは違うレベルで、違うジャンルのダンスも科目に入っているような、 踊る生活に体が馴染んでいなくて、痛いということはあるかもしれません。   プロになって毎日公演があるっていうときにも、振付の関係上、同じエリアを何度も使うから慢性の痛みが出ることがあります。   だけど、これらは小学生がバレエスタジオでやっているわけないんですよ。 成長期に体の回復が間に合わないくらいの練習量 偏った使い方で痛みが出る…

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DLSポッドキャスト epi355 愛ママの話

いつものポッドキャストとは少し雰囲気を変えて、今回は私の母の話をしてみようと思います。 娘がバレエを本気でやっている場合、親ができる事ってあまりないですよね。 お金は出すけど口は出さない、というサポートはとっても難しいんだろうなと、 今大人になって、バレエ学校でたくさんのダンサーと親ペアを見てきて感じます。     聞きたい人はこちらから   スクリプト みなさんこんにちは、DLSポッドキャストへようこそ、佐藤愛です。お元気ですか? DLSポッドキャストはプロの現場から健康なダンス生活を応援する情報サイト、ダンサーズライフサポートドットコムのブログ音声バージョンプラス ポッドキャストだけの裏話などを毎週金曜日にお送りしています。     このポッドキャストをリアルタイムで聞いてくださっている人たちはご存じのように今日は6月4日、実は私の誕生日です。 30になるのは楽しみだったのだけど、40になるのは怖いです。 年齢を重ねる事が怖いのではなくて、それは人間というか、この地球に住んでいる限り みんな同じ時間が流れていくので問題はないというか、逆らう必要はないだろうと思っているのだけど、 40になるのが怖い理由は、ちゃんと大人になった年齢で、私の業績っていうの? 今までやってきた事が形になっているか、社会の役に立っているか、 次世代の子たちにとってこういう大人になりたいよね、という背中を見せられているか? というところに自信がないからです。   結果だけを見ていても意味はないので、やることにフォーカスして一歩ずつ正しい方向に歩いていけば結果が隣をついて来てくれるとは思うんですが、 間違った方向に歩いているのかもしれない、と思うとね。 特に、会社に勤めているわけではない私にとって、DLSのCEOとして誰かの道しるべ通りに進んでいくことができない。 というか誰かが先に歩いてくれた道があるわけではないので、より一層不安にはなります。   そうそう、私は極度の方向音痴でもあります。 お店から出ると、どっちから歩いてきたのか分からなくなります。…

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