DLSポッドキャスト epi509 1人で成長できるのか?

私は一人でいることが大好きです。 でも私が成長を感じるのは、他の人と一緒にいる時です。 一人でも同じ作業ができたとしても、他の人との交流で新たな視点・考え方を知り、 自分の考えや世界から飛び出すことでしか得られない学ぶがあるはずです。 今回は、コース修了生からのメールを読みながら、成長には他者との交流が必要な理由を考えました。 Transcript 何を隠そう、一人でいるのが大好きな佐藤愛です。 仕事以外の趣味は 読書、編み物、裁縫など 好きな運動は 水泳、ハイキング、ランニングなど一人でやるもの。   なので、人と一緒にいると疲れますし、 コロナのロックダウンはそんなに苦になりませんでした。   とはいえ、私が「成長したな」と感じる時は いつも誰かと一緒にいる時です。   最近の話だったら、1月に参加したRADのカンファレンスや3月のJADMSの学会。 他の人の話を聞いたり、仕事内容を聞いたり、ディスカッションすると、 文字通り自分の中にはない視点で物事を考える事が出来ます。 たとえそれが反面教師でも。   そして、これはポッドキャストを聞いている皆さんにも聞きたい。 私の様に一人でいるのが好きだとしても、 1人でいる時の方がネガティブに考えません?   大勢で居る時の方が疲れたとしても 初めて会う人達と一緒にいる時の方が緊張するとしても ネガティブに考える時というのは1人で居る時の方が多いと思うのです。…

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さよなら2021年!ニューノーマルと成長

あまりブログらしい?ブログがないDLSですが、毎年最後のブログはさよならシリーズを書いています。 1年前のはとっておくけど、2年前以降は消されるので、DLSマニアしか知らないかもしれませんね。   ただのブログなので、ただのブログを読みたい方はどうぞ続きをスクロールしてくださいませ。 そうじゃない人は、安全で楽しい年末年始をお過ごしくださいね。 Previously on DLS… 海外のドラマでよく使われるフレーズですが、前回までのあらすじ、といったところでしょうか。 かるーく振り返ってみると。   2019年終わりに緊急入院もあったけど、無事手術が終わり ずーっと一緒に成長してきたバレエ学校を辞め、メルボルンで一番有名なパフォーマー専門のクリニックを辞めてDLS一本に絞ったところで、コロナの幕開け!   2020年は「フォーカス」をキーワードに今の私が出来るダンサーサポートを全うしてきました。 休校中のダンサー達のために、多くの無料ライブクラス、 コロナの影響を受けたダンサーやバレエ教師の人達が使えるスカラシップを作ってDLSのやるべき事にフォーカスしてきました。   2021年は「今まで通り」を打破すること。 来日セミナーのように期間限定の学びではなく、コンスタントに参加出来るボディコンサークル、 バレエ教師の皆さんが、代講を探さなくても勉強し続ける事が出来る月一勉強会。 家族で学ぶダンサーのケガシリーズと題して、ダンサーと保護者にケガと向き合う方法や安全に踊ることについてお話するなど、 今までDLSではやったことのない事にチャレンジし続けました。   引き続き多くのスカラシップを出していけたのも、いつもDLSを応援してくださっている皆さんがいたおかげです。 どうもありがとうございました。   →スカラシップ報告ページ 2021年に学んだこと:ニューノーマルと柔軟性 世界で一番長いロックダウンの街でもあったメルボルンでは、たくさんのニューノーマルが生まれていました。…

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レッスンVS睡眠時間 成長期ダンサーが気を付けたいこと

  ダンサーの卵サポートセッション、通称卵の日で絶対にくる質問でもあり、 スタンスやターンアウトWSでも大事だって伝えている「睡眠」。   だけど記事にはした事がなかったので、セミナー参加者の復習や、確認のため書いておこうと思いました。 (それと、前に#愛さんとティータイムで、私が8時間ねるよ、と言ったら驚かれたのもあって笑) 睡眠時間はどれだけ大事? 睡眠は大事ですよーっていうのは、信号無視しちゃいけませんよー的なもので みんな知っている事だと思うのね。   だけどさ、歩行者信号が点滅していて引き返す人がいないように…笑 睡眠ゼロ!はいなくても(=信号無視)睡眠削って、という人はいるよね。   でもね、ダンサー特に成長期ダンサーだったら絶対に大事な事だし、 もしかしたら週末のレッスンよりも大事かもしれないんです。   なぜか?というと レッスンを受けても、トレーニングをいくらやっても、睡眠中にしか筋繊維は修復されないから。 つまり寝る事で、 レッスンの効果を最大限にしてくれる レッスンで使った部分を強くしてくれる エクササイズで頑張った事を文字通り「身に付けてくれる」 わけでございます。   ね、大事でしょ? そして、身長が低くて悩んでいるダンサーたち、成長ホルモンが分泌されるのは夜なので、 ちゃんと寝ていなければ身長も伸びません。 身長が伸びないという事は、身長制限のあるバレエ団のオーディションが出来ない!って事です。 つまり、将来ダンサーとして不利になる可能性があるわけ。  …

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DLSポッドキャスト epi246 骨盤の成長 成長中の体を扱う人達へ

骨盤の成長についてのポッドキャスト。 たとえ有名ダンサーがやっていたストレッチでも、やって怪我した人が裏に何人いるか?わかりません。 怪我して舞台に立てないダンサー、手術が原因でリタイアしたダンサーについてなんて、 誰もリサーチしていないんですから。 自分を守るのは自分の知識です。   読みたい人はこちらから   聞きたい人はこちらから !!ポッドキャストの購読方法!!     DLSのYoutubeチャンネルには過去のポッドキャストだけでなく、ビデオブログやインタビューなども発信しています。 チャンネル登録をお忘れなく!  

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DLSポッドキャスト epi243 脳の成長から考えた積極的テクニック上達

バレエ上達に必要な「聞く力」を、脳科学的に考えてみた記事をピックアップしています。 柔軟性でもなければ、ジャンプ力や体力でもない。 聞く力がどうしてバレエダンサーに大切か、どうやったら育てられるのか?を知りたい人は聞いてみてね!   読みたい人はこちらから   聞きたい人はこちらから !!ポッドキャストの購読方法!!     DLSのYoutubeチャンネルには過去のポッドキャストだけでなく、ビデオブログやインタビューなども発信しています。 チャンネル登録をお忘れなく!  

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DLSポッドキャスト epi218 全員が必ず成長する!

今日のピックアップは全員が必ず成長する!と言う記事。 この記事を書くにあたってインスパイアされた元記事、サッカーの記事ですが、 是非みなさんも読んでみてください。 バレエでなくても世界を目指す、体を使う、 そして怪我のリスクがあるというところではサッカーもバレエもかなり似ていると思います。 どの世界でもプロをサポートするって同じコンセプトなのかもしれませんね。   読みたい人はこちらから   聞きたい人はこちらから !!ポッドキャストの購読方法!!     DLSのYoutubeチャンネルには過去のポッドキャストだけでなく、ビデオブログやインタビューなども発信しています。 チャンネル登録をお忘れなく!  

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成長痛についてダンサーが知っておきたい事

  成長痛。 よく聞かれる質問の一つなんですが、今まで記事にしていませんでした。 なぜか? それは、成長痛ってケガは存在しないからでございます!(今日1回目)ぎっくり腰とか、肉離れという「病名」がないように。   ではなんで成長痛が問題になるのか? セミナ―、特にダンサーの卵セッションではその話をたくさんするのですが、(だって成長期の子達をサポートするセミナーだからね) ブログとして記事にしておくことで、復習しやすくしておきます。   余談ですけど、 愛さんはなんでそんなに無料の記事を書くんですか?(同業者系) とか 記事で読んだことがある内容でした(セミナーフィードバック) とかをいただくことがあります。   知ってます。 敢えてやってます。   それは ダンサーの中にはセミナ―参加が出来ない人がいる事実(海外在住、ツアーでしょっちゅう地方にいる、ケガで動けないなど) と 知ってる、とやってるは根本的に違う と私は思っているからです。   プリエを知らない人は初心者でもいません。 バレエを知らない人でもプリエは知ってる人もいますよね? では、正しくできているか?と言われたら???   大金を払って海外のバレエ学校にいくのは知らない事を習うためでなく…

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全員が必ず成長する! ダンサーのケガ

  ほんのこの前まで、FBで10日間だけど特設グループをやっていたので 1週間ちょっとはかなりの時間をFB内で過ごしていました。   そこで流れてきた記事で「オシムの言葉で渡欧した日本人医師。最先端のスポーツ医学に触れた衝撃。」というものがありました。 最先端のスポーツ医学、という言葉に惹かれてさっそくクリック。 だからさ、SNSにいるとちょっとチェック…が1,2時間になるんだよね・・・笑   最初のページから超!がつくほどのいいメッセージがあったので抜粋してDLS流に読んでみます。 怪我を押して試合に出場し、未来を絶たれた若い才能 この記事全体を読んで、ストンと腑に落ちたことがあったんです。 なんで、DLSのメッセージが浸透しないのか。 あ、日本でもお金の入るサッカー業界でさえこんなに遅れていたら、バレエ界はもっと遅れてる。 だから、「愛さんの言っている事は分かるけど、そんなにうまくはいかないんですよ」と言われるのか。   その代償になっているのは若い、才能のある子達。 サッカーも、バレエも子供たちの憧れ!という位置にある職業なので、大勢の子供たちが習っていますね。 だからね、替え玉がたくさんいるのよ。 だから予防なんて考えなくてもいいんじゃないって思われるのでしょう。   少なくとも、バレエ界(世界中でも!)はそのような感じ。 日本の選手は治してもらうという受け身の意識が強い 本当にそう。 でも、治療家も痛い、痛くない、で判断すると思う。 だから、 痛い=じゃ、踊るなよ。 痛くない=じゃレッスンに戻れば? となる。   んで、踊りに戻ると痛いからさ、…

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