教師のためのバレエ解剖学講座モジュール3

0152_エクササイズDay2

モジュール3では、肋骨、呼吸、肩関節から首回りなど、エポールマンやポーデブラで必要な部分を研究していきます。

ダンサーの上半身はケガのリスクは少ないものの、ダンサーの表現力を育てるためには非常に大事になる部分
首のリキみや肘や指先が突っ張るなど、ダンサーのへんな癖がどこから来るのか?も考えていきます。

 

ターンアウトやつま先、膝ばかりを注意しがちな先生たちはもちろん、

年齢の幼い子達や、初心者大人クラスを担当している先生たちは必ず知っておきたい、段階を踏んだ上半身のレッスンについて

解剖学と共に勉強していきましょう!

何が学べますか?

頸椎の構造とレッスンでよくみられる首の問題について
胸椎と姿勢、表現の関係
肩の構造と「正しい」肩の位置について
レッスン内でエポールマンとポーデブラを向上させるためのレッスンプランと着目点

詳細&対象者

対象者:

  • バレエの先生、助教
  • 高校生以上の解剖学に興味のあるダンサー
  • ダンサーをサポートする治療家、トレーナー、新体操やコンテなど他ジャンルの先生
  • 上手になりたい大人バレエトレーニー
  • 日にち&時間:

    3月6日
    10:00-13:00
    終了しました
    場所:

    スタジオ アッシュ
    〒150-0013
    東京都渋谷区恵比寿2-17-22
    受講料:

    19,000円
    ☆ボーナス☆

    復習&応用に使える
    ルティレ上達レッスンプラン+デベロッペ指導レッスンプラン
    ☆ボーナス☆

    当日勉強したことを、すぐに指導に還元できる!
    印刷して使えるモジュール3レッスンプランシート

    より深い理解の為、モジュール3を受講する前にモジュール1&2の受講を強くお勧めします。

    ただし、既に大学等で解剖学を勉強されている方など、解剖学知識に自信がある方は自己責任でモジュール3のみの受講をどうぞ。

    誰向けのセミナーですか?

    より安全なレッスンを提供するために、バレエに特化した解剖学を知りたいバレエ指導者
    自分の体を深く知り、先生の注意を深く理解したい高校生以上のダンサー
    将来、バレエの先生も視野に入れている現役ダンサー
    バレエの動きやスタジオで使われる注意を解剖学的に理解したい治療家・トレーナー

    参加者の声

    モジュール1と2の大切さを再実感しました。
    鎖骨は今まであまり着目しておらず、漠然と「肩」とあいまいに生徒の身体の肩のあたりを見ていたことに気付かされました。そして、エクササイズ指導をバレエ教師はせずに、しっかりバレエレッスンの中で工夫することを再度肝に銘じます。

    鎖骨の注意、その視点が抜けていて、さっそくその日の午後のクラスで使ってみたところ、生徒のポーデブラが改善されたので、よかったです。繰り返し伝えていくことの大切さも改めて感じました。
    3回言って直らなければ教師に原因がある、という言葉を胸に刻んで、頑張りたいと思います。

    誰には向かないセミナーですか?

    解剖学初心者で、モジュール1&2は未受講の方
    何十年も指導してきたし、今さら勉強することなんてないと(密かに)思っている方
    〇〇先生が受講したから私もやっておかないと話についていけない、というような動機の方
    講座を受講したらこの先1か月食事ができないくらい経済的に困っている方

    参加者の声

    生徒さんの身体をどのように見るのか、解剖学的な知識を指導の中でどのように活かすのか、指導の時に注意しなくてはいけないことなどについての愛さんのお話がとても響くセミナーでした。
    また、愛さんの解剖学的な説明がとてもシンプルで易しい言葉に感じ、自分を省みてハッとさせられました。
    以前、何かで愛さんが「小学生でも分かる表現」と仰っていたことを自分もできるようにがんばります!

    FAQ

    モジュール3はモジュール1&2の上に成り立っています。

    よって、1&2を勉強していなければモジュール3の受講はおすすめしません。
    (ただし、治療家の方ですでに解剖学を勉強されている方の場合は、ご自身の判断の上ご参加頂けます)

    *ライブラリやボディコンサークル等レギュラークラスを受講されている方々がいるため、2024年よりモジュール1&2のリピート受講は不要となりました。

    もちろん!

    指導を始める前に指導について勉強するのが一番理想的な形です。先輩指導者の悩みや、レッスンについての考えも同時に学ぶことができると思います。
    指導解剖学を勉強することで自分の踊りも変わりますよ!

    バレエダンサーをクライアントにしている(したい)トレーナー、治療家の方も大歓迎!
    教師の悩みや、バレエの動きをより深く勉強することができると思います。

    指導者用の講座であることをご理解の上で、モジュール1&2の受講が完了している場合、お申込みが可能です。

    体だけでなく、頭からも安全なバレエを勉強したい方、先生の言っている事をより深く理解したい方や、安全なスタジオ選びの情報にもなると思います。
    ただし、お子さんの先生への意見や、保護者が家で何をしたらいいか?などの質問にお答えする事はできません。

    講師紹介

    佐藤 愛

    6歳よりバレエを始め、カナダのRoyal Winnipeg Ballet サマースクールを経て、The Australian Conservatoire of Balletにてクリスティン・ウォルシュ、リカード・エラに師事。

    Diploma of Danceを取得し、卒業後Victoria University にて本格的に解剖学、理学マッサージを学ぶ。National Pilates Trainingにてピラティスインストラクターとしての勉強も行い、オーストラリアバレエ団医学チームで研修を積んだ。

    母校であるACBでは政府認定コースの一部として10年以上ダンス解剖学とフィットネスの講師を担当する傍ら、バレエ学校専属セラピストとして生徒の治療やリハビリに携わってきた。国際ダンス医科学学会(IADMS)会員。

    ダンサーの為の情報サイト、Dancer’s Life Support.Com創立者。「バレエの立ち方できてますか?」「ターンアウトできてますか?」「プリエ使えてますか?」「バレエの上半身使えてますか?」著者。2019年クララ7月号よりスタートした「解剖学で分かるバレエの体の使い方」1年連載を担当、新書館「解剖学バレエレッスン」監修著者。