DLS公認スタンスインストラクターコース

5期生お申込みは2025年5月より行われます
”Happy Dancing” を信条に掲げ、ダンサーが生涯踊り続けられる身体と心を育むサポートをするインストラクター養成コースです。
このコースでは、バレエの基礎である「立ち方(スタンス)」を育てるエクササイズを解剖学、運動生理学、トレーニング理論や、ダンス医学リサーチなどのエビデンスと共に勉強することで、ダンサーに特化したエクササイズが提供できるようになります。
ケガ予防とテクニック上達のためのエクササイズを指導できるようになるだけでなく、生徒に寄り添った言葉の選び方やスタジオ内の安全を守る方法、医療チームやバレエ教師、保護者と共にチームとなってダンサーをサポートする方法を身につけることができます。
著書売上累計4万部以上、豪州バレエ学校にて専属セラピスト、解剖学・フィットネス講師として経験を重ね、Dancer’s Life Supportの創立者である佐藤愛(通称 鬼の愛)と一緒に、生徒の安全と将来の健康を第一に考えるのが当たり前なダンス界を作っていきたい仲間、エビデンス(科学的根拠)と共に、自信をもって生徒たちを指導したい先生をお待ちしております!
何が学べますか?
何が学べませんか?
先輩小鬼の声
愛さん、インストラクターコースの中で繰り返し勉強をする大切さと、その意味を教えてくださり、本当にありがとうございました。
ケガの為に辛い思いをしたり、痛みがある事が当たり前にならない、そしてバレエを続けた先に辿り着ける職業はダンサーや指導者だけではなく、実は幅広い選択肢がある事をスタジオ生には伝えて行きたい と思います。
実際に側弯で少し腰痛持ちの大人生徒さん・急に身長が伸びた為、体のバランスが崩れ側弯気味になった小学6年生の生徒がおりましたが、エクササイズクラスにより、立ち方と踊り方が改善されました。 本人は踊りやすくなった!と嬉しそうです。
まだ細々パーソナルセッションをスタジオ内で始めている状態ですが、その少しの時間の中でも、エクササイズのみの独立した個別時間をつくることで、こんなに理解が変わるのか!という実感と、愛さんのエクササイズの偉大さをあらためて実感しています。
エクササイズに工夫と愛が詰まっている!と生徒さんと向き合いながら一人笑顔がもれたりしています。
あれもこれも取り組みたくなってしまいますが、各セッションの軸からぶれずに生徒さんが充実した時間を送れるように努めます。
誰向けのコースですか?
*18歳以上について
平日に授業、試験等があるため、学生はスケジュール的に参加出来ないと判断しておりますが、夜間学校、通信教育等昼間の学校スケジュールがない学生はご参加いただけます。
誰には向かないコースですか?
先輩小鬼の声
インストラクターコースに入るまで、周りに漂うたくさんの情報の中で一体何が正しくて何が間違っているのか(何は曖昧でいいのかも)わからず、ずっとモヤモヤとしていましたが、一気に晴れて視界が広がりました。
今までは絶対に進もうとしなかった方へも、進む勇気が持てました。まだ知らないことの方が多いですが、これから先はモヤモヤの中でも切り拓く方法がわかり、一緒に進んでくれ導いてくれる仲間と出会う事ができました。新しい事・知らない事と出会うのが楽しみです。
愛さんの下で学ぶことを選んで本当によかったです。
このコースを終了させることができたら私の中に良い変化があるに違いない、と常に先の自分への期待感がありました。 「継続は力なり」という言葉が、愛さんを見ていると頭に浮かびます。続ける難しさに何度となくつまづいて来た私には眩しい存在です。
でも愛さんのすごいところは、“小鬼たちがつまづくなら何が良くなくて、どうすればそこを越えられるか”まで言及して、私たち自身が考えて自分に必要なスキルを持つところまで面倒を見てくださったところです。 そこまでやって指導者としての役割を果たせるんだなと学びました。
まさしく指導者としての自分が信じられず、藁にもすがる気持ちでコースを受講しましたが、私が掴んだものは藁ではなくて「命綱」でした。このコースでの学びが土台となり、自分のなりたい姿が見えて来ています。感謝でいっぱいです。
FAQ
私たち、DLS公認スタンスインストラクターは、エビデンスをベースにダンサーをサポートする事を目的としています。
よって、クライアントをケガさせるような行為は絶対に行いません(First No Harm) 。
また、目下のゴールだけでなく、長期的な目線でケガ無く、長く踊り続けられるようにサポートします(Happy Dancing)。
以下の言動、指導をしている方は参加できません。
自身が指導していない場合でも、以下の言動、指導をしているスタジオに属している場合は同様とみなします。
コース中、修了後に信条に反する言動が見られた場合、DLSは参加者をコースから追放、資格はく奪、必要に応じて名誉棄損の賠償を求める権限を持ちます。
- 無理やり行うストレッチや解剖学的に不可能な角度での柔軟体操
- エビデンスのない”根性”トレーニング
- ダイエットや体型、身長、体重に関するコメント(摂食障害専門家を除く)
- 12歳未満のトウシューズ許可、ポワント指導
- レッスン前にウォームアップではなく静的ストレッチを強制・推奨
コースを修了するためには以下の3つがクリア出来る必要があります。
- 試験日など、ライブ参加必須の授業にリアルタイムで参加すること
- すべての筆記試験、実技試験にて70%以上の点数をとること
- すべてのアセスメントを提出し、70%以上の点数をとること
全ての授業にリアルタイムで参加する必要はありません。
筆記試験や実技試験は1度のみ、再試験を受講する事が出来ます。
アセスメント提出後、1度のみアドバイスを受けて変更するチャンスがあります。
コース信条&ルールを守れる方なら、指導経験のない人でも受講できます。
確かに経験があった方が有利な科目もありますが、現役ダンサーであれば、同じ立場での気持ちや悩みが分かるというメリットがあるということもお
忘れなく。
実際に先輩小鬼の中にはバレエ学校生徒、現役ダンサーがいました。
このコースは指導者養成コースとなります。
自分のためにエクササイズを勉強したい人はボディコンサークルやエクスプレス、そして来日セミナーをおススメします。
ダンサーにとって親が先生になってしまうと様々な問題が浮上します。
ご自身が今後指導者を目指しておらず、お子さんのためだけに勉強したいのであれば、このコースは向きません。
お手本を見せなければいけないバレエレッスンよりも、言葉で説明できるエクササイズクラスの方が体には優しいですし、年齢のせいで知識や筋肉量向上ができなくなることはありません。エクササイズ指導ができるように勉強する場所なので大丈夫!
ただし、慣れていない分野であれば、既にエクササイズ指導している人達よりも習得に時間がかかるのは当たり前。その分努力は必要です。最近動いていないならば、自分の体のためにもしっかりと練習時間をとってくださいね。
コース自体はクラシックバレエの体の使い方をベースに説明していますが、全てのダンスの基礎はクラシックバレエにあると言われる以上、他のジャンルでもダンサーを指導するための内容が詰め込まれてはいます。解剖学やエクササイズ理論は全ての人間に当てはまりますから。
実際に先輩小鬼の中には、コンテ、モダン、ジャズなど違うジャンルのダンスや、チアの指導者もいました。
その代わり、ダンス経験のない一般人「だけ」へのエクササイズクラスを考えている人にはこのコースは向きません。
タブレットでも構いませんが、オンラインクラス受講やアセスメント提出などが行われるため、ネット環境のある画面の大きめなデバイスが必要です。
パソコン初心者の場合、コース中のITサポートはありますが、足りない部分が分かっているなら自身の努力が必要かとは思いますが、
コースを通じてパソコンも使えるようになった!生徒達に配る資料作成やSNS投稿も作れるようになった!という先輩小鬼たちもたくさんいます。
練習しないと、上手にならない。
これはエクササイズやバレエだけではないですよね。
「バレエの立ち方できてますか?」「ターンアウトできてますか?」の知識は基本ベースラインです。熟読しておいてください。
バレエの指導法を学ぶ時に、バレエレッスンを受けたことがない人は参加しませんよね?それと同じように、エクササイズの指導法を学ぶコースのため、エクササイズ「をする」コースではありません。エクササイズクラスの良さが分かっているからこそ、コースを学びたいと思ってくださっていると思いますが、ご自身が指導する内容(エクササイズ)への経験が少ない場合、コースと共にボディコンサークルや、先輩小鬼たちのクラスを受講するなどして、経験値をアップしておいてくださいね。
試験やアセスメントは70%以上の点数でパスとなります。
試験に落ちた場合、筆記試験は再試験、アセスメントは再提出となり、再チャレンジ(1度のみ可能)はコース費用に含まれます。実技試験の場合は後日特別に実技試験を行います。
今までどれだけ勉強してきたか? コース中、どれだけ深く勉強していきたいか? 理解力や集中力、過去に勉強してきた資格内容などによって、学びにかかる時間は大幅に変わります。
ただし最低限、
- 授業のある毎週火曜日の午前中9時から12時あたりまでは勉強時間
- 週に1度はエクササイズ指導やボディ(生徒役)の練習をする時間
- 試験、アセスメント準備時間
は必要です。
もちろん、勉強や練習をすればするほど、自分そして、将来の生徒のためにはなりますけどね。
コース修了の条件にあるとおり、どんな事情でも参加必須の授業に出られなかった場合は、コースを修了することが出来ませんが、状況*によっては次期と共にオフラインクラスと実技試験への参加が可能です(コース差額や事務手数料など別途料金がかかる可能性があります)。
*スケジュールをご覧いただいてからお申込みしていただいているため、職場の規則や代講が見つからなかった、などの個人的理由でオフラインクラスや実技試験に参加できない場合、コースを修了することはできません。
<注意>
世界情勢や地震や台風などにより参加者の安全が確保できない場合、オフラインクラスや実技試験が延期される可能性があります。
<休止の場合>
病気、ケガ、ご家族の不幸などでコースを休まなければいけない場合、次期メンバーと共に再スタートすることができます。
この場合、再度コース費用をお支払いいただく必要はなく、既に合格した教科の試験も飛ばせちゃいます。
(コースアップデートにより費用が変わった場合、差額を頂戴しますが)
<離脱の場合>
コース生はどのような理由でも、いつでもコース離脱手続きを行うことができます。但しその場合返金はございません。
インストラクターコース信条に反した行動や、そのほか規約違反が見られた場合、DLSは参加者をコースから追放、資格はく奪の権限を持ちます。
コースを無事修了することができると、「DLS公認スタンスインストラクター」メンバーになることが出来ます(コース費用の中に、2年分のメンバーシップが含まれます)。
メンバーは、今後行われるインストラクターコースの全てに無料参加することができ、必要な時に復習したり、最新情報を手に入れることが出来ます。
メンバーだけが参加出来る無料勉強会やイベント、卒業生サポート用補助輪クラブや、メンバーだけが招待される小鬼合宿、来日セミナーへの先行予約や他ではオファーしていない佐藤愛スタジオ訪問や、メールでの進路相談など…
ダンサーをサポートする小鬼たちを支えられるような様々なサポートが準備されていますので、ご心配なく!

先輩小鬼の声
「母ちゃん」の、指導者としての姿に感銘を受けました。自分もこうありたい!と思う指導者像の1つの金字塔であります。
愛さんから感じる情熱、覚悟、愛情などのエネルギーは怖いぐらい大きくて、コースを進むことに全く迷いはありませんでした。このコースを終了させることができたら私の中に良い変化があるに違いない、と常に先の自分への期待感もありました。
指導者としての自分が信じられず、藁にもすがる気持ちでコースを受講しましたが、私が掴んだものは藁ではなくて「命綱」でした。
このコースでの学びが土台となり、自分のなりたい姿が見えて来ています。感謝でいっぱいです。
勉強を続け、少しずつゴールに近づいていきますので、母ちゃん見ていてくださいね。
佐藤愛よりメッセージ
”Happy Dancing” を信条に掲げ、ダンサーが生涯踊り続けられる身体と心を育むサポートをするインストラクター養成コースです。
このコースでは、バレエの基礎である「立ち方(スタンス)」を育てるエクササイズを解剖学、運動生理学、トレーニング理論や、ダンス医学リサーチなどのエビデンスと共に勉強することで、ダンサーに特化したエクササイズが提供できるようになります。
ケガ予防とテクニック上達のためのエクササイズを指導できるようになるだけでなく、生徒に寄り添った言葉の選び方やスタジオ内の安全を守る方法、医療チームやバレエ教師、保護者と共にチームとなってダンサーをサポートする方法を身につけることができます。
著書売上累計4万部以上、豪州バレエ学校にて専属セラピスト、解剖学・フィットネス講師として経験を重ね、Dancer’s Life Supportの創立者である佐藤愛(通称 鬼の愛)と一緒に、生徒の安全と将来の健康を第一に考えるのが当たり前なダンス界を作っていきたい仲間、エビデンス(科学的根拠)と共に、自信をもって生徒たちを指導したい先生をお待ちしております!
佐藤愛 経歴

AKA鬼の母ちゃんとは誰なのか?
6歳よりバレエを始め、カナダのRoyal Winnipeg Ballet サマースクールを経て、The Australian Conservatoire of Balletにてクリスティン・ウォルシュ、リカード・エラに師事。
Diploma of Danceを取得し、卒業後Victoria University にて本格的に解剖学、理学マッサージを学ぶ。National Pilates Trainingにてピラティスインストラクターとしての勉強も行い、オーストラリアバレエ団医学チームで研修を積んだ。
母校であるACBでは政府認定コースの一部として10年以上ダンス解剖学とフィットネスの講師を担当する傍ら、バレエ学校専属セラピストとして生徒の治療やリハビリに携わってきた。国際ダンス医科学学会(IADMS)会員。
ダンサーのための情報サイト、Dancer’s Life Support.Com創立者。「バレエの立ち方できてますか?」「ターンアウトできてますか?」「プリエ使えてますか?」「バレエの上半身使えてますか?」著者。2019年クララ7月号よりスタートした「解剖学で分かるバレエの体の使い方」1年連載を担当、新書館「解剖学バレエレッスン」監修著者。