DLSのインスタをフォローしてくれている人、youtubeに登録してくれている人、ポッドキャストを聞いている人はすでに見た(聞いた?)かもしれませんが、
ふみさんに質問をしたミニシリーズ(計7つ)をアップしていました。
このブログではそのビデオをご紹介しつつ、Key takeaway、重要なポイントをご紹介していきます。
既にいろいろなところでアップしてるじゃん!って私も思いましたよ笑
だけど12月いっぱい行っていた愛さん駄目だしアンケートの結果によると、SNSでフォローしているものは人それぞれで、年齢層によっても大きく違いがある。
特にふみさんの話、ダンサーの「踊れる体をつくる」食事の話って日本ではほかにないので、色々なところでシェアさせてもらっています。
DLSをストーカーしている人にとってはウザいかもしれないけど、難病指定で、ダンサーは普通の人の2-10倍なりやすい摂食障害を少しでも予防できるならば、
つまりHappy Dancingにつなげられるならウザい事もやります。ご了承ください。
もう私は読んだよ(聞いたよ、みたよ)という人はぜひシェアしてもらえると多くの人達に情報を届ける事ができます。
よろしくお願いいたします♡
ダンサーにとって大事な情報がたくさん詰まったふみさんのサイト、DDDはこちら
DLSのインスタはこちら
ダンサーが摂食障害になりやすい理由
ふみさんからのKey Takeaway
- ダンサーの摂食障害率は一般人より2-10倍高い
- 摂食障害とは遺伝、性格、環境の3要素が複雑に絡み合って発症する
- 摂食障害になりやすい性格の一部…完璧主義、白黒思考、ルールに従うのが好き、自分より他人を優先、自分に厳しいetc
- 痩せを崇拝する社会や周りの人に囲まれている環境も問題
- いいダンサーほど摂食障害になりやすい性格を持っているが、性格を変える必要があるわけではない
- 摂食障害について理解し、どうやって予防するかの知識を持つのが大事。
- 摂食障害は長引くと5-10年治療にかかるので、なった場合は早く対処する意識をもって。
愛さん編集後記
- 摂食障害って何か?を知らないダンサーは多く、ダンサーの間で知識が圧倒的に足りない!
- ダンサーの摂食障害率が高い=バレエ教師も摂食障害&問題がある人が多くなるので、指導者の勉強も大事。
- バレエだけでなく、日本(アジア)の痩せている=美しい、という環境はかなり危険
- 残念ながら専門家がとっても少なく、下手に栄養士に診てもらうとひどくなるケースも見ました。
痩せているとダンサーのケガは減る?
ふみさんからのKey Takeaway
- ジャンプの衝撃を吸収してくれるのは正しいテクニックと筋力。
- 筋力はトレーニングだけでなく、食生活や習慣で変わってくる。
- いくら痩せていても筋力がなく、テクニックが酷ければジャンプの度に衝撃は大きくなる。
- 太っていてもテクニックが正しく、きちんと筋力をつけていれば衝撃は和らぐ。
- 知識不足と偏見からくる言葉
愛さん編集後記
- 私も怪我した時に、原因の一つは体重のせいだと言われた経験がある。
- トレーニングすると筋肉ムキムキになってしまう、と怖がっている子がいるのも事実
- トレーニング=ストレッチだと思っているダンサーも未だにいる
- ダンサーのケガ、トレーニング(エクササイズ)、食事への知識を提供し続けないと、偏見が変わらないんだろうな
バレエ教師のための栄養セミナーで学べること
ふみさんからのKey Takeaway
- 凄く基礎的な食事から体のケアについて
- 子供から大人まで、ダンサーによく見られる食事や栄養の問題について
- ボディイメージとクラス、スタジオでの言葉の選び方、会話の仕方
- 思春期ダンサーの体の変化と対応の仕方
- ダンサーの摂食問題と摂食障害について
愛さん編集後記
私が実際に学んだことはこちらのブログにまとめてありますが、2回受けて毎回新しい発見があります。
自分が摂食障害だったことを知らなかったため、気づかなかった事や指導者としての言葉のチョイスなど、明日からすぐにスタジオで使える事がいっぱい。
DDDダンサーの食事セミナーで学べること
ふみさんからのKey Takeaway
- 2019年版から大幅にアップデート!
- ダンサーの食事に必要な事
- 生理や体の変化(第二次性徴)について
- 生理に合わせたエネルギー補給の仕方
- 摂食問題や摂食障害の予防法&治療法
愛さん編集後記
- 私が受けたい!(受ける笑)
- 生理周期によって有酸素運動がいいときと筋力トレーニングがいいときがあるなんて知らなかった…
友達が摂食障害の場合どうしたらいい?
ふみさんからのKey Takeaway
- 摂食障害を専門に診ている人が少ないため、治療が先延ばしになることが多い
- 体重、体型、見た目についての会話は絶対ダメ
- DDDサイトの無料リソースセンターから情報をゲットできます
愛さん編集後記
- 摂食問題を勉強した人からすると危険だとわかるけれど、本人の自覚がないことが多い(私もそうだった)
- ダンサーが相手の事を思ってかけた言葉が、逆効果になることが多いのはバレエ学校でも見ました。
- バレエのケガみたいに、ダンサーの摂食問題、障害は皆が知っておきたい事だと感じます。治療家・トレーナーも。
ジャンクフードばかり食べる生徒への対応
ふみさんからのKey Takeaway
- 先生が言う、言わないと関係なく食事に対して正しい知識が必要
- 思春期であれば子供と話し合う事が出来るが、幼い子供の場合両親の手助けが必要
- 食生活は一昼夜で変わるものではないので、長期戦だと理解した上で変化をつけて。
愛さん編集後記
- 留学生(10代後半)でも健康な食事について知っているダンサーが少ないのはバレエ学校で感じる。
- 食事は親の影響が大きいので、家族ぐるみ、コミュニティーぐるみで勉強が必要だなって思います。
- バレエ留学生の外食はほぼ、ほかのダンサー達なので、難しさも倍増…
先生に痩せろと言われた時の対処法
ふみさんからのKey Takeaway
- 考える力があればどんどん伸びていく。
- 痩せなさいという人は信用するな。
- ダンサーとしての素質は痩せてる、痩せていないに関係ない。
- ダイエットしたところで損するのはダンサー自身で、先生ではない。
- 理由があってもダイエットは安全にはならない。
愛さん編集後記
ダイエットはダメだよ、危険だよ、というのはある意味簡単だと感じます。
ストレッチは危険だよ、ダメだよ、というのと同じで。
理由もあるし、リサーチもあるし、エビデンスもある。
ただ、ダンサーが先生に「痩せなさい」と言われたらどうするのか。先生に「ストレッチしなさい(柔軟性が足りない)」と言われたらどうするのか。
ビデオでふみさんが言っていたように「その先生が言いたいことを解釈して、自分を高みにもってくるために」何ができるか?を勉強しておく必要がダンサー、特にプロを目指している子達にはあると思います。
Happy Dancing!