DLSポッドキャスト epi538 一緒に今年を振り返ろう

今年の手帳選びに始まり、1年を振り返るリフレクションまでお話しました。

佐藤愛が今年の目標をどう生かし、次の年をどのようにスタートするのかをリアルタイムで共有します。

DLSの舞台裏や個人的な学び、そして来年のゴール設定のヒントもたっぷり公開しましたよ。

充実した1年を目指すあなたにぴったりの内容です。ぜひお聴きください!

Transcript

毎年購入している手帳が、今年はデザイン変更になっていてすごくガッカリした佐藤愛です。

 

いつも同じ形の手帳を使って4年経ちました。

別に特別なブランドではなく、オーストラリアに来たことがある人なら知っている

reject shopという安物チェーン店で購入しているもの。

 

その前までは、高いものから、流行りのものまで、様々な手帳を使ってきましたが、

バーチカルで1週間見開きになるA5サイズのものが一番使いやすく

何年も色違いを使ってきました。

 

でもね、今年はお店に並んでいなかったの!

他のスタイルはたくさんあるんだけど、いつもの子はいなかったんです。

 

ネットで色々と探し回った結果、

無印良品のバーチカルに落ち着きました。

 

そう、オーストラリアにも無印良品があるんですよ。

ローマ字でmujiと書いてあるだけだけど。

そして、日本の無印良品よりも値段が高いです。

 

これだったら、9月に日本に帰った時に

100均で買って来ればよかった!と憤っておりましたが、

手に入らないものは仕方ない。

渋々、2025年は無印良品の手帳を使っていこうと思います。

 

結局手帳は手帳。

デザインが変わろうが、サイズが少し変わろうが

機能に大きく影響しないでしょう。

 

もしかしたら、1年後には新しい手帳が好きになり、

毎年無印良品で買うようになるかもしれません。

 

4年間慣れてきたから、といって

不慣れな手帳が格下なわけではないですもの。

慣れていないだけで。

 

もちろん、今日のポッドキャストは手帳についてをずーっと語る予定ではありません。

12月のポッドキャストでは、私がいつも行っている年末リフレクション来年のゴール設定

リアルタイムに行っていきたいと思っています。

 

今まで、リフレクションやゴール設定をしたことがない人はもちろん、

DLSの裏で、私がどんなことを考えて、どんな準備をしているか

舞台裏の様子を聞くのが楽しいという人もいると思うので、

このテーマを選んでみました。

 

私も、他のビジネスオーナーや、ダンサー達の裏話、

日常生活の話などを聞くのが大好きです。

 

仲良くなかったら、そんなプライベートな話をお茶しながらお話することがないけど、

ポッドキャストや本、YouTubeだったら見ることが出来るよね。

 

なので、時々DLSのインスタアカウントでは

「愛さんについていこう」というハッシュタグの日常生活の切り取りをお届けしています。

 

でも、それは、やっていること。

行動の前に考え、計画、意思があるので、

今月のポッドキャストは脳みその中身をシェアしたいと思います。

 

過去から学ぶ=リフレクション

さて、12月に入ったら絶対にやらなければいけないこと。

それは今年1年の振り返りです。

 

とはいえ、私はこのポッドキャストを11月上旬に準備しています。

これから来日セミナーとインストラクターコースの準備がラストスパートなので、

早めに必要な作業を行っているというスケジュール的な理由と、

時間をかけて、リフレクションをして、学んだポイントを考える必要があるから

11月にスタートすることが多いですね。

 

今年のポッドキャストは1月5日のエピソード490から始まりました。

そこでお話している今年の抱負というか、テーマは

fruitful、「実りある一年にすること」でした。

 

そして、実りある1年にするためには、種をまかなければいけないし、

種が実になるまでは時間がかかると理解する必要があります。

土を耕す必要もあるし、水をあげる必要もある。

つまり、結果が目に見えるまで、長い時間とお世話が必要だってこと。

今年の終わりには、フルーツが手に取れたらいいなぁと思っていました。

 

リフレクションをしながら気づいた問題は、

ゴールを決めたし、時間がかかるという理解はしたし、

カンファレンスに行ったり、新しい人達と出会ったり

通年と異なるマーケティングプランを取り入れたりと行動は起こしてきたんだけど、

具体的にどういうフルーツが欲しいか、いくつ欲しいかを決めていなかったこと。

 

ゴールが明確でないと、

自分がどれだけ前に進んできたのかが見えないんですよね。

 

そして、どれだけ進んできたのかが見えなかったら、

上手くいったのは何か、上手くいかなかったのは何かが見えません。

 

ビジネス的には、様々な事を達成できました。

 

  • DLS公認スタンスインストラクターは過去最大の小鬼たちが日々ダンサーをサポート出来るインストラクターになれるように頑張っています。
  • 来日セミナーも、コロナ後初の地方セミナーを無事にこなすことが出来ました。
  • 初となるアドバンストコース、スタンスインストラクターコースの続きを行うことができ、何名かアドバンスドインストラクターも育ちましたし、改善点もたくさん見えました。
  • ライブラリには2つの新しいクラスが追加され、ダウンロードしてスタジオで使えるリソースも増やし、様々な無料セミナーアクセスを追加することで、バレエの先生たちがどこに住んでいても、お財布に優しく、勉強を続けられる場所を提供することが出来ました。
  • 数年ぶりに保護者セミナーを行うことも出来たし、
  • ここ最近では、スタジオ用地震対策リソースペーパーを無料で配布することで、より多くのスタジオの安全と健康をサポートすることが出来たと思っています。
  • DLS唯一のレギュラークラス、ボディコンシリーズも順調に進み、来年は新しい時間帯のクラスが追加されます。

 

もっと多くのダンサー達、先生たちに、

自分たちのキャリアを守ることが出来る場所を提供することができるとワクワクしているところです。

 

さっきもちらっとお話したけど、

自分の為の勉強に力を入れられたのもプラスポイントです。

 

今まで参加したことがない学会に行ったり、

同じエリアで働いている人達に自分から声をかけたり、

勉強しているコースにいる人達とご飯に行ったり。

 

いつもだったら、「忙しいから」「今のプロジェクトに関係ないから」と断るようなイベントに足を伸ばし、

自分のコンフォートゾーンから飛び出せるように意識してきました。

 

自分の苦手部分と向き合って、個人セッションを先生に頼んだし、

計画していた3か月に1度のホリディも行ったし、

父の70歳を家族とお祝いする事も出来たし。

 

ポッドキャストでもそうですが、お届けしている全てのクラスで、

エビデンスのあるもの、リサーチのされているものをお届けするように努力してきました。

そのため、たくさんの論文も読んできました

 

でも!

果たしてこれは、自分のゴールだった「実りある1年」が成功したという証拠だったんだろうか?

その答えは、残念ながら「分かりません」です。

だって、最初に決めていなかったから。

 

ゴールを達成するためには具体性が必要

「SMART」ゴールというゴール設定方法があります。

 

  1. Specific、具体的である
  2. Measurable、測定が可能
  3. Achievable、達成が可能
  4. Relevant、自分がやりたいこと、方向性に関連がある
  5. Time-bound、締め切りがある

という言葉の頭文字をとったものなんですが、

2024年の私のゴールを当てはめてみてみましょうか。

 

  1. 具体性:先ほどお話したように、ここが足りませんでした。
  2. 測定:具体性に欠けているので、何を測定するのか分かりませんでした。
  3. 達成が可能:具体性が欠けているので、12月に入って達成したのかを確認することが出来ませんでした。
  4. 自分がやりたいこと、方向性に関連がある:あると思いますが、具体性が欠けているのでやっぱりここもよく分かりません。
  5. 締切りがある:これはありましたね。1年のゴールだったので2024年12月31日までとなります。

 

ちなみに、最近話を聞いた心理学者によると、

達成が不可能なゴールの方が良いみたいですし、私も同感です。

あくまでもSMARTゴールというのは、ビジネスとか、お仕事、タスクの中で使われる考えなので、

1年の抱負とか、将来の夢のように、大きなものには使えないかもしれません。

 

ただ、SMARTゴールを知っておくとバレエの先生は便利だと思いますよ。

発表会、おさらい会など、イベントでは使えるので。

 

ゴール達成が出来なかったからって、失敗じゃない

2024年の私のゴールは「実りある1年」でした。

ただ、ゴールに具体性が足りなかったため、

現時点ではそれが達成できたかどうか「分からない」と答えました。

 

でもそれは、

  • 2024年が失敗だった
  • ゴールが達成出来なかったから、ダメな経営者だ

ということではありません。

 

さっき挙げたように、たっぷり良かった点もあるんですから。

ゴールを達成できなくても、実りある1年を送ることができます。

ゴールに手が届かなくても、ゴールに近づくことが出来ます。

できたか、出来なかったか、という2択ではなく、

成長したか成長しなかったか、という2択は出来ます。

そして1㎝でも成長だし、1メートルでも成長です。

だからこそ、具体的なゴールが必要で、それを今年のリフレクションで学んだだけ。

ということで、今週の宿題です。

今年を振り返り、

  • ゴールはなんだったか
  • ゴールを達成したか
  • ゴールとは関係なくても、この1年どれくらい成長したか、何をやってきたか

を書き出してください。

 

そして、来週のエピソードではその続き。

今年の学びを生かし、来年のゴールを考えていきましょう

 

エピソードを終わらせる前に、お知らせです。

毎年恒例になっている、DLSからのクリスマスプレゼント

「スタジオで配れる今年を振り返るリフレクションシート」を、

12月1日のメルマガでお届けしましたが、ダウンロードして頂けましたか?

 

今年は、子供用だけでなく、大人用も作ってみました。

小学生たちは子供用、中学生以上から先生たちは、大人用をやってみてください。

 

今月のエピソードとの繋がりも強いですが、

ダウンロード資料からは、バレエレッスンに特化したリフレクションが出来ます。

12月のレッスンで使ってくださいね!

 

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リフレクションシートを手に入れてくださいね!

 

Happy Dancing!

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