先週の膝の伸びない問題に続き、今回はつま先が伸びない問題に焦点を当てています。
「〜が伸びない」というお悩みはダンサーからよく聞きます。
タンジュとつま先など、特にレッスン中にダンサーが
つま先を伸ばすために必要な要素について掘り下げました。
ダンサーのつま先について、いつもと違った目線で考えるヒントになっていたら嬉しいです。
Transcript
みなさんこんにちは、DLSポッドキャストへようこそ、佐藤愛です。お元気ですか?
ダンサーズライフサポート、通称DLSは”生徒の安全と将来の健康を第一に考えるレッスンを「当たり前」に。”を合言葉に、
元オーストラリアの政府認定バレエ学校専属セラピスト兼、セミプロフェッショナルレベルのダンサー向けエクササイズ、解剖学とケガ予防のクラスの講師を担当してきた佐藤愛が、
大好きなバレエを心ゆくまで続けたいダンサー、バレエの先生へ情報をお届けしています。
先週は膝が伸びない問題についてお話しましたが、
今日のポッドキャストでは、つま先が伸びない問題をカバーしていきたいと思います。
伸びない系の質問が多いんだよねー
だから皆ストレッチするんだよねー
今日のポッドキャストを聞いてくださったら、つま先を伸ばすために必要な要素が分かると思います。
では、本文です。
いかがでしたか?
最後にお話した
- つま先が伸びるようになってからタンジュする
のではなく
- タンジュを練習するからつま先が伸びるようになる
と言う順番を忘れてしまう人達が多いなって感じます。
- 体が柔らかくないとバレエは出来ない
- 甲が出ないとバレエは出来ない
- ターンアウト出来ないとバレエは出来ない。
みたいな感じ。
でも、一般人よりも体が柔らかく、
つま先の可動域と股関節の可動域が広くならなければいけない職業、習い事だとしたら、
それを練習する事=レッスンだよね?
数学出来なかったら、塾に行けません。
ではないでしょ?
数学が上手になりたくて、といういい方は変だけど、その部分を向上したくて
塾という環境に行くんだよね?
逆に、お家で数学が出来ちゃうんだったら、塾に通う必要がないじゃない。
もちろん、上手になりたいからお家で練習するのは大切だと思う。
バレエと並んで、習い事トップに入るピアノの練習を考えてみましょう。
ピアノレッスンで渡された課題曲を練習しません?
そう考えたら、自主練するんだったら、バーレッスンを練習する方が繋がらない?
だって、プロダンサーもバーレッスンしているんだから。
ということで、ダンサーからよく聞く悩みである、
つま先について、いつもと違った目線で考えるヒントになっていたら嬉しいです。
ダンサーに必要なテクニックと、体の構造を理解する教師のためのバレエ解剖学講座は、
4,5年ぶりに来日セミナーでやってきます。
申込はまだだけど、3月上旬に東京、3月下旬に札幌で行われるので、楽しみにしていてくださいね。
つま先について詳しく勉強するダンサーの足セミナーは、札幌のみで行われます。
私も4年ぶりに札幌に行くので、というか、日本の国内線に乗るのがとっても久しぶりなので、
観光気分も味わいながら、皆さんと会えるのを楽しみにしています。
といっても、まだ申込スタートしていないんですけどね。
楽しみ過ぎて、最近色々なところでセミナーの話をしていますが、
最新情報はメルマガで届きますので、ご登録をお忘れなく。
来週のポッドキャストでは、グランパドシャについてお話しますね。
Happy Dancing!
佐藤愛