お隣に引っ越してきたお友達に連れられてバレエを始めたところから、
どうしてプロを目指すようになったのか?
「坪井洋のハッピーラジオ」さんに出演させて頂いた音声の一部をお送りします。
全部を聞きたい方はYouTubeからお聞きいただけます。
聞きたい人はこちらから(読みたい人はスクロールしてね)
みなさんこんにちは、DLSポッドキャストへようこそ、佐藤愛です。お元気ですか?
ダンサーズライフサポート、通称DLSは”生徒の安全と将来の健康を第一に考えるレッスンを「当たり前」に。”を合言葉に、
元オーストラリアの政府認定バレエ学校専属セラピスト兼、セミプロフェッショナルレベルのダンサー向けエクササイズ、解剖学とケガ予防のクラスの講師を担当してきた佐藤愛が、
大好きなバレエを心ゆくまで続けたいダンサー、バレエの先生へ情報をお届けしています。
先週に引き続き今日のポッドキャストでも、来日中に出演してきましたラジオの一部をご紹介しますね。
バレエ学校の話はDLSでも多くしてきましたが、今回のラジオでは留学前の話が多くあります。
凄く昔の話なので、記憶が正しいか分からない部分も多々あったのですが、新鮮でしたね。
ラジオ自体は約1時間あるので、全てはご紹介できませんが、先週に引き続き私がバレエを始めたところ、日本でのバレエ生活をお聞きください。
では、どうぞ。
洋:
そうだったんですね。
そしたらもう本格的にバレエでやっていきたいというようなことになったんですよね。
愛:
そうですね。
洋:
どうなんですか、それは年齢的に遅い早いとか、そういうのはあるんですか?
愛:
日本のバレエの巨匠というんですかね、代表というんでしょうか、森下洋子さんという方がいらっしゃって、
彼女は3歳からバレエをやり始めたっていうのがあるので、3歳からバレエをやる子たちが日本は多いみたいなんですね。
ですが私は6歳からだったので、始めたときにはもう既にバレエをもう二、三年やってた子たちと同じクラスにいたから最初は遅かったのかなという風には思ったんですが、
バレエ留学となると14歳、15歳が結構当たり前なので、大きな国際コンクールとかですとそれくらいから海外に留学してなんていうのがあったので、
中学生のときにはもう、15になったら海外行こうみたいな。
行けてないんですけどね。
でもそういう風に思っていました。
洋:
そうなんですね、ちょっと僕の妹から何となくの情報で結構そういうふうなのを気にしてる感じがあったので、この時点でやっぱりここのところに行っておかないととか結構圧迫が妹はありましたね。
愛:
ぶっちゃけ今は、バレエ学校で働いた後になるんですけれども、ちょっと話が飛んでしまいますが、
指導者側っていうんでしょうか、留学先で働いていた経験からすると、全く関係ないということはわかりましたが、
ただ当時は、やはり早く海外に行くべきだみたいな風潮もありましたし、上手な子は早くから選ばれるんだみたいなのもあったので、
結構年齢のカウントダウンっていうんでしょうか、ここまでに結果を出さなきゃみたいなのは多分あったんじゃないかなと思います。
洋:
はい、リスナーの皆様。
今のお話とか全部伏線になっておりますので、是非この後も聞いていただくと、
あら、なるほどそうなのかっていう気づきを教えてくださると思うんですよ。
たまちゃん、楽しみじゃない?
たまみ:
楽しみ!
洋:
ありがとうね、はい。
そしてその後中学高校という風にその後はどうやって進まれていかれたんですか。
愛:
そうですね、中学校からもバレエの愛ちゃんみたいな感じだったので。
洋:
すごい、卓球の愛ちゃんのように。
愛:
そうです、バレエの愛ちゃんって。
それがもう自分のアイデンティティの一つになっているみたいなところはあるんですけど、
覚えている記憶の中で、中学校のときって夏に水泳の授業があったりしますよね?
そのときに水泳の授業を休んで、体育の先生に今日は夜パフォーマンスがあるから休むって言って休んだっていう記憶があって、
そのときの体育の先生は私があまり好きな先生ではなかったんですけど、でもその後に舞台にお花を贈ってくれたなんていうのがあって。
だから結構先生たちの中でも、こいつはちょっと変わってるなっていうのは多分思われてたんじゃないかなと思いますね。
洋:
もうそのときの中学とかのことを思い出してみると自分の価値観のど真ん中はもうバレエでどうなるかっていう風な感じ?
愛:
そうですね、よく進路、何がしたいか分からない子たちも多くいると思うんですね。
今これは4月にあとちょっとでなるっていうところで卒業とか進学とかになってくると、
周りに言われたから行っておこうみたいな子たちもいるでしょうし、
自分がやりたい学科が分かんないみたいな子たちもたくさんいるとは思うんですけど、
私の場合は、何で分かんないのか分かんないみたいな。
洋:
なるほど、なんでですか?
バレエやっている方そういう方多いですよね?
うちの妹もまさにそうで、私はっていう。
愛:
そうです、ちょっと上から見てるような感じ。
洋:
そんな感じありますよね。
うちの妹がバスケットをすると足が短くなるから私はしないのって言っていました。
愛:
私の時代はサッカーでした。
サッカーは足が短くなるからしないとかっていうのは言われていましたね。
でも都市伝説だと思いますよ。
洋:
そうですよね。
そういうわけで、それだけ早めに見つかっていて、要するに周りの雰囲気っていうか、
こうやって道を進むんだっていう風な形が結構示されている点っていうのは、音楽でいうとクラシックもちょっと似ておりまして
この時点でこのコンクールに行ってこの大学に行ってとかいう風な、わかりやすい王道の単なる道っていうのはね。
それが音楽家としてどうなのかっていう話はまた別の話なんだけど、っていう風なところがちょっとありますよね?
愛:
あります。
特にクラシックですと、この有名な学校に入らなきゃいけないとか、
このコンセルバトワールに入らないといけないだったり、
何とかコンクールで賞を取らなきゃいけないみたいなのが多分あると思いますけど。
でもね、そうじゃない音楽家の方々もたくさんいらっしゃるじゃないですか?
洋:
そうですね。
愛:
活躍のサイズも違うでしょうし、活躍する場所も違うとは思いますけど、
バレエもクラシックは特にそういうところがありますね。
洋:
そうですね、皆様もう番組の後半からね、この話が多分すごく面白いことになってくると思うので無茶苦茶楽しみなんですけど、
これで愛さんがこの後高校を卒業された時点で一つの転機を迎えるんですよね?
愛:
そうですね。
洋:
その話を聞いていきたいと思うので、たまちゃん。
たまみ:
はい。
洋:
ストーリーのコールタイトルをしてその話に移っていきましょうよ。
たまみ:
ストーリー!
洋:
はい、ありがとうございます。
これを言いたいがためにマイクを取られました。
このコーナーは、物語という風な言葉をキーワードにお話していくコーナーなんです。
ですので、ゲストの方に来ていただいた場合には、その方が今まで歩んでこられた物語をお話してもらうっていう風な感じになっております。
それでは愛さん、今までもお話したと思うんですけれども、高校を卒業されるとか高校時代の時点では
どういうようなことをお考えになって、その後どう変わられたのかっていうのを教えてもらってもよろしいですか?
愛:
そうですね、高校進学自体もバレエスタジオに近い場所を選ぶっていうのがあって
行きたい高校だとか制服が可愛いところではなく、どうしたら早くスタジオに行けるか。
洋:
素晴らしい、中心が常にバレエなんですね。
愛:
そうですね、それで進学し、3年生の夏休みだったのかな?
もしくは2年生だったかもしれないです。
ちょっとそこは覚えていないのですが、その時に短期留学をカナダにして、
オーディションビデオを作ったりだとかっていうのを経て、中学3年の3学期はほとんど学校に行っていないです。
オーストラリアのバレエ学校にオーディションで受かったので、オーストラリアが南半球だということもあって、学校が始まるのが2月の頭なんですね。
洋:
なるほど。
愛:
その前に向こうに行って、荷物だったりだとかサマースクールって言われる夏休みのクラスを受けたりする必要があったので、2004年の1月にはもう日本から出ていましたね。
母親が卒業式に証書だけもらいに行くっていう。
洋:
一つお聞きしたいんですけど、そこらへん留学とかも大きいじゃないですか?
反対とかそういうのは全然なかったですか?
愛:
なかったですね。
された記憶はないですね。
話し合いをした記憶はあります。
どこに行きたいのかだったり、いつどこに行きたいか、どれくらいお金がかかるのか、お前はそれで大丈夫なのか、みたいなのも含めて話はありましたけど、
今まで、今大人になってからも含めて、やってきた中で何も止められたことがないです。
洋:
そうだったんですね。
そこは結構ミュージシャンと違うところかなという風に思いますけれど。
愛:
ちょっと変わっている親だったんだと思いますよ。
妹も美大に行きましたし、お金にならない職業を選んだなっていう感じはちょっとありますね。
洋:
そうですね、見通しは付きにくい職業でございますよね。
それでオーストラリアのメルボルンの方へ行かれたんですね。
愛:
そうです。
洋:
そこの学校っていうのはプロ育成所みたいな感じですか?
愛:
そうです。
2年間コースでプロ育成の学校で、卒業するとディプロマオブダンスっていう日本でいう専門学校のダンスの資格が取れるっていうのもあって、
もちろん政府認定校だったんですが、ゴールはプロになることですよね。
そこに留学しましたね。
洋:
ちなみにバレエの世界的な人気というか、レベルというか、盛ん度っていうのはオーストラリアも盛んなんですね?
愛:
アメリカだったりヨーロッパが強いんじゃないかなと思いますが、私が留学する何年か前に同時テロがあったりして、
やはり治安の面で親はオーストラリアだったらいいんじゃない?みたいなところは少しあったのかなとは思いますし、当時の状況を見てみると。
また、オーストラリアのバレエ学校の先生たちがオーディションに来ていたから行ったみたいなところもあったので
自分でオーストラリアじゃなきゃ行けないっていう風には思ってはいなかったですね。
洋:
そうなんですね。
留学の不安とかは全然なかったですか?
愛:
なかったですね。
洋:
ないらしい!
すごい!
いかがでしたか?
この続きはHappy RadioさんのYouTubeチャンネルでお聞きいただけます。
「坪井洋のハッピーラジオ」と「佐藤愛」というキーワードをYouTubeで検索して頂ければ
音声が出てくると思いますが、このポッドキャストの文章版ブログにもリンクをつけておきますね。
https://www.youtube.com/watch?v=FlSBDgkAFBc&t=192s
www.dancerslifesupport.com/episode456 をチェックしてください。
日本の習い事でもいつも上位にあるバレエについて興味がある人は多いと思うんです。
そういう人達にもDLSの活動を知ってもらえたら、必要な人に、必要な時に、情報が届くようになってくれると思いますので、
是非ラジオを聞いて、高評価を頂けたら嬉しいです。
ということで、今日のポッドキャストはここまで。
また来週金曜日にお話しましょう。
Happy Dancing!
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