パンデミックで来日セミナーを急遽キャンセルした2020年春から3年。
ようやく、DLSの現地セミナーが戻ってきます。
今日のポッドキャストでは、3年ぶりセミナーへの意気込みと、不安の両方を皆さんにシェアしたいと思います。
セミナースケジュールは来週アップされますので、お楽しみに♡
聞きたい人はこちらから
みなさんこんにちは、DLSポッドキャストへようこそ、佐藤愛です。お元気ですか?
ダンサーズライフサポート、通称DLSは
”生徒の安全と将来の健康を第一に考えるレッスンを「当たり前」に。”を合言葉に、
元オーストラリアの政府認定バレエ学校専属セラピスト兼、セミプロフェッショナルレベルのダンサー向けエクササイズ、解剖学とケガ予防のクラスの講師を担当してきた佐藤愛が、
大好きなバレエを心ゆくまで続けたいダンサー、バレエの先生へ情報をお届けしています。
今日のポッドキャストでは、今週末に発表される来日セミナースケジュールの前に、
パンデミック後初、3年ぶりの来日セミナーに対する意気込みや不安を赤裸々にお話していきたいと思います。
スタートする前に、最近DLSポッドキャストワールドへいらっしゃった方々のために。
まずは、いらっしゃいませ、そして色々な意味でマニアックなDLSポッドキャストへようこそ。
ポッドキャストでは、バレエ解剖学やエクササイズ理論、エビデンスベースの情報だけでなく、
元バレエダンサーを目指し留学し、様々なケガや病気を通り抜けて、異国の地でビジネスを経営している、佐藤愛という人間の裏話などもしております。
なので、いろんな意味でマニアック、という言い方をさせてもらっています。
さて、長年ポッドキャストを聞いてくださっている皆さんなら、ご存じのように、
2019年の手術を経て、母校でもあり、10年以上講師として働いてきたバレエ学校を2019年に辞めて、DLS一本、より日本のダンサー、バレエ教師の皆さんをサポートする仕事をしていくぞ!
と気合を入れたところでコロナになり、
世界で一番ロックダウンが長い街と言われるメルボルンにて3年。
ようやく、2023年3月に来日セミナーを行う事になりました。3年ぶりですよ、長かったね。
今週末にお届けするメルマガでスケジュール発表をする予定なのですが、
やっぱりまだコロナが完全に終わったわけではないですよね。
去年のクリスマス辺りでも、ライブラリ制作のお手伝いをお願いしていたフランスにいる方が、コロナになって作業中断とか、
友達がクリスマスイブにコロナ発覚、全てのクリスマス行事キャンセルになったとか、
SNSを見ていても、日本ダンサーはレッスン、リハ中にマスクをしている姿なので、すぐに日本の写真だ、と分かりますし。
甘く見てはいけないんだろうな、という気持ちと共に、報道はされていないけれど、医療関係者さん達は、まだまだ大変な生活をしているんだろうなとも思います。
そんな中なので、3月来日セミナーはギリギリまで迷っていました。
ギリギリというのは、裏作業のギリギリ、という意味なので、
もちろん皆さんには1月中旬にスケジュール発表しますし、2月の頭に申込をスタートする予定です。
スケジュール発表と、申し込みの間に少し時間を空けているのは、その間にご自身のスケジュール調整をしなければいけない人もいるでしょうし、
裏では、ライブラリ1年会員さんや、小鬼たちの先行予約申込も行われているからです。
なので、ギリギリというのは去年の11月ぐらいの話なんですよ。
本当は6ヵ月前から準備すると、裏でバタバタしないで済むのでDLSチームは楽なんですが、
状況が揺れ動いていましたもんね、9,10月あたりは。
ですが、腹を括って、3月来日セミナーを決行する事になりました。
昔みたいに、5大都市を回って、というツアーは出来ませんし、クラス数も少ないです。
1か月ずーっとセミナーしていた時もあったんですよ、
過去には北海道、名古屋、九州、そして東京でフィニッシュ、みたいな時もありました。
でも、流石にそれは無理、というかやりたくない、というのが本音です。
なので、中学生以上のダンサー、大人バレエトレーニー、バレエや他のジャンルの先生、治療家トレーナーも受けやすい、オールラウンダーなダンサーの足セミナーと、
今回初おろしとなる、教師が知っておきたいエクササイズクラスの2つだけをご準備いたしました。
もちろん、インストラクターコース卒業生、通称小鬼たちは、小鬼合宿というスペシャルイベントがあるのですが、
それは既に彼らに発表してあるし、申込も始まっているので今日のトピックには入れないでおきましょう。
東京に来られない人達、スケジュールが合わない人達もチャンスがあるように、
来日のちょっと前に、教師のためのバレエ解剖学講座モジュール1&2をオンラインで行う事になっています。
2022年8月に一時帰国した際は、インストラクターコースの皆さんだけにお会いしたんですね。
本当に少人数で、知っている人達だけ。
それで問題なく終わらせられたので、たぶん大丈夫だとは思うんですが、
いくらスタジオ内、クラス中に気をつけても、移動中の電車とかはさけられません。
日本でセミナーをやられている人達が多いけど、心配じゃないのかなと思ってしまいますが、
実際に日本に住んでいたら、日常に戻らなければ生活できないんでしょうね。
発表会も、これ以上延期できないだろうしね、3年というと中学生で舞台がゼロ、とかになってしまいますものね。
なーんてお話したら、セミナーに来るのが嫌になってしまいますよね。
もちろん、そこはご自身の体調やシチュエーション、ご家族の年齢などに合わせて判断して頂ければと思いますが、
生徒の安全と、将来の健康を、と言っている私が、
「コロナなんて心配しなくていいよ、セミナー来てね」とだけ言っていたら、ちょっと違うんじゃないかなと思いました。
介護している家族がいる、とか他の病気を持っている小さなお子さんがいる、などであったら、心配して当たり前だと思うんです。
もちろん、3月春休みの期間だと交通費や旅費もバカに出来ないという地方組の人達もいらっしゃるからこそ、
今回敢えて、モジュール1&2はオンライン、そしてほかのクラスを現地セミナー、という形にしました。
それから、DLSライブラリも出来ていますからね。
お財布に優しく、自分のペースで勉強したい人はライブラリをチェックしてください。
個人的な佐藤愛の願いは、会場で皆さんにお会いする事です。
ずーっと3年会えていなかったから、ようやく久しぶり!って言える日が来るのを心より楽しみにしています。
DLS経営者としても、セミナーをやるからには、人が集まってほしいです。
今回のを皮切りに、定期的に来日セミナーが再開出来たら嬉しいから。
でも、元治療家、ダンサーの健康をサポートする側としては、自分に合わせてほしいと思う。
勉強するやる気云々ではなく、もっと多くの要素がセミナー参加可能かどうかを決めると思うのです。特にパンデミックになってからは。
ご家族が医療関係者だから、この3年間、人が集まるところでは嫌がられた、なんて経験がある人だったら、人が集まるセミナー会場は不安でしかないと思います。
オンラインとオフライン、両方のオプションをお渡しする事が出来て初めて、
インクルーシブな学びの場をDLSが作ることが出来ると信じています。
さて、戻ってきたDLSセミナー、久し振りに参加したいな、今年の抱負の一つだったんだよね、と思ってくださっている人がいたら、まずは今週末のスケジュール発表を見てもらって、
申込をしてもらって、そしてどうぞ体力をつけてくださいね。
体力アップと体調管理は、ケガ予防でも、病気予防でも基本になります。
健康第一という、使い古された感がある言葉、だけど医療技術が進んだ今でも、事実ですよね。
ということで、こんなことを考えながら、来日セミナーの準備をしているよという話と、
たとえ今回セミナーに来られなくても、DLSには様々なオンラインの勉強オプションがあるから、無理しないでね、という事をお伝え出来ていたら嬉しいです。
ということで、今日のポッドキャストはここまで。
最後まで聞いてくださってどうもありがとうございました。
では、また来週金曜日のポッドキャストでお話しましょう。
Happy Dancing!
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