2022年のボディコンサークルが2月からスタートします!
去年から始まった、踊りに繋がる体づくりのオンラインクラスでは、
体の声を聞く方法を一緒に見につけていきます。
今日のポッドキャストでは、ボディコンサークルについて語ってみました。
聞きたい人はこちらから
スクリプト
みなさんこんにちは、DLSポッドキャストへようこそ、佐藤愛です。お元気ですか?
DLSポッドキャストはプロの現場から健康なダンス生活を応援する情報サイト、ダンサーズライフサポートドットコムのブログ音声バージョンプラス
ポッドキャストだけの裏話などを毎週金曜日にお送りしています。
1月のオンラインセミナーたちも無事に終わり、ようやく2022年がスタートした感じがあるDLS本部、メルボルンです。
今年の夏は暑いんですよ、というか湿気が強いというのでしょうか。
いつもなら、12月末から1月下旬まで日本にいるため、この暑さを避ける事が出来ていたのですが、
パンデミックでしょ。
2021年の年末年始はメルボルンで久しぶりに過ごしたのですが、
マイルドな夏だったので今ほど暑さを感じませんでした。
只今、エアコンの音が録音されないかヒヤヒヤしながらポッドキャストを作っています。
さて、今日のポッドキャストは先週から申込がスタートした2月のボディコンサークル、そしてボディコンエクスプレスについて。
15日に出したメルマガの内容をポッドキャスト用に編集しました。
ボディコンとは、ボディコンディショニングの略です。
ボディはご存じのように体。
コンディショニングとは調整する、という意味の言葉です。
だから、シャンプーした後に、コンディショナーで整える、という事をしますよね。
DLSのボディコンはただのエクササイズクラスではありません。
「バレエ」のための体を「調整」するクラスです。
こう見えても?バレエ学校でエクササイズクラス担当だったため、ボディコンの全てのエクササイズはバレエに繋がります。
- レッスンで先生に注意されるエリア
- テクニックをこなすために必要な動かし方
- バレエのケガが見えやすいエリアを守る方法
がなければ、
- いくら腹筋が6つに割れていても
- プランクが5分出来ても
- 床で開脚できても
意味ないわけですよね。
ボディコンサークルでは特に、1つのトピックに対して1か月(4回)かけて
- どういう意味なのか?
- 何をすればいいか?
- どうやったら自分の体に合うか?
を研究していきます。
ボディコンエクスプレスでは、1か月連続トピックがないため
- 毎週連続で参加出来なくても
- 解剖学や説明ではなく、体を動かすことがしたい人でも
- 1,2回、鬼の愛とやらを試してみたい人でも
参加出来ます。
もちろん、踊りに負けない体はケガ予防では大切です。
筋力だけでなく筋持久力だって必要だよという話はボディコンサークルで去年たくさんしましたが、
知らない人のために。
- 筋力(Power)とは、一度で出せる筋出力
- 筋持久力(muscle endurance)=何度も繰り返し、続けて出せる力
つまり、プッシュプッシュ!だけがコンディショニングではないという事ですね。
1回出来たからOKではないし、いっぱい体やウエイトを持ち上げたらOKでもないという事。
もちろん、コンディショニング、調整する事がゴールですから、縮んでいる筋肉を伸ばすこと、そうストレッチももちろん大切。
ですがストレッチとリリースは違うんでしたよね。
この部分はストレッチとリリースの違いを説明したオニカツやブログでもお話しましたよね。
ポッドキャストで聞きたい人は、エピソード377,378でカバーしていますが、復習しておきましょう。
- ストレッチ=筋肉の付着点と付着点をひっぱり離すこと
- リリース=筋緊張を開放すること
だから似て非なるもの。
というとで、ボディコンでは筋力、筋持久力というエクササイズの方と共に、ストレッチ、リリースももちろん行っていきます。
2月のグループ2は、特にストレッチ、リリースが多いです。
エクササイズについていけるか心配だけど、ボディコン体験してみたい、とか、
他でトレーナーについてトレーニングはしているけど、ダンサーに必要なリリースやストレッチを勉強したい、という人はグループ2をどうぞ。
今年の抱負は体を作り直す、とか体の声を聞いて賢く上達する!という内容がゴールの場合は、グループ1で基本となるスクエアから確認していけます。
どちらのグループでも、そして30分クラスのボディコンエクスプレスでも、ダンサーが出来なければいけない事は、力加減。
- この筋肉50%で使えますか?
- この筋肉15%しか使わないけど、30回繰り返して出来ますか?
といった、筋出力のコントロールも練習しますし、
- 今縮める方向で使ったこの筋肉、”元の長さ”に戻すためにストレッチします
- 左右差があるため、この筋肉をリリースします
など体の声を聞く方法やツールもカバーします。
こういった力加減や体の声を聞いて瞬時にコントロールできる能力がなければ、
- スタートは力強く踊れているのに、どんどん疲れてくる様子が見える
- ソフトに軽やかに踊らなければいけないのに、パワフルすぎて役にそぐわない
- なんとなーく全体的に単調だから見ていてつまらない
などの問題が起こってしまいますよね。
私が踊っていた時、特に正しく食事をしていなかった時は、疲れてしまうと分かっていたので、常にエネルギーセーブモードでした。
そのため、強くなるスピードも遅いし、
出し惜しみばっかりしていると、体を育てる事は出来ない為
結果疲れやすい部分は変わらないというね。
発表会もあるし、レッスンプランも作らないといけないし、
自分のために時間を作るなんて出来ない、と思っている人も多くいると思います。
- 一日は24時間しかない YES? NO?
- 時間を増やすことは出来ない YES? NO?
- でもやらなければいけないことはいっぱい! YES? NO?
よって
- 時間を賢く使う事が大切だ YES? NO?
上の質問に対しYESと答えた人は
- 仕事(勉強)をやっているときの集中力や体力がアップすると結果として、進みが早くなりますよね?
- 怪我したり、病気になったりしなかったとしても、ちょっとでも体調が悪いと、生産性が落ちますよね?
- 体調不良で休まないといけない、というシチュエーションがあった場合、休みの日にやらないといけない事が、次の日に倒れるからドミノ倒しみたいになってアップアップしちゃいますよね?
実は忙しい人こそ、ボディをコンディショニングしておくことは必要最低限のタイムマネジメントになるんです。
オプションで、デザートつけますか?レベルでなく、メインコースです。
必要最低限の「コンディショニング」をしていても
- 家族の具合が悪くなって面倒を見ないといけないかもしれない
- 道が混んでいいたり、電車が止まっちゃったりして、思い通りに動けないかもしれない
- リフトで失敗してケガしちゃった
など自分ではどうしようもない事が降ってくるのが人生ですよね?
国民性だけではないようですが、特に親、先生など子供と接する人達は
自分のやりたいこと、興味があること、ケアなどを優先させるのは自分勝手だと思っている人が多いようです。
まずは相手を、家族を。
それらの面倒を見終わって、時間が余っていたら”ご褒美で”自分の時間をとる。
子供達は親や先生の背中を見て育ちます。
バレエ学校で出会ってきた500人以上のダンサー達もそうでした。
先生の言っている事ではなく、
先生のやってることを見ている。
よって、いくら
- 自分の体をケアしなさいよ!
- ケガしてもプッシュしないで!
- 徹夜で勉強しても頭に入らないわよ!
と言っても
自分を後回しにする人たちに囲まれていたら、それが普通と思ってしまうんですね。
ジム・ローンは「人は周りにいる5人の平均で決まる」と言っています。
どんな人に囲まれて生活していますか?
ラッキーな事にバレエ学校では元バレエ団プリンシパルの先生たちに、
クリニックではメルボルントップの治療家たちに、
バレエ団ではもちろん、プロ意識の素晴らしく高いメディカルチームに囲まれて生活する事が出来たので、常に人に恵まれているなぁと思っています。
この前終わった1月のセミナーでも、勉強熱心な先生たちに囲まれてセミナーを行う事が出来ました。
たとえ毎日会わなくても、実際に顔を合わせなくても、
そういった環境に身を置くことはモチベーションキープのためにとっても大切なんですよね。
ぜひ今年ボディコンサークルに参加する事が出来なくても、
どんな人達に囲まれて生活しているか?は意識してみてください。
日常に一緒にいたい人がいなくても、オンラインで同じように、
囲まれている人達を選んだり、囲まれている情報を選ぶことは出来ると思いますよ。
ということで、今週のポッドキャストはここまで。
また来週金曜日にお話しましょう。
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