2017年から7年に渡ってDLSをサポートしてくださったひとみさんがDLSをご卒業されます。
今回は、ひとみさんとの対談を通じて、DLSとの思い出やDLSが7年で変化したこと、
大変だったこと、嬉しかったこと、今後期待していることなどをお聞きしました♡
DLS卒業後に計画している次の挑戦についてもお話していただきました!
Transcript
愛:
皆さんこんにちは、ボーナスポッドキャストへようこそ。
今日のポッドキャストにはゲストがいらっしゃいます。
ひとみ:
はじめまして!の方も、お久しぶりです!の方も
皆さん、こんにちは。
DLSスタッフの田口ひとみです。
愛:
いらっしゃいませというか、おかえりなさいですね。
前回登場して頂いたのは2021年のエピソード363かとと思うのですが
ちょっと時間が空きましたよね。
とはいえ、DLSポッドキャストゲストといえばひとみさんにいつも来ていただいているので
登場は2018年から、今回が5回目となりますね。
ひとみ:
えーっ?5回も出てましたか…
ちょっと自分でもびっくり。ほとんど記憶にありません…
愛:
さて、今日の登場はちょっと心が重いというか
悲しいことなのですが、遠回りせずにストレートにお話しちゃいましょう。
今日、2024年8月31日をもちまして、ひとみさんはDLSから卒業されます。
DLSレギュラーさんならご存じのように、
私は卒業とは必要なステップで、次のチャプターに向かうために大切な事だと思っているから
しんみりせずに、今までの活躍を振り返りたいなと思っております。
まずは、最近DLSを知ったよという人達のために
DLSではどのようなお仕事をされていたか教えてください。
ひとみ:
はい。
いわゆる「事務局」のお仕事といえば想像つきやすいかな?と思うのですが、
大きな柱でいうと、
一つはカスタマーサポートという部分で、
皆さんからのお問い合わせやお申込みなどのお困りごとに対応させていただいていました。
もう一つは、ボディコンサークル、ボディコンエクスプレス等のエクササイズクラスや
インストラクターコースに参加してくださる皆さんのサポート、
そして愛さんのサポートという形で、裏方作業全般をさせていただいていましたね。
愛:
ひとみさんのDLS歴は長くて、昔のエピソードでは
2014年からブログを読んでいたよ、と教えてくださいましたが、
2014,15年のスタートしたばっかりだったDLSと
コロナも乗り越え、小鬼たちも育っている今のDLSでは何が大きく違いますか?
また、変わっていない事はありますか?
ひとみ:
そうですね…
まず、DLSで変わっていないことといえば、
健康で長く踊り続けるためのサポートをするというコンセプト。
生徒の安全と将来の健康を第一に考えるのが「当たり前」なバレエ界になるような情報を提供していくこと。
というのは、創立当時からほとんどブレてない。
さまざまなクラスやコンテンツを提供している裏に
この絶対にぶれない、ゆるがない軸があるというのは強いんじゃないかなーと思います。
そして、愛さんのバイタリティも変わっていないように見えます。
変わったことといえば、これは、すごくポジティブに受け取ってほしいんだけど
愛さんが無謀なスケジュールを組まなくなったこと。
昔は年に3回来日とかあったじゃない?笑
尋常じゃなかったよね。
そして、スタッフという立場からすると、
コロナ後の恩恵として、オンラインでの発信やシステム化というのが
すごくやりやすくなったこともあって、お申し込みやライブラリなど、
欲しい人に、より深い情報が届きやすくなったかなー?なっていると良いなーと思っています。
愛:
パンデミック前からDLSのサポートをしてくれていて、
2020年からDLS漬けの生活をしてもらっていますが、
ひとみさんから見る、日本のバレエ界は変わってる?
DLSで働きつつ見える、日本のバレエ界の景色はどういう感じ?
ひとみ:
さっき、変わらないことについて軸がブレていないというお話をしたけれど、
DLSに届くダンサーや保護者のお悩みの内容が、何年経っても大きく変わっていないということの裏返しでもあるんですよね。
今年11周年を迎えたDLSの活動ですが、たった10年やそこらの活動で
脈々と続いてきたバレエ界の流れをガラッと変えるというのはもちろん難しいよね、とは感じてます。
ただ、小鬼と呼ばれる、愛さんの意思を継ぐインストラクターたちが
徐々にHappy Dancingを広めてくれているおかげで
若いダンサーたちの意識の変化というのも声として届くようになってきていて。
そういうのを聞くと、小さな風は確実に生まれてきてるのかな?という実感があります。
そして、その風が、いつか海を渡って大きな風になってくれるといいなと思っています。
愛:
いつも裏のお仕事をお願いしてはいますが
2021年のお誕生日イベントでは、DLSマガジンを作って配ったじゃないですか。
そしてそこにひとみさんコラムがあったんですよね。
今では毎週日曜日、ひとみさんの声で目覚めるという
ボディコンサークル参加者もたくさんいると思います。
DLSで様々なお仕事をしてきて、
一番の難しいチャレンジだったことと一番好きな作業を教えてもらえますか?
ひとみ:
まず、先に、一番好きな作業ですが、チラシとか資料とか作るの大好きです。
デザイン系の仕事は、1日中やってられる。
DLSマガジンもそうだしeBookのデザインとか、ビデオ編集とか、文字起こしとか
「一番」と言う割にいくつも出てきちゃうんだけど。
考えながらちまちまやる系の作業が大好き。笑
そして、忘れてはいけないみなさんとのやり取り。これが、日々DLSで働く私の力になっていました。
一番難しかったチャレンジというと、イベントかなー。
2018年の愛さんの出版記念イベント。
300人規模のイベントを仕切ったことはなかったので、至らない点ばかりだったと思いますが
年を重ねてアップグレードしていくイベントの中心で携われたというのは貴重な体験でしたね。
もちろん、パンデミック時の全額返金!とかオンラインクラスへの全面切り替え!とか
あのドタバタな舞台裏は大変だったけど
そういうイレギュラーに立ち向かうのは嫌いじゃないので
私にとっては、やっぱり大人数のイベント運営が一番チャレンジでした。
愛:
2020年、パンデミック中にゲストに出演していただいたエピソード300では、
これからやりたい事の中に
- サイトをもう少し使いやすい形へリニューアル
- eBookのリニューアル
- 定期的なオンラインクラスの開催
というポイントを教えてくださったんですが、どうです?
ゴールとか夢、叶っていますか?
ひとみ:
やりたいことと言ってた割に
私ではなくて愛さんが進めていたDLSサイトのリニューアルは実現しましたね。
パソコンに特化したデザインからスマホでアクセスしやすくなったのではないでしょうか?
eBookはね、みんな文字、読む?読まないよね?笑
SNSが生活に根付いた今、文字を読むことが少なくなっているようにも思うので
別の形でカバーできていればいいんじゃないかな?とは思っています。
でも、DLSでは、eBookプレゼントとか、たまにやってるので、みなさんチェックをお忘れなく。
リニューアルではないけれど。
あとオンラインクラスね。
これは、ボディコンサークル、ボディコンエクスプレスというエクササイズクラスもレギュラーとして定着しているし
月1勉強会も、教師のためのライブラリの1年会員さん向けではあるけれど
年に数回のシークレットライブという形が取れているのは、まさに実現したかったこと。
形は変わったけれど、やりたかったことは全部叶ったんじゃないかな?
愛:
そういうことにしましょう。
逆に「やり残した」と言ったら変だから
今後のDLSに期待したい活動や内容はありますか?
ひとみ:
そうですね。今回11周年で、保護者向けのセミナーを久しぶりに開催したじゃない?
そこで痛感したのは、大人が勉強しないと、大人が声をあげないと、子どもたちの未来を守れないということ。
それは、親が何でも子どもの面倒を見てあげる、やってあげる、与えてあげる、ではなくて、
お教室の先生が言っていることがすべて絶対で、先生の指導には全面的に従う、でもなくて、
子どもたちといっしょに考えて行動する大人が増えることって大事だな、ということでした。
インストラクターコースは今、4期生の40人ちょっとが絶賛エクササイズ指導の勉強中なんですが
このコースはただ単にエクササイズのやり方を教えるとか、単純にエクササイズを教える人を育てているわけではなくて
考えて寄り添い、ダンサーという人間をサポートする人を育てているんですよね。
こういったインストラクターさんたちの活動がどんどん広がって、活躍してもらって
DLSのHappy Dancing!も広めてくれるといいなぁと思います。
なので、もっと小鬼を育てて世の中に輩出していってほしいということになりますね。
愛:
卒業したら、ひとみさんはどこに行っちゃうの?と思う人達もたくさんいると思うのですが、
今後の展開はどんな感じ?
何にチャレンジしていく予定?
ひとみ:
ノープラン!というわけではないのですが、今のところ、具体的にどこかで働くというのは決まってないんです。
実は先日、アートの対話型鑑賞コーチの資格を取りまして、
これは、みんなで絵画の作品を観ながら対話して私たちの持つさまざまな能力を開発するという手法なんですけど
そのワークショップだったり、
質問だけで会議を進めてチームの問題解決をするという
アクションラーニングという手法のコーチ資格ももっているので
問題を解決して行動に移すのためのセッションだったり…
能力開発系?のことができたらな〜というのが一つ。
それから、困っている人の力になりたい!という思いがすごく強いので、
IT系の事務処理やSNSのお悩みや困りごとがあれば相談に乗れるような活動もしていきたいと考えています。
今ちょうど50歳なんですけど、50歳で自由の身になって、今後あの人、何やらかすんだろう?と気になる方がいれば
ぜひ新しく作ったインスタグラムではチャレンジの様子を発信していく予定なので
アカウントをフォローしてもらえる嬉しいです。
愛:
最後に、このポッドキャストを聞いてくれている皆さん、
今までメールやセミナー会場でやり取りした皆さんへのメッセージがあれば教えてください。
ひとみ:
はい。
2017年からDLSのお仕事をお手伝いさせていただいて、7年間。
長いようであっという間のDLS生活では、本当に色々な貴重な経験をさせていただきました。
たくさんの皆さんと裏方としてやり取りさせていただいたり、現場でお会いしたり、
オンラインでお耳にかかったりした経験が、新たなステージに踏み出す力になっています。
失敗や力不足で行き届かないところもあったかと思いますが、
いつもみなさんに支えられていました。これまでお世話になり、ありがとうございました。
DLSスタッフとしてのお仕事からは卒業しますが、
これからも、みなさんとそしてDLSのHappy Dancing!を心から応援しています。
きっといつか、またどこかでお会いしましょう。
愛:
ひとみさん、長い間DLSを支えてくださってどうもありがとうございました。
ひとみさんがいなかったら、今のDLSはありません。
パンデミックも乗り越えられなかったでしょうし、
現在の形になっているとは思えません。
本当に感謝しております。
また日本でお会いできるのを楽しみにしております。
ボーナスエピソードを最後まで聞いてくださってどうもありがとうございました。
ひとみさんへのメッセージは、hello@dancerslifesupport.comに送ってくださいね。
ご本人に転送いたします。
では、来週の通常ポッドキャストでお話しましょう。
9月のポッドキャストはダンサーの股関節シリーズをお送りします。
お楽しみに。
Happy Dancing!