DLSポッドキャスト epi535 骨のこと、どれだけ知ってる? #バレエ解剖学

骨のこと、どれだけ知ってる? 今回は、ダンサーが避けては通れない「骨の健康」についてお話しました。 骨が血液を生み出し、ミネラルを蓄え、身体のエネルギーバランスまで支えていることなど驚きがたくさん! ダンサー特有の悩み、エネルギー不足についても触れました。 骨を知り、ケガを防ぎながら踊りを楽しむための必聴エピソードです。 Transcript 一番最初に骨折したのは、右の上腕骨だった佐藤愛です。 今では、何度一時帰国してもそのような様子を目にすることはなくなりましたが、 私が小学生の時は放課後、お家の前で近所の子供達が遊んでいたんです。 そして、私が自転車に乗っている時に、 キャッチボールをしていた高校生とぶつかって倒れ、折れました。   お母さんが、おぶって近所に住んでいた お医者さんのお家に連れて行ってくれたのを覚えています。 ラッキーな事に、外科医が近所に住んでいたんですね。   時は経て、今年の頭にフレンドケーションに行ったとき、 フレンドケーションって、友達(フレンド)とバケーションに行くという 1年に1度私たちがやっていることね。 ポッドキャストでお話したこともあるから 知っている人も多いと思います。   その時に、当時の私と同じくらいの年齢の子をおぶって歩いたことがあったんです。 最初はすごく軽くてびっくりするんだけど、 長く歩いていると、同じ形で腕をホールドするから 筋肉が辛くなってくるんだよね。   しかも自分の子供でもないし、 その子は元気に色々喋ってるもんだから、 落ちるんじゃないかと心配で。…

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DLSポッドキャスト epi534 オリンピック委員会も体重測定に反対

今回は、スポーツと健康に関わるRed-SやLEAといった深刻な問題に焦点を当て、 ダンサーが抱えるエネルギー不足の影響とそのリスクについて解説しました。 ダンサーの健康を守るためには正しい知識と指導が重要で、夢を叶えるためには「賢い努力」が必要です。 子供たちの未来を守るための重要なメッセージが詰まったエピソードです。 Transcript 競馬が嫌いな佐藤愛です。 いきなり競馬!?と思った人がほとんどだと思うのですが、 もしオーストラリア、特にメルボルンのことをよく知っている人だったら11月だしね、と思うかもしれないですね。   11月最初の火曜日は、メルボルンカップと呼ばれる競馬の日です。 日本の競馬って、おじさんたちが新聞を片手に見ている感じじゃない? 私もそういうイメージが強かったので、 メルボルンに留学してきた時、「メルボルンカップで祝日です」と言われてびっくりしました。   race that stops nationという肩書がつくメルボルンカップですが、 本当に祝日にしてしまう、ビクトリア州にもびっくりかもしれません。 そうそう、こちらでは州ごとに祝日が異なります。   メルボルンカップも驚きですが、 オーストラリアン・フットボールの最終戦の日も祝日になります。 敬老の日、体育の日…日本の祝日は品がある気がします。   メルボルンカップとバレエ どうして、競馬のために祝日になるんだろうか。 蓋を開けてみると、まぁ大きな大人のカーニバルなんですよ。 スーツかドレス、女性は頭には帽子かファシネーターと呼ばれる英国発祥の飾りみたいなものを付けます。 もしかしたら、英国ロイヤルファミリーの写真などで見たことがある人もいるかもしれません。…

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DLSポッドキャスト epi533 そう簡単に諦めないダンサーになる4ステップ

諦めないダンサーになるための「4つのステップ」についてお話しました。 「Grit(やり抜く力)」をテーマに、興味・練習・目的・希望という4つの要素が いかにして継続の鍵となるのかを、バレエの世界に当てはめて解説。 どうやって諦めずに前進できるのか、バレエを続けたい全てのダンサーや指導者に向けた、実践的なアドバイス満載です。 Transcript 2025年3月に行われる予定の、来日セミナーの骨組みが決まってきて 飛行機もとったし、裏で準備も始まったDLSより、佐藤愛です。   本音を言うと、現在の私はオンラインでもオフラインでも ほぼ同じく感じています。   オンラインに移行した2020年は現地セミナーが恋しかったけど、 今ではオンラインにも慣れているので、オンラインの良いところがたくさん見えます。   例えば南半球にいる私ですが、 4年間ボディコンサークルというオンラインのエクササイズを毎週日曜日にお届けしています。 オンラインがなかったら出来なかったです。   4年間やってきて、レギュラー参加してくださった人達の変化も見えるし 学校が休みの時だけ、ケガしてフルに踊れない時だけなど限定で戻ってきてくれる人達も、 不定期だけど、定期的に見ることが出来ています。   この言い方で通じる?   何らかの事情で参加者がレギュラーじゃなかったとしても、 クラスがコンスタントに行われているので、 戻って来られる場所になっているんですよね、ってこと。   とはいえ、オフラインだからこそ出来ることもたくさんあります。 例えば、グループワーク、ペアワーク。…

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DLSポッドキャスト epi532 諦める人の特徴 4つ

「諦める」と「やめる」は違います。 自発的にやめる決断と、諦めるという選択の違いを、具体的なエピソードを交えて紹介しました。 特に、努力を続ける中で、どのような場面で諦めが生まれ、どうしてやめるという決断に至るのかについて考えてみました。 過去の経験や他者とのやり取りから得た学びから、自分の決断を見直してみてくださいね。 Transcript 毎日黒い服ばっかり着ているのにハロウィンが嫌いな佐藤愛です。 ハロウィンとは西洋文化だからオーストラリアでもやりそうなイメージがあるんじゃないでしょうか? でもね、オーストラリアは南半球にあるので季節が逆になります。 収穫祭とか、パンプキンとかとは縁のない、夏の始まりな季節です。   なので、私がメルボルンにきた2004年はハロウィンをお祝いする人なんてほとんどいなかったんですよ。 アメリカのテレビショーで見るくらいなイメージ? 若者たちの間でドレスアップして遊びに行く言い訳くらいのイメージが、 最近では、そして特に私の今住んでいる地域は若い家族が多いので、 幼い子供の手を引いたお父さんや、学校の友達と一緒にエリアを回るなんて子達も見えるようになりました。   日本も結構最近でしょう? ハロウィンが大掛かりなものになったのは。   なんでハロウィンが嫌いかというと、 子供達が回ってくるときに、ドアをバンバン叩くんですよ。 インターフォンを鳴らして、誰も出てこないと、ドアのバンバンに変わるんです。 まぁ、Trick or Treatだからね、それくらいは許してあげます。   そうなんだけど、うちの番犬”だったはず”のカヤック、 インスタとかで写真を見た事がある人は、黒くて大きな、 ジャーマンシェパードとオーストラリアンケルピーの混ざった子が とっても怖がるのです。…

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DLSポッドキャスト epi531 2024年残り2か月半で上達したいダンサー&成長したい先生へ

2024年の残り70日を有意義に過ごすための3つのポイントをお話しました。 しっかりとした土台があってこそ、目標達成が現実のものになります。 そして最後に、諦めない心を忘れずに。 どんなに小さな進歩でも、前進していることを実感しましょう。 ダンサーや指導者の皆さん、このエピソードを聞いて、残りの期間を最大限に活用しましょう! Transcript 皆さんこんにちは、10月の頭に日本から帰ってきて 久しぶりにポッドキャスト用マイクに向かっていて、ワクワクしている佐藤愛です。   仕事ではなく日本に戻ったのは本当に久しぶりでした。 久しぶりに観光客として訪れた日本は素晴らしいところがたくさんあって、 やっぱりな部分もたくさんあって、 思ったよりガッカリするところもありました。   私は日本人だけど、日本よりもオーストラリアのメルボルンで過ごしている時間の方が長いので 帰国という表現より、来日という表現の方がしっくりくるんですよね。 とはいえ、今回はオーストラリア人の夫と共に帰ったため、 彼は「外国人枠」で長い列につかまり、私は「日本人枠」でマシンでの確認だけで終わりました。 パスポートによって対応が違うのは、なんでなんだろうな、と思いながら30分以上待ってました。   いつもは考えることもしないんですよね、スムーズに通れちゃうから。 自分に関係のない問題は、問題があるかどうかも考えない。 これは、国籍だけでなくバリアフリーに対する問題や差別なども同じなんだと思います。   さて、今日のポッドキャストでは、このように今回の来日で考えたことを まとめたポッドキャストにしようかなとも思ったのですが、 10月15日にお届けしたメルマガでお話した、 「今年残りで上達する方法」という内容をポッドキャストでもカバーする方が先だと思ったので、 今日は2024年の残り70日ちょっとを有意義に使うためのポイントをお話しましょう。  …

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DLSポッドキャスト epi530 悩みがあるダンサーへ、元バレエ学校教師からのアドバイス

よくお悩み相談のメッセージが届きます。 悩みや不安に対する解決法として、問題の可視化から行動へと進む4つのステップをご紹介しました。 バレエダンサーを目指す人や、将来に迷っている人に向けて、効果的なアドバイスが満載です! 考え込んでしまい前に進めない時に、どうやって一歩を踏み出すかを知りたい方におすすめの記事です。 Transcript 元、石橋を100回くらい叩いてから渡るタイプの佐藤愛です。   インスタライブに移行する前、DLSはFBライブを行っていました。 レコーディングは今でもDLSのYouTubeチャンネルに残っていますが、 様々なゲストの皆さんに参加してもらったシリーズ「愛さんとティータイム」もありましたよね。 ティータイムシリーズを知っている人は、 DLSマニア認定です。おめでとうございます。   ニューヨークで活躍している コンテンポラリーダンサーの武島アイカさんにゲストで来てもらった回で、 石橋を100回くらい叩いてから渡るという話をしました。 何事もスピーディーにこなす印象があるようで、 「石橋は100回くらい叩いてから渡るよ」とお話したら驚かれたのを覚えています。   2023,4年の来日セミナーでも、 参加者の皆さんの数名から、行動力についてなど聞かれることがあったのですが、 ここ数年で分かったことがあるんです。   それは、私は頭の回転が早いということ。 そしてそれは、頭がいいとは言っていません。 ただ、回転が早いんです。   無駄なことも含め、色々と竜巻のように考える癖がついています。 効率が悪いとも言えます。  …

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DLSポッドキャスト epi529 ダンサーが知っておきたい2種類のモチベ

「自己中心的」と聞くと悪い印象があるかもしれませんが、自己を大切にする考え方の重要性を掘り下げました。 結果にばかりとらわれがちなバレエの世界で、プロセスや内在的な動機をどう評価するか、 そして自分自身を認めることの価値について考えました。 バレエに限らず、日常のあらゆる場面で役立つ視点を提供する一読の価値がある記事です。 Transcript 10月に入ったくせに、9月のポッドキャストの自己満足度が高い佐藤愛です。お元気ですか? キーワードは「自己」。 この考え方はダンサーだった時には出来ませんでしたし、 DLSを11年やってきても、まだまだ練習中です。   自己という言葉から連想されるのは 「自己中心的」という言葉なのは私だけでしょうか?   自分の事を褒めるとナルシストと言われ、 自分の予定を優先させると自己中だって言われる事があるかもしれない世の中で、 敢えて今日は「自分中心の考え方」について考えてみようと思います。   ちなみに、ナルシストとはNarcissistic personality disorder (NPD) のことで、 精神疾患の1つです。 自分が大好きな人というイメージが強いかもしれないけど、 NPDを持つ人々は自己価値観が非常に低いことも特徴です。   残念ながら、言葉とイメージが独り歩きしているのですが、 この精神疾患に苦しんでいる人や、家族がいることを考えると、 むやみやたらと使わない方が良いんじゃないかと私は思います。  …

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DLSポッドキャスト epi528 ダンサーの股関節の痛みと骨盤

あなたが見る現実と他の人が見る現実は、異なることがあります。 同じ風景を見ても、あなたが感じることと他の人が感じることは違うかもしれません。 今回は、ダンサーの股関節に焦点を当て、同じレッスンを受けても 人によって異なる受け取り方やケガのリスクがあることをお話しました。 安全に踊り続けるためのヒントを得たい方におすすめです。 Transcript 皆さんがこのポッドキャストを聞いてくださっている時には、 私は京都か奈良、もしくは飛鳥エリアにいるはずです。   レコーディングをしている8月後半時点では、まだどういうトラベルプランにするのか考えていません。 きっと行き当たりばったり旅行になっているかと思います。 京都&奈良、といったら修学旅行でしょう。   私も高校生の時に行きましたが、ちゃんと記憶には残っていない気がします。 金閣寺とかメジャーなところに行ったはずなんだけど、 思い出せるイメージは教科書の金閣寺だけです。   なので、今回リベンジ出来るんじゃないかとも思っていますし、 オーストラリア人の夫を連れて行くので、外国人の目から見える風景というのは どういうものなのかを楽しめるかな、と思っています。   あなたの現実と、周りの現実は違うことがある 同じ景色を見ていても、それに対して どう感じるか、どう見えるか、は違いますよね。   私は多分、教科書の金閣寺とか、高校生の時にここに来たなーなんて 過去の記憶と照らし合わせていると思いますが、 彼にとっては、鬼武者というゲームの中で出てきた単語を拾い集めているのかもしれません。   朝の電車で、寝ている人達がたくさんいるのは、…

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DLSポッドキャスト epi527 ダンサーが知っておきたい股関節の痛みやつまり

今月のポッドキャストでは、ダンサーの股関節問題に焦点を当てています。 特に日本人女性に多い臼蓋形成不全について、ケガのリスクや痛みの原因を掘り下げ、 正しいトレーニング方法をご紹介しました。 臼蓋形成不全でも踊り続けられる秘訣を知りたくありませんか? エクササイズバンドを例に「引っ張る」と「緩める」の違いも説明しましたよ。 Transcript たぶん明日、日本に向かう飛行機に乗るはずの佐藤愛です。お元気ですか? 日本には2週間ほど戻る予定なので、 その前にポッドキャストをレコーディングしているのですが、 日本の9月といえば台風の季節ですよね。 問題なく飛行機が飛んでいるといいのですが…   2018~2020年のDLSセミナー裏話 コロナの前まで、DLSは9月にも来日していました。 2018,9年あたりは、12月後半から1月の冬、4月から5月の春、 そして9月の秋セミナーをやっていたんですね。 それこそ、バレエ学校でも働いていた時期だから、 学校の休みと日本の長期休暇とのバランスを見て予定を組んでいました。   コロナで来日セミナーをキャンセルしたのが2020年の春。 それから数年は、日本は問題なくても、 オーストラリアの国境が閉まっている問題があったり、 海外からやってくる人はちょっと敬遠される傾向があったり、 もちろん、不特定多数の人たちが集まるセミナー環境は避けた方がいい、 なんて事もありましたよね。   懐かしいと思うことはないですが、 ビジネスモデルが来日セミナーだったDLSが、 この時期よく生き残ったなぁと感慨深く考えてしまいます。 これもすべて、多くの皆さんが応援してくれたおかげなんですけどね。…

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DLSポッドキャスト epi526 ダンサーが知っておきたい臼蓋形成不全

「楽しいからこそ休むことの大切さ」をお伝えしました。 仕事が楽しくても、楽しいからこそ休み、自分をリフレッシュさせることが大切です。 また、先週に引き続きバレエ解剖学をテーマにに、バレエでの股関節の重要性についても詳しく解説。 特に、アジア人女性に多い「臼蓋形成不全」に関する情報は、ダンサーやバレエ指導者にとって必読です。 Transcript 実は来週日本に向かう佐藤愛です。お元気ですか? え?セミナー連絡あったっけ?と思った方、流石なマニア具合ですね。 今回の来日はプライベートの要件でございます。   愛パパエピソード、覚えていますか? 彼の70歳誕生日を記念して、家族旅行に行くことになりました。 せっかくだから、セミナーとか入れようかなとも考えたのですが、 休む大切さをお伝えし続けている私ですから、 口先だけではなく行動でも示せる様にならないと、と思ってプライベートだけにしました。   楽しいからこそ、休みをとる もちろん大変な事もありますが、私の仕事はやりがいがあり、楽しいです。 特にセミナー資料準備やブログ、ポッドキャストのためにリサーチするなどという作業は 私が一番楽しいと思っていて 時間を忘れて続けてしまうものでもあるんですね。   楽しいからといって、休みが必要ではないわけではありません。 楽しいという気持ちを長く継続させるためにも、 楽しいだけでなく、質のいいものをお送り出来るためにも、 休息は大事です。   特にバレエの先生たちは、自分の仕事のやりがいもあるだろうし、 発表会の準備が好きな先生たちがたくさんいるのも知っています。 舞台のわくわくは、準備する方にもあるんですよね。  …

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