表現力と解剖学ー舞台で光るために
この前表現力セミナ―でお話したことを、ブログにします。 題名通り、表現力と解剖学。 セミナ―受講してくださった人達のグループ2は復習がわりに、グループ1はこういう見方もあるのか、という応用のために。 今回受講できなかった人は・・・うらやましーだろーって事で笑 バレエ解剖学 私の考えるバレエ解剖学はバレエテクニックを助けるための解剖学。 骨盤を正しいところに置くと、効率よく動ける=踊りがスムーズになる ひざを伸ばす筋肉が分かる=しっかりと伸ばされた膝に、強いジャンプ力が生まれる とか、解剖学がバレエの悩みやテクニックに直結するもの。 これは指導では絶対に必要なことだけれど、踊っている本人も先生の言うことを理解するためには必要。 足のアーチを上げて! といわれたときに、土踏まずだけあげればいいんだーってレッスンしてたら、 小指重心になって、軸の強さが生まれないだけでなく、 捻挫や第五中足骨の疲労骨折に繋がりかねない。 だけど、足のアーチっていくつあって、どこにあるのか?分かれば、 先生に言われたことが「安全に」できるわけ。 表現力って練習できるんですよ、って何度も記事にしていますが、 表現力もテクニックの一つだとしたら、解剖学が助けてくれます。 表情筋の筋トレ 表情を作る筋肉、つまり顔にある筋肉たちはたっくさーんあります。 どの文献を読むかにもよるけれど、一般的には30個以上、私は43個だと習っています。 すごい量だよね。 って事は、これらの筋肉を「コンディショニング」したら、すごい量の表情が生まれる。 つまり、表現の幅が広がるのです。 …