ダンサーズ ドント ダイエット!脱ダイエット宣言

私がふみさんを大好きな事はもう、周知の事実でしょう。 あーまた、ふみさんの話!?みたいな。 二人で褒め合って、ノロケみたいな会話もやめてよ、って思う人もいるかもしれませんね。   まーいいんです。 まだ私たちハネムーン期間だから笑 (とはいっても、2017年4月に出会ったからこのrelationshipは1年8か月も経つのか!) ふみさんとの出会いは彼女のブログに書いていますので、こちらを読んでくださいね。   人生にはいい意味でも、悪い意味でも「自分」を作ってくれる人と出会う事があるじゃないですか。 この人に出会ったから、今の自分がある この人のおかげで、考え方や生活習慣がガラっと変わった もちろん、face to faceで会う必要はないかもしれませんよね、ドキュメンタリーや本なんかでも この作品で人生が変わった! みたいなことがあるかもしれません。   もちろん、悪いバージョンもあって、 この人に出会ったおかげで、こういった人間とは関わらないようにしよう この人との経験で、注意しなければいけない部分が分かった、自分の弱点が分かった なんていう事もあるかもしれませんよね。   私の場合、「今」の「DLS」の「佐藤愛」を形作った人をあげると Christine Walsh…もちろん、我らが校長先生 Paula and Sue...The Australian…

Continue Readingダンサーズ ドント ダイエット!脱ダイエット宣言

バレエ留学中の現役東大生に聞くバレエと勉強の両立

うちの学校には、現役東大生がいます笑 うちの学校、っていうのはプロを育成するバレエ学校です。 でも、プロになれない子達、ならないと進路を決めた子達を退学させるのではなく、 そういう道もあるよね、だけど、生徒としているんだったら、真剣にやりなさいよ、というような学校です。   私自身も、2年生の9,10月にはバレエの道ではない方向に行こう、と決めていたけれど 最終試験、年末公演までみっちり絞られました笑   このビデオシリーズでは、そんななっちゃん、こと東なつこさんにバレエと勉強の両立についてお話を聞きました。 バレエママだったら、飛びついてビデオを見たいことでしょう!! でも、バレエの先生も、スタジオにいる子達全員がプロを目指すわけではないので、 プロを目指さない=バレエを辞める としなくても、大好きなバレエを続けて、しかも大学進学もアリなんだよ、というケーススタディとしても聞いてみて下さい。   そうそう、現役ダンサーは、時間の使い方について考えるきっかけになるはずです。   大好きなバレエ、憧れのバレエ留学。 それって別にプロだけの道、ではないんです。   バレエの世界をより深く理解するため、 自分の可能性にチャレンジしてみるため、 その先にあるものが何か、自分と向きあうためだって、留学できます。   本気であれば。   この前も、DLSを昔からフォローしてくれて、ロンドンにバレエ留学していた子からメールが来て、 留学生活はすごく楽しく、3年間貴重な体験をしたけど、 その結果バレエダンサーを目指すのではなく、治療家の道に進みたいと決心したので、 日本に戻りバイトしつつ、勉強する予定です。 と言っていました。…

Continue Readingバレエ留学中の現役東大生に聞くバレエと勉強の両立

体型が恵まれないと嘆く前に

まず最初に。 私が体型がどーのこーのという質問や言葉を聞いた場合、 「体型を除けばプリンシパルレベルの実力があるんでしょうね?」 と聞き返します。 そうじゃなかったら、体型がどーのこーのよりもやることがあるんですから。   以上! で終わらせてしまっても、この手の質問は山ほど来るので記事にします。   2021年追記 ダンサー体型=細い人、と思っているならばそれも大問題です。   それだけでも長くなるので今日は割愛しますが、この記事で話す「体型」というのは 甲が出る 膝がしなる ターンアウトが出来る 筋肉がつきづらい(細く見える) まっすぐな脚 など「恵まれた体」と言われるエリアです。 ケガの頻度などを勉強するとこういう方がケガしやすいとわかるけど… 体型とは? 愛さんだって記事で書いてたじゃない。 人種によって骨格が違うンだって!   はい。そうです。 でも骨格と体型は違います。   骨格… 高等動物で、骨が組み合わさって、体のささえをなすもの。骨組み。  …

Continue Reading体型が恵まれないと嘆く前に

元新国立劇場バレエ団ファーストソリストインタビュー

DLSではお馴染みの西山裕子さんと、9月に福岡でDLSキッズセミナ―を行ってきました! 福岡にお呼びいただいたまちさんの話とビデオについてはこちら   新国立劇場バレエ団といえば日本の大御所バレエ団。 そこで第一期メンバーとしてトップを走り続けてきた彼女にバレエ団生活や、バレエダンサーを目指すようになったきっかけ、 そして出産後の壁について赤裸々に話してもらいました。   まちさんのビデオと一緒にみると対照的なのは、 バレエ学校卒業・短期留学 海外のバレエ団・日本のバレエ団 各国で踊る・1つのバレエ団の成長を見る というところ。 プロダンサーへの道というものには「1つの答え」があるわけではない事がわかりますよね。     裕子さんのすごいところは、 すごく勉強熱心なところ! そして 常に上を目指しているところ   私なんかダメです、となるのでもなく、天狗になるのでもなく。 自分のいいところと向上したいところを冷静に分析している人。 それってバレエの世界だけでなく、どんな職業についていても「伸びる人」「トップになる人」の性質だと思いませんか? だから彼女は日本のトップダンサーとして活躍してきたんでしょうね。     内容とタイムスタンプ 1:20 ダンサー西山裕子が生まれるまで 3:44 ダンサーという「職業」 5:39 10年間バレエ団で踊った経験を振り返って…

Continue Reading元新国立劇場バレエ団ファーストソリストインタビュー

バレエオーディションでの注意点

  かなり前の話になってしまいましたが、9月に私が卒業し、今も働いているAustralian Conservatoire of Ballet(ACB)のオーディションがありました。   日本オーディションにスタッフとして立ちあうのは今回が2回目?だっけか? ですが、毎回学ぶことが多いですね。 オーディションはバレエダンサーを目指していたら、国内でも避けて通れないですし、 留学を希望していたら絶対。 だけど内部からの情報は少ないと思うので、是非ここで学んでいって下さい。 前回学んだ事はこちらに書いてあるし、オーディションシリーズとして書いてある記事もあるので、検索バーで「オーディション」というキーワードで探して下さい。 書類ミス! 今回目についた一番のポイントは書類ミスでした。 えー!!?? お金はらってオーディションしているのに、連絡先になるメールアドレス書いていないの!? みたいな。   でも結構な数があって、バレエ学校の事務の人から連日メールが届いていました。 これね、私がオーディションをオーガナイズしていてメールアドレスを知っていたから良かったけど、 公開オーディションとか、留学斡旋会社(つまり学校側がコンタクトとれない人)がやっていたら、 メール送れない=書類が送れない=留学取り消し です。   またメールアドレスが携帯メールだった人も多かったり、 (これね、本当に辞めてほしい!DLSの申し込みでもそうだもん!!理由はこの記事に書いたよ) アドレスの記入が読みづらく、間違ったアドレスに送ってしまって届かない、なんていう人もいたようです。   分かりやすく、読みやすく書きこむ、というのはとても大事な事。 確かに、最近はパソコンで処理するものが多いけれど、会場で書きこむだとか、…

Continue Readingバレエオーディションでの注意点

役に合わせた表現力を身につける

表現力に対するすごくいい質問があったので記事にもしてみます。 質問は、というと。 私は役がらによってポーデブラの表現を使い分けるのが苦手です。 あと、目線など目の表現も苦手です。 表現力セミナ―では具体的にどのような表現を勉強できるのでしょうか? 表現って曖昧に言われるけど バレエの表現力、ってなんだかお化けみたいな感じ。 見える人と見えない人がいて、見える人は特別な力がある、みたいな?   でもね、「力」なんだから練習できるんですよ。 そしてレッスンの中で練習し続けないと、いきなり発表会前にやりなさい!って言われても無理です。   両足ルルベバランス ↓ 片足ルルベでルティレバランス ↓ 4番ポジションからピルエット ↓ 5番ポジションからダブルピルエット   って感じで、徐々にレベルアップさせるものでもあります。 表現力の基礎とか、自分自身の感情理解だとかがなくて、いきなり白鳥になれ!って言っても無理です。 鳥…とり!? 表現力の前、土台作り 表現力が力だったら、土台になるものがあります。 それは体、心、知識。 ダンサーの前に人間にならないとね。   そして、その土台がしっかりとしていればいる程、その上に乗っかるお家の安定感ができます。 土台は、どんなスポーツでも、プロフェッショナルでも一緒だと思います。…

Continue Reading役に合わせた表現力を身につける

材料をもってくること。

材料をもってくること。   はい? 材料?   そう。 材料。   なんの? カレーの。   例えばさ、いくら腕のいいシェフがいたとしても、材料を持ってこないと、シェフ一人だけではカレーすら作れないのよ。 だから、カレーが欲しいと思ったら、お椀だけもって列に並んでもしかたないでしょ? 配給じゃないんだから。   にんじん じゃがいも 玉ねぎ ご飯 水・・・ どこでも、年がら年中買えるかもしれない材料だけど、なかったらカレーは作れないわけ。   いくらいい先生がいたとしても、「ダンサーにしてー」って列に並んでいるだけじゃダメなのよ。 自分で、材料を持ってこなきゃ。   材料って才能じゃないよ? 才能はお金出して買えないでしょ? 才能は種から育ってこないでしょ??   人参はお金出しても買えるし、自分で育てることもできる。…

Continue Reading材料をもってくること。

直して下さい、という態度を改める。バレエ上達へのヒント

2年ほど前。 セミナ―にきた方の一人がO脚に悩んでいました。 んで、セミナー内で足のエクササイズを行ったら、ビフォア―アフターがはっきりするくらい違いが出ました。 「これで悩みが解決しました!」   数年後。 FBのコメントで「それで私のO脚を直して下さい~」的な事が書いてありました。   ここから学べること。 むやみやたらと佐藤愛をSNSでお友達リクエストしないこと。 私、見てますよ笑 楽な方へ流れるのが人間 自分でやるよりも、他の人にやってもらった方が楽じゃないですか。 エクササイズを地味に毎日続けるよりも、治療家さんに直してもらった方が楽じゃないですか。   分かりますよ、気持ちは。   バレエの立ち方ブックにO脚とはどういう形の脚で、どのようにやったら矯正できるか?って書いてあるけど、 それをやり続ける人はほとんどいないのも知っています。   でもね、私がご紹介しているのは「こうであろう」という理論ではなく、生徒達で効果が出たものだけなんです。 毎年500人以上のダンサーと仕事するんですよ?私。   上手な子と上手になる子、でもご紹介した、O脚だった子。 彼女の脚は2年間でかなり形が代わり、今は日本のバレエ団で踊っています。 効果がでるから、みんなに説明するわけよ。(やるかやらないか、は本人次第。) プロになる人が口を揃えて言うのは「努力」 羽生結弦さんのインタビューで「やるべきことはやった」的な言葉が多く見られますが、 どんな世界でもトップレベルの人達は努力すべきことを知っていて、しかも努力してきているという自負があると思うんです。  …

Continue Reading直して下さい、という態度を改める。バレエ上達へのヒント

買った参考書を活用しよう!

DLSをフォローしてくれている人達は勉強熱心な方々が多いと思うのですが、そうすると本棚にたくさん並ぶバレエの参考書。 みなさん、ちゃんと使ってます? それとも買ったまま、最初の方をちらっと読んだまま、になってません?   今日は、そんな100%活用されていない参考書をどうやったらお金を払った分(高いよねー参考書)使ってあげる方法を考えてみました。 教師のためのバレエ解剖学講座の参考書 DLSの教師のためのバレエ解剖学講座では、「Anatomy of Movement」という本を参考書として使わせていただいています。 日本語版も出ているの知ってるけど、敢えて英語版を買ってもらってるのは、 私が意地悪をしている訳でもないし、アマゾンのアフェリエイトでお金儲けしようとしているわけでもないです。   *余談。 DLSで本などを紹介する場合、アマゾンのアフェリエイトリンクを使っています。 皆さんには1銭も負担はないけど、紹介料として売上げの3%がDLSに入ります・・・ええ、30円くらいです・・・ それでFBライブ用の三脚を買ったり、セミナーで皆さんにつけてもらう名札を購入したりと、DLS運営に使わせてもらっています!どうもありがとうございます! それが嫌って人はどうぞ!リンクを使わずに検索バーで本の名前をチェックすれば問題ないですよ!   たくさんバレエ系、解剖学系の参考書を持っている私が厳選して選んだの。 その理由トップ3はこちら。 筋肉、骨のイラストだけでなく、動きのイラストも入っていて分かりやすい 体のすべてのエリアがまんべんなく入っている ペーパーバックなので重すぎない   私の好きな道具をご紹介したブログでも書きましたが、私が何かを選ぶとき、1つのことしか出来なかったらあんまり意味がないと思ってるのね。 だから参考書も、足だけ詳しく書いてありまーす!「だけ」だったらあまり意味がない気がする。 もちろん、それだけ!勉強したい人にはいいけど、それはかなり上級者向けですよ。   初心者=体全体の基礎的な理解が出来る バレエダンサー系=ビジュアルで覚えるのが得意だから、イラスト豊富がよい…

Continue Reading買った参考書を活用しよう!

余裕がないけど、自信があるように見せる方法

「余裕がないけど、あるように見せたい」 こんなつぶやきをツイッターで見つけました。   おおっ!と思って飛びついちゃった! だって、オーディションや発表会など人に見られる職業のダンサーは自信があるように見せるってすごく大事じゃない? もちろん、いきなり代役で舞台に立たなければいけないって事態もあるかもしれませんよね。   この前、インスタでロイヤルのお友達ダンサーがアップしていたのを見ました。 ロイヤルのジゼルシーズン。 今日は舞台がないからって、お家に帰ってたのに電話がかかってきて、急なケガでジゼル2幕のアルブレヒトを踊るために劇場に戻った。 オシポバとはいつものパートナーではないようで、リハをしていたかどうか?は書いていなかったけど、舞台をやり遂げることができてほっとしている。 という趣向のアップでした。   ね、いくら自信がなくても1幕を見終わった観客があなたを、そして物語の続きを待っている可能性があるってこと。 そしてこれがプロの世界。 舞台は生ものですから、「今は余裕がないからむりー」「今日はついてなーい」なんて言ってられないのでございます。   これらのエリアは教師のためのバレエ解剖学講座モジュール3でお話しているんですが、かなりやる気と根気のある教師でないと参加すらできないDLSの裏メニューみたいなものなので、 今日はそこからいくつかご紹介しましょう。   ボディランゲージが人を作る Amy Cuddyという社会心理学者がTedトークでお話していましたが(日本語訳もついていたのでリンクを貼っておきますね!見る価値がありますよ)割り箸を加えて笑顔の「ふり」をするだけで楽しくなれるんだそう。   そして研究では 1)力強いポーズVS無力のポーズ を2分間キープしてもらう 2)唾液のサンプル(ストレスホルモンのレベルを確認するため)とギャンブルをやってもらうなどの実験 とやってもらったら、結果として 支配性ホルモンであるテストストロンが 力強いポーズの人20%アップ、弱いポーズの人は10%ダウン。 ストレスホルモンであるコルチゾールは 力強いポーズの人25%ダウン、弱いポーズは15%アップ…

Continue Reading余裕がないけど、自信があるように見せる方法