足首のグラグラ!ケーススタディ

こんなダンサーいませんか? 足首が変に柔らかい、とかよく動く(特に内側、外側へのグラグラ) 甲が出やすい(乗っかっちゃう) 捻挫を何度も繰り返している子   うんうん、っていう人たちは多いと思うけれど、その後に 足首の後ろ側、外側、内側に痛みがある人。 もしくは、足の甲や土踏まずの部分が痛い人。 っていうのを足したら?? すごく多くのダンサーに当てはまると思うのだけれどどうだろう? 今日はそんな足首のグラグラをお話ししていきます。   足首のグラグラ? 生徒のビデオがあるのでそれをちょっと見てみてね。 右側、テープが貼ってある方は、テープで治していますからまっすぐなのが見えると思います。 ちなみにO脚のコンプレッススがある子だけど、テープしている方を見ると、そんなの見えないくらいまっすぐだっていうのがわかるかな?   逆に左足。 そっちは、最初アーチが落ちて、足首がロールインしているのが見えます。 (ちなみに、最近よく聞かれるんだけれど、足のアーチが落ちる扁平足と足首のロールインは違います。一緒に起きることが多いけれど、一つは足関節で、もう一つは足のアーチを指してるからね!) そして、ルルベに上がるまではアーチが落ちているんだけれど、 ルルベから戻ってくるときは逆に足首の外側に落ちているのが見えるかしら?   これはいい方の足です。 彼女は最初、テープしている方の足の甲が痛くてきました。 テープしたら一気に痛みは無くなりました。   ちなみに、このテープはダイナミックテープと呼ばれるもので、筋肉の動きを作るテープです。 キネシオテープとかではないです。 もちろん、リジットテープではありません。だってルルベに上がれなくなっちゃうから!…

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ダンサーのケガ 疲労骨折について知っておきたい事

*この記事は2017年に書かれたものを、より詳しく大幅アップデートしました。     私が踊っていた時の一番最後の怪我が疲労骨折でした。 ちゃんとリハビリするというか、治療も、原因も、リハビリの方法も知らなかったので、それが最後の引き金になってバレエを辞めました。 (それ以外にも色々と理由はありましたが、詳細は愛さんのバレエ留学記シリーズに書いているので興味があったらそちらをどうぞ)   必ずしも疲労骨折=バレエ人生終わり!ではありません。 実際にプロダンサーでも多く見られます。 そしてその怪我の間に自分をより強く、踊れるダンサーに改良することも可能です。   ですが、疲労骨折を放っておくダンサーがあまりにも多すぎる。 そして本来ならば、6-8週間のお休みの後レッスン復帰が出来るはずなのに、レッスンを休むことを恐れて?先生が許さなくて??結果、バレエ人生を短くしてしまっています。   バレエ人生が短くなる…だけだって悲しいのに、 骨折が一生治らない「偽関節」 いつもかばって踊るために体のバランスが崩れる「機能性側弯症」   かばって踊る・生活するから無数の不必要なケガに繋がったり 一番力を発揮しなければいけない留学中、バレエ団1年目などで思うように力を発揮できずチャンスをつかむことが出来ないなんて事もよくあります。   これ以上読み進める時間や興味がない人たちのために、これだけは頭に入れておいてください。 疲労骨折は防げます。 疲労骨折とはなに? 「疲労骨折」って言葉は聞いたことはあると思うけれど、普通の骨折と何がちがうのか?を説明しなさい、と言われたらうーん…ってなっちゃいません? Clinical Sports Medicineという本(ちなみにこれはバレエ団研修している時に、バレエ団で働いているスタッフ全員の机に置いてあったので真似して買った本。DLSでも参考書に使ってます!)によると   疲労骨折は「Overuse…

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ポワントを早くから履いてしまう子供のケア

  自分が経営しているのではないスタジオで、ポワントを早くから履かせている。 どうしたらいいですか? これが、今日のテーマです。   そういう子供たちのアシスタントをしている、もしくは他のクラスで指導している、という場合、何に気を付けてあげたらいいか?を考えてみました。 先生の悪口はなし これねー難しいってのは分かります。 子供が泣きながらストレッチさせられてたり、7さいなのにポワント履いてたり。 それは間違ってます。ええ、間違ってますとも! ただしね、「あなたが」そのお教室で働くって決めたのだったら、生徒が混乱するような事は言えません。   生徒さんや親御さんに相談されたら、説明することはできます。 例えば、まだトウシューズを履くには幼い気がする・・・と言われたら 「IADMSという団体は12歳からのポワントを勧めているみたいです。ここからダウンロードできるので読んでみて、○○先生と相談してみてはどうでしょうか?」 でも、これは結構厳しいかも。   つま先を伸ばすストレッチしている時に足首の後ろが痛い・・・と相談されたら 「私はお医者さんではないですが、ストレッチで痛いのだったら一度ストレッチを休憩してみてどうなるか?チェックしてみたらいかがですか?それで解決したらOKだし、 痛みがなくならないようだったら専門家にみてもらったらいかがでしょう? OO先生にケガしているみたいなのでストレッチはお休みするという旨を伝えておきますね」とか。   特に田舎の場合。 踊る環境が整っていなくて、そのスタジオに通う OR バレエを辞めるというチョイスしかない事があります。 もちろんケガするリスクは忘れちゃダメだけど、踊らなかったらダンサーにはなれないし。 ダンサー自身、そして親御さんたちも賢くなる必要があるので、DLSを読むように勧めてあげてもいいかも。 (ほら、私が先生のやる事に対して文句を言ってるのと、雇われてる人が言うのでは受け取り方が違うじゃない?嫌われるのには慣れてるし笑) 賢くレッスンプランを作ろう!…

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動きたくない関節ってあります!原因と対処法

*今日のブログ内容は2月25日に行われたFBライブの復習・エキストラ記事です。 ライブに参加してくださった皆さん、どうもありがとうございました! 録画ビデオはDLSフェイスブックページにあります。見ていない人はこちらをクリック!   毎日いっくらストレッチしても効果が出ません・・・っていう記事覚えてます? そこで 確かに本当に短い筋肉は硬く感じる けど 弱い筋肉は硬くなりやすい! 弱い筋肉はすぐにギブアップしてパンパンになりやすい! って話をしましたね。   そういう人の場合、ストレッチするんじゃなくって筋トレするとその筋肉が柔らかくなります。 まだ読んでいない人はそっちをどうぞ。   その記事では筋肉にフォーカスをおいたけれど、今日は関節にフォーカスをおいてみますね。   DLSの最初の方の記事で言葉の意味を説明していますが、それをしっかりと理解しないと 今日の記事の意味がわかりませんからおさらい。   骨と骨がぶつかるところ=関節=動きが生まれるところ 筋肉=動きを作るもの     関節が動かない=筋肉が硬いだけではない! 筋肉と違って、関節は骨と骨でできています。 関節は動く方向、動く角度(可動域、文字通り動きが可能な範囲)というものがあるのね。 そしてこれは骨格の一部にもなるので、人によって少し違います。   また靭帯の長さも個人差があるし、年齢や生理週間(つまりはホルモン)、そして過去の怪我によって違います。…

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間違った甲だしストレッチと偏平足

偏平足はダンサーの敵!みたいに考えられることがあります。 確かに、 足のアーチがある=足の甲が出る と考えると 足のアーチがない(偏平足)=足の甲が出ない! とパニックになりそうですよね。   でもね、そーじゃないの。   それを理解するには足のアーチってなにか?を理解する必要があるね。 足のアーチは3つあります。 つまり土踏まず「だけ」が上がってたらOk!じゃないわけ。   足のアーチは背骨のアーチみたいに 1)骨の形(元々アーチっぽくなるように骨が曲がってる) 2)靭帯(骨と骨を結ぶ紐) 3)足の筋肉たち でできています   ここまでは、解剖学を勉強してきたDLSフォロアーさんならオッケーだよね。 もし迷子になってしまったら 最初の最初に骨を語ろうという記事で骨の大切さ、そして解剖学を考えるときに一番最初に骨を考える理由があります。 そして靭帯の役割を復習するためには靭帯についての記事を読んでね。   さてと。足の構造が大雑把に理解できたら (足=骨と筋肉。骨って事は関節があり、靭帯がある。筋肉って事は腱がある。ユニコーンは住んでいない。) 今日のテーマである偏平足と甲だしストレッチについて。 偏平足=足のアーチが潰れた状態 偏平足とは足のアーチが潰れた状態を指すそうです。 特に土踏まずのアーチが一番高さがあるので、それが潰れていると偏平足というらしい。…

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バレエを踊っているとレッスンを休みなさい、といわれることがたくさんあります。病気の時、具合の悪い時、ケガしているとき、痛みがある時・・・レッスンを休みなさいと言われる理由と、どうしたらいいのか?を考えていきます。そして治療家・トレーナーやバレエ教師が休みなさいという前に考えたいことも書きました。

バレエを「休みなさい」といわれたときにできること

バレエを踊っていると、レッスンを休みなさいといわれることが時々あります。 時々だって。 けっこうたくさんありますね。   今日はその理由と、バレエを休んでもできることをお話していきましょう。   もちろん、体調管理はダンサーの責任の一部です。 ケガを予防したり、病気にならない生活をするのも大事。 病気・具合の悪い時の「休みなさい」 病気や具合の悪い時にレッスンをすると本末転倒です。 はい、終了! では困るのでどうしてか考えてみてくださいね。 病気、つまり体が何かと戦っているとき(ウイルスなどね)、自分が自分のためにできることは 体を休めてあげて、早く具合がよくなることです。   長期にわたって休めば休むほど、筋力も落ちますよね。 だからレッスンに行きたいとか、リハーサルがあるから休めない、って思うかもしれない。 だけど、そのせいで体の修復が進まず、病気が長引いたらこまるでしょう?   また、他のダンサーにも病気がうつる可能性だって高いわけ。 レッスン場は密室だし、バーはみんなが触る。 ピルエットしながら鼻水飛ばしそうになった人、たくさんいるでしょ!?   他の人のために、そして舞台を成功させるためにも、自分が早くよくなる必要があります。 バカなことを言っていないで自宅待機しなさい。   具合が悪い時でもそうですよ。 貧血でバーレッスン中クラクラしちゃって・・・転んだ瞬間に脱臼、という生徒を見ました。 なんとなく調子が悪くて、体に力が入らない・・・体幹のコントロールができずグランバットマンで腰を痛めた生徒もいました。  …

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Read more about the article トウシューズフィッティングでよく見られる3つの間違い
足にあうトウシューズを探すことってとても大変!今日はフィッティングでよく見られる3つの間違いを説明していきます。かかとが抜けちゃう=シューズが小さいではないですし、足の裏を強くするために固いポワントを選ぶのも考えようね。

トウシューズフィッティングでよく見られる3つの間違い

自分の足にあうトウシューズを探しているダンサーはたっくさーんいると思います。 メーカーによって色々あるし、バレエ雑誌や、プロのインタビューを聞いてもたっぷり出てくる名前たち。 海外だけで購入できるシューズだってたくさんあるし、日本だけで買えるものもたくさんです。   自分に合ったシューズを探す、って難しいですよね。 今日はよく見られる3つのフィッティング間違いをご紹介します。 3つ以外にもたくさんあるんだけどね、それはダンサーの足セミナーでお話しています。 かかとが抜けちゃう=シューズが大きすぎではない かかとの部分にゴムをつけている人、たくさんいますよね。 これはデミを通った時にかかとが抜けない様にするための工夫。 結局、ポワントのサテンって伸び縮みする生地ではないわけで、早い動きなどでシューズが脱げちゃったら困っちゃうでしょう。   ただし、かかとが抜けてしまう=シューズが大きすぎる!ではありません。 その逆が殆ど。   嘘だと思ったら、自分のシューズを足のおおきなお友達に履いてもらってください。 ぎりぎり、足が入るか否かのシンデレラのお姉さん状態になった時に、かかとをみてみましょう。 生地が足りなくて、引っ張られているはず。 そしてその人達に歩いてもらおうとするとかぱっとかかとが抜けるはずです。   トウシューズでは、大きすぎるシューズは一目瞭然ですが、 きついシューズは見落とされがち。 でも、きついシューズの方がケガのリスクが増えます。   生徒の一人で6か月以上親指の痛みが続く子がいました。 毎回、シューズが合っていないよ、といっても「トウシューズフィッターに合わせてもらったから大丈夫」っていうだけ。 ようやく彼女がシューズを変えて1週間後、痛みはもちろんなくなりましたよ。 今でも彼女との笑い話になっています。 足の裏を強くするために固いポワントを選ぶ 足の裏を強くしたいので固いポワントを選ぶというのは、なんだか理にかなっているようでそーでもありません。…

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保存版 レッスンの痛みを説明する言葉たち(日本語・英語)

このブログで、痛みは体の出しているサインだとお話ししました。 ここでは、そのサインを言語化して、バレエノートに残したり、治療家に伝えたりする方法をお話ししましょう。 留学先にいる人たちも多いと思うので、日本語と英語、両方を勉強していきましょうか。 変な感じがする:discomfort 動けるんだけど、痛くはないんだけど、なんだか変・・・ 痛みというよりは調子が悪いって感じですね。不調を感じたらできることはこちらの記事でも説明しているので、詳細はそっちを見てください。   ときどき、feeling odd、 feels strange、なんて言われることもあります。 チクチクする、ピリピリする:pins and needles 脚がしびれた感じ、神経っぽい痛み、それらを英語ではpins and needlesと言います。針とかで刺されている感じ? stabbingと表現された場合、同じような痛みだけれど、チクチクのレベルを通り越して痛いときに使います。   エクササイズでは少ないんだけど、ストレッチしていてこの感覚があったら急いでback offしてくださいね。 神経は伸ばされるのが嫌いですし、挟まっている場合もあります。 びりっ!とする、痛みが走る:shooting, electric like 動かしたときにビビッときたり、いきなり痛みが走ること、これをshooting painと言います。 electricは電気。電気が走ったみたい、ということになりますね。 さっきの神経系の痛みとも似ていますが、このように感じたらその動きをやめましょう。 いつも痛い、地味に痛い:constant…

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ダンサーのリハビリ 痛みってどこからくるの?

リハビリとは何なのか?という言葉の意味と一緒に、 痛みをこらえて踊り続けるのではなく、最短の時間(とお金、これも大事!)でダンサーが舞台やレッスンに戻ってくるのをリハビリと言うよ、 とこの記事でお話ししましたが、根本的な「痛み」については何もお話ししていなかったよね。   この記事では「痛み」って何?という話をしていきたいと思います。   痛みは何かが変というサイン そもそも、どうして人間(そして動物も含めて)は痛みを感じるのか?というと、サバイバルするためなんです。 「危険だ!」「逃げろ!」 骨が折れているのか、パックリ肉が割れたのか、それとも毒グモに噛まれたのか… 原因が分からなくてもヤバいぜ!ということを痛みが教えてくれるってわけ。   動かすと痛い、というのはケガした部分の組織が完全に修復されていないから、動かすなよ、と教えてくれているわけだし、 この方向に動かすと痛いよ、というのは関節が脱臼する前に知っておきたいでしょ。   だからね、痛みは悪者ではないんだよ、というのを覚えておいてください。   ただ、痛みの原因が動きに対して体が弱いことで出てきた場合、例えば、振付の難易度とあなたの筋力や体力がマッチしていない場合は、休んでいても向上しません。 体が教えてくれているのは、そのまま動くとケガするぜ!であり、そのシグナルに間違いはありません。 だから、ダンサーは体が出してくれているサインを感じ、パニックになるのでもなく、無視するのでもなく、サインを読み取って対応する必要があるってことね。   痛みがある場所=原因ではないこともある 身体的な痛みは大きく分けると 関節(靱帯も含む) 筋肉(腱、筋膜も含む) 神経系 からくると言われています。   捻挫みたいに、痛い場所=組織が損傷している場所のときもあるし、 痛い場所=ほかの部分に問題があるけれど、痛みが出た場所がこっちだったケース、というのもあります。…

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ケガしたときの頭の中・・・ダンサーのケガを理解しよう!

ダンサーのリハビリではこういうのが必要なんだよ、ってお話したとしても、 「私にはムリ」 「こんなに長く痛み痛みが続いているもん、変わるわけがない」 「そんなに冷静に言われても、リハビリに失敗してきているからDLSを見つけたんだっていうの!」 なんて声も聞こえてくるかもしれません。   ここでは、ケガしたときのダンサーの頭の中を覗いてみようと思います。 そうすれば自分で思っているほど、あなたが感じている感情は特殊じゃないって分かるし、 そういう感情を抱えても普通なんだと分かると気が楽になるかもしれません。   ペンシルベニア州立大学の大学教員、岩月猛泰(たけひろ)先生のブログによると、ケガしたスポーツ選手は アイデンティティーを失う 恐怖と不安 自信を失う グループ間の乱れ パフォーマンスの低下 という心理的な反応を起こすそうです。   岩月先生のブログは博士号保持者が、日本語で分かりやすくスポーツ心理学を書いてくださっているのでこのエリアをもっと知りたい人はチェックしてみてくださいね。   4つ目の点であるグループ間の乱れは、バレエスタジオ内、カンパニー内で起こることなので省いて、それ以外の点をダンサー視点で見ていきましょう。   ただし、ここに書いていることやアドバイスは、私が自分のケガの経験、そしてケガに悩んでいた生徒たちを見て学んだことをシェアしています。 カウンセラーや心理士の視点ではないので「これが正解です」ではなく、こういう考えもあるんだ、というケーススタディとして読んでください。 踊れない自分と出会う バレエをやってきたことが自分のアイデンティティーな人は、ケガして踊れないと自分自身を失ってしまったような気持ちになります。   私も「バレエをやっている愛ちゃん」「バレリーナの愛ちゃん」というアイデンティティーをずっと持っていました。 体育の授業でも体も柔らかいことで飛び抜けているし、短期留学したりするし、スタジオの後輩たちからも憧れの目で見られている。  …

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