昔みたいに踊ることがリハビリのゴールではないよ
ケガする前みたいにジャンプやポワントをしたい 昔みたいに足を挙げたい こういった声をリハビリ中のダンサーから聞くことが多くあります。 先日この話をインスタライブでお話したのですが、 もう少し考えをまとめて文章化もしておこうと思いました。 今ケガしている人だけでなく 周りでケガしているダンサーをサポートする側(先生、保護者など)も 読んでもらえると嬉しいです。 完治と前みたいに踊る、は同義語ではない 19歳のバレエ学校留学中、プロを夢見る愛ちゃんがケガをしたとしましょう。 愛ちゃんは、長い間レッスンを見学していて 少しずつレッスンに復帰はしてきたけど、 まだターンアウトは少ないしバーレッスンだけ。 皆が自由に踊っているセンターやリハーサルを見て 「あー前みたいに踊りたいなぁ」 と思う事があったとしたら それはネガティブ思考とか、間違った考え方ではありません。 他の人(過去の自分も含む)が持っていて、今の自分にないものを 欲しいなぁと思う気持ちは当たり前でしょ? でも、それは 完治したら前みたいに踊れる…