自分で感じること ダンサーの足セミナ―赤裸々日記
お土産で買ってきたはずのコアラのマーチを一人でバクバクと食べながらこの記事を書いています。 キーボードがなんだかテカテカしてきたのは、滑りが良くなるための下準備といたしましょう。 読んでもらえるブログのヒントとかいうやつに、最初の数行でブログを読みたい!と思わせること、と書いてありましたが、私は失格ですね笑 さて、2017年9月来日赤裸々日記第二弾! 今日はダンサーの足セミナ―の赤裸々日記をお送りいたします。 このセミナ―はすごく人気で、本当は2グループだったはずだったのを、3グループに急遽変更してお送りしました。 4時間ほぼ休憩なし、という長丁場のセミナ―を楽しんでもらえていたら嬉しいです。 自分の足を理解している人は少ない 4時間自分の足に向きあってもらうのがこのセミナ―ですが、みんな自分の足ってあまり知らないのよね。 指の長さ、足の厚み、使いやすい(感じやすい)場所など。 そういうのが分かっていないと、トウシューズは合わせられません。 逆にそれが分かるだけで、いきなりプリエが深くなったり、片足でたつのが安定したり、 ターンアウトが向上したり、甲がでたりしちゃうのです。 自分で実際に足のアーチの場所(これはほとんどのダンサー、そしてバレエ教師が知っている)や 足首のライン(これは教師はしっていなければいけない)を書きこみ、 「正しい足」のアライメントで立つと内転筋や外旋六筋など鍛えたかった子にヒットすることを感じてもらいました。 また、自分がどれだけ弱いのかも感じてもらいました。 つまり、トウシューズがどーのこーのの前に体をどうにかしろよ、って事ね。 それを知らなかったら永遠に強く踊れませんから。でも知っていたら、数秒で改善されます…知らなきゃ損ってまさにこのことですね。 見えない部分だからこそ、感覚、イメージが大事 シューズの中に隠されてしまうわけだから、いくら知識として内在筋がどーの、外在筋がどーの、って分かっていても見えません。 だからこそ、先生方は特に知識だけに頼ってはダメなのです。 フィードバックの一つに「もっと解剖学を知りたかった」というのがありましたが、それは教師のためのバレエ解剖学講座でお話しています。…