レッスン中の骨盤を安定させるために
骨盤引き上げて、タックにしないで、ダックにしないで おしりの筋肉使って、おしりの筋肉固めないで 腹筋使って、おなか入れて、コアマッスルで… バレエレッスン中に骨盤周りの注意をされないことはないと思うのですが、 正直混乱しません? さっきは骨盤が後ろに逃げていると言われたけど、今度はタックにするなと言われるし おしりの筋肉を使えと言われて頑張っていたら、足は動かないし。 これらの注意は結局レッスン中、動きの中で骨盤を安定させろ、というときに使われるんですね。 この記事では、骨盤を安定させるってどういうことなのか? どうしたら骨盤が安定して踊れるのか?ということについてお話していきましょう。 骨盤の復習 話をこれ以上進める前に、骨盤って何か?の復習とどうしてダンサーにとって大切な知識なのか?をささっとしておきましょう。 骨盤とは3つの骨でできている骨の塊でしたね。 背骨の一番最後となる仙骨&尾骨と、股関節を作る骨の1つである寛骨(腸骨+坐骨+恥骨の3つのセクションがある)骨でできている部分。 つまり上半身と、下半身のちょうど真ん中にあって、両方に影響します。 →背骨の復習+詳細はこちら →骨盤の大切さを深く見る記事はこちら だからレッスン中に骨盤を安定させるってとても大切になってくるのよ。 体幹の安定(スクエアが正しく保てる) 背骨の安定(上半身が自由に使いやすくなる) 重心の安定(バランスが取りやすくなる) 股関節の安定(ターンアウトがしやすくなる) 大腿骨の安定(軸足、動足も安定しやすくなる) 膝関節の安定(膝関節を作る骨の一つである、大腿骨が安定するから) List…