絶対上達するトレーニング法はあるのか? 後半戦

  長い文章で混乱しそうな気がしているのは私だけでしょうか? とっても大事な内容だからそのうちミニコースとかオンラインとかにまとめますよ。 まぁいつになるのやら・・・って感じはしますが(遠い目)   気を取りなおしてこんにちは! 「絶対上達する!」という強気な、そして壮大なテーマ。トレーニング法にいくまでに前半戦と中盤戦がありました。そう、プロセスさえも壮大なんですね。   前半戦→絶対上達するためのゴール設定! <ダイジェスト版> 誰かの真似をしたらOK!ではぜーんぜんない!! これだけやってればいいストレッチ、やこの年齢で必要なエクササイズ、ってのはありません。   徹底したゴール設定にはSMARTゴールを使おう! Specific 具体的に Measurable 測定できる Achievable 達成可能 Related 自分に関連している Time-Bound タイムリミットがある   中盤戦→ゴールに合わせた対策 <ダイジェスト版> SMARTゴールで書きだしたものを1つ1つ分析していく。   SMARTゴール=4月の新学期が始まるまでに、センターのアダージォ、腸腰筋(お腹)を使って、ターンアウトを保ちつつ、軸脚の膝がゆるまないままで、120度にデヴァンを上げてもバランスが崩れないようになりたい! 分析できるキーワード=「センター」「腸腰筋」「ターンアウト」「軸脚」「120度の柔軟性」「バランス」 どこができてて、どこが出来ていないのか?を考える事で勉強しなきゃいけない部分が見えてきます!   例)「センター」VS「バー」 センターだけが問題だったら柔軟性はクリア、ただし軸や体の強さに問題があるのかもしれない(つまり必要なのはトレーニング?)…

Continue Reading絶対上達するトレーニング法はあるのか? 後半戦

DLSポッドキャスト epi184 11才まではトウシューズは履かなくていい!

  YAGPの記事であった幼い子供のトウシューズレッスンについての記事をピックアップしたポッドキャストです。 このような医学的には基本中の基本、っていう子供の体の成長、運動量・・・ バレエだけではなく、人類すべてが通る道の基本がバレエ界ではあまり重視されない時があります。 指導者はもちろん、お母様方も踊っている本人も!しっかりと勉強してみましょう。   読みたい人はこちらから   聞きたい人はこちらから !!ポッドキャストの購読方法!!     DLSのYoutubeチャンネルには過去のポッドキャストだけでなく、ビデオブログやインタビューなども発信しています。 チャンネル登録をお忘れなく!  

Continue ReadingDLSポッドキャスト epi184 11才まではトウシューズは履かなくていい!

絶対上達するトレーニング法はあるのか? 中盤戦

前回は 絶対に上達するトレーニング法を考える前に、ゴール設定、つまり目標を決めなきゃダメだよって話をしました。(まだ読んでいない人はこちらからどうぞ)   そしてその時の目標はSMARTゴールでなくっちゃダメですよ、って言ったね。 SMARTゴールをおさらいしてみると、 Specific 具体的に Measurable 測定できる Achievable 達成可能 Related 自分に関連している Time-Bound タイムリミットがある っていうもので、バレエに当てはめてみると   脚を高くあげたい! って思っているのはただの願望で、 4月の新学期が始まるまでに、センターのアダージォ、腸腰筋(お腹)を使って、ターンアウトを保ちつつ、軸脚の膝がゆるまないままで、120度にデヴァンを上げてもバランスが崩れないようになりたい! っていうのがゴール設定になるってお話しました。 ゴールを決めたら次は対策を考える 今日はそれを細かく見ていきながら、どんなトレーニングが必要なのか?を考えてみましょう。 それぞれYES,NOで答えられるようにつくってみましたので下の質問を書きだしてYかNを書いてみて。   バーレッスンではちゃんと出来てるのね? 上げている脚と軸足、ターンアウトできてます? レッグマウントで120度に脚上げられますか? 軸足の膝がゆるんでいるのはデヴァンだけ? 両脚でも、しっかりグラグラせず、バレエスタンスできてます? 腸腰筋を使う感覚って分かりますか?   番外編 14歳以下ですか? 私は指導者で、生徒にこの問題があります、っていう人?…

Continue Reading絶対上達するトレーニング法はあるのか? 中盤戦

絶対上達するトレーニング法はあるのか? 前半戦

すっごい題名なブログになってますね、挑戦的だねーーー攻めてます笑   挑戦的なテーマなのでパート1と2にわけてお話していきます←それでも長くなったので3パートにわけました笑 だって書き終わったらすごく長くなってたんだもん。 練習量を増やしたら上達します・・・とは言えないね まぁ、DLSフォロアーさんだったら分かると思うけど、レッスンの数と比例して、全員が上手になっていたらみーんなプロになってますよ。   そしてそうなると、お金がモノをいう世界になっていきますよね笑 エネルギードリンクを飲んで、寝る時間を削ってレッスンへ・・・!!みたいな。 (残念ながら、そうしている人達がいるのも知ってるし、それを幼い子達にやらせているスタジオがあるのも知ってる・・・)   同じレッスンを受けていても上達する子がいることは事実だし、ケガしてレッスンを休んでいたはずなのに、復帰したら上手になってた!?なんてことも可能です。   レッスンに通ってても、集中していると思ってても、バレエが好きだって言ってても、100%レッスンを活用しているとは限りませんしね。 そーなの?って思った人はレッスンをちゃんと使ってますか?という2パートに分かれた記事を読んで、レッスンの濃さをチェックしてみてくださいね。 ただし、練習しなければ上達しません 何をいっているの?って感じになってしまいますよね。   戦争と平和。 これを使ってお話しましょうか。   戦争がない=平和、とは限らないでしょ? 例えば治安が良くないっていうのは平和ではないよね? 戦争前の準備期間だって平和ではないけど、正確に言えば戦争はまだ勃発していないからさ。   ただし、平和=戦争がない にはなりますよね。 平和って色々なカテゴリがあるだろうけど、戦争があったら「絶対に!」平和じゃなくなるから。   このストレッチをやってたら、この人は体が柔らかくなってプロになった。 というケーススタディはあるかもしれないけど、 柔らかい体でプロになっている人達「全員」がこのストレッチをやってきた…

Continue Reading絶対上達するトレーニング法はあるのか? 前半戦

DLSポッドキャスト epi 183 春期来日スケジュール!

  年に3回行われるDLS来日セミナ―の中でも期間が長く、様々な年齢層をカバーしていく春のセミナー。今日はそのスケジュールを発表していきます! <概要> ダンサーの卵サポート会 ダンサーの卵をお持ちのご両親、そして卵自身も参加可能! 4月20日 スタジオムーブ(名古屋、一社)13:00-16:00 4月27日 ノアスタジオ(東京、都立大学)13:00-16:00 * 教師のためのバレエ解剖学講座 モジュール1&2 (3日間) 4月20,21,22日 スタジオムーブ(名古屋、一社)17:00-19:20 5月2,3,4日 Piece of modern Dance studio (東京、洗足) 14:30-16:50(2日)、1:30-15:30(3,4日) *5月6日に教師のためのバレエ解剖学講座過去&現在参加者の皆さんをご招待した懇談会を開きます。 交流したり、質問したりアットホームだけど勉強できる時間を作りますのでお楽しみに・・・ * 教師のためのバレエ解剖学講座 モジュール3 (リピーター専用) 5月5日 ノアスタジオ(東京、都立大学)13:30-16:30 * 教師講座マスタークラス モジュール1 5月3日 Piece of modern Dance studio (東京、洗足) 16:15-18:15 モジュール2 5月4日 Piece…

Continue ReadingDLSポッドキャスト epi 183 春期来日スケジュール!

DLSポッドキャスト epi 182 正しいポジションの大切さ 冬期バレエ講習会赤裸々日記

  2018年冬期バレエ講習会の赤裸々日記ポッドキャスト版です。 ポジションの大切さ、そしてそれを小さいうちに体得しておくこと・・・ やはり小さい時に身につけたものって大事だし、バレエにはテクニックの順番があります。 基礎だから、といってつまらないレッスンをしろ、ではなくそれをいかにレッスンに取りこむか?は先生の腕の見せどころだということはお忘れなきよう。 読みたい人はこちらから   聞きたい人はこちらから         !!ポッドキャストの購読方法!!     DLSのYoutubeチャンネルには過去のポッドキャストだけでなく、ビデオブログやインタビューなども発信しています。 チャンネル登録をお忘れなく!  

Continue ReadingDLSポッドキャスト epi 182 正しいポジションの大切さ 冬期バレエ講習会赤裸々日記

ダンサーも人間である件 治療院訪問赤裸々日記

順番的には1月8日の「バレエの立ち方できてますか?先行予約特別イベント」(まーなんて名前の長いこと!)の赤裸々日記が必要なんですが、そっちは長くなりそうなのでこっちを先にアップします。   治療院に行った話なのでちょっと言葉が難しいです。 お膝にウサギの顔をかこーう!という言葉は9,10歳の子供たちに発しますが、大人にはそうやってお話しません(あ、したわ。)   教師のためのバレエ解剖学講座というのはDLSで行っているセミナーの中でもかなり古株なのですが、そちらは様々な特典がついてきます。 例えばFBグループでの復習やライブ質問会、リピーター用セミナ―への先行予約。 そして外部ではオファーを出していない、スタジオ訪問も内部ではやっています。(9月のスタジオ訪問の様子を書いた赤裸々日記はこちら) 会場で勉強して終わり!だったら普通のセミナ―と一緒になってしまうからさ、私の考えている教師サポートはもっと継続的なんですよ。(教師の質が上がれば、ダンサーの質も上がり、私の仕事が減る!!笑)   今回は新体操選手の治療院として名高い、両国にあるたばる針灸整骨院にお呼ばれされてきました。 田原先生はかなーり前からDLSを応援してくださっていて、国家資格の持ち主で、しかも治療院院長なのに毎回DLS教師講座の解剖学を受けに来てくれています。 彼にとっては簡単な内容のはずなのに!!   そんな素敵な人柄で、周りの方々へすごく優しく対応してくださる田原先生は、DLSセミナーでも人気者。 ペアでなにかアクティビティをやる場合は皆が静かに狙っています・・・笑   ダンサーへのサポートにも力を入れてくださっているとの事で、私も元生徒を送ったりしておりまして。 こういう関係ができると海外にいて多くの人からケガについて相談される身としては嬉しいのです。 ほらさ、メールで痛みの相談とかくるけど、私が文章で診断できるわけないじゃんって言うことね。 へんな気功師じゃないから、メールでポジティブエナジー送りますよーとかしませんから。   治療家とダンサー、選手との壁 院内勉強会だったのですが、外部からの参加者も何人かいました。 驚いたことに、ダンサーやバレエ教師、そして新体操選手など、いつもは院に通っている人達が参加者としていたのね。 これは正直驚きました。   なぜならば。 先生とつく人達は自分ができない事をさらけ出すのが苦手。 当たり前ですよ、ビジネスやっているんですから。…

Continue Readingダンサーも人間である件 治療院訪問赤裸々日記

DLSポッドキャスト epi 181新しい形のサポート ダンサーの卵赤裸々日記

    2018年冬期来日で初おろしとなったダンサーの卵セッション※、通称卵の日の赤裸々日記です。 手ごたえを感じたセミナーだったので今後も継続していこうと思います。 この赤裸々日記では参加者の感想とともに私の感想も書いてみました。   読みたい人はこちらから   聞きたい人はこちらから   !!ポッドキャストの購読方法!!     DLSのYoutubeチャンネルには過去のポッドキャストだけでなく、ビデオブログやインタビューなども発信しています。 チャンネル登録をお忘れなく!  

Continue ReadingDLSポッドキャスト epi 181新しい形のサポート ダンサーの卵赤裸々日記

正しいポジションの大切さ 冬期バレエ講習会赤裸々日記

2018年の幕開けは冬期バレエ講習会から始まりました。 この講習はバレエ学校留学、オーディション、コンクールを想定して作ってあります。 ウォームアップクラス、クラシックバレエ、ポワント、コンテというスケジュールで毎日レッスンがあるだけでなく、毎日様々な人が見学にきます。 レッスンを見られる レッスンを見られる、という経験はダンサーにとってはとても大事だと思う。 だって、オーディションとはそういう感じだし、カンパニーレッスンを受けに行くとディレクターなどがレッスンを覗いているからです。 今年ロイヤルバレエ学校で2年生になった生徒の一人は留学当時「毎日がオーディションみたいに気が抜けない」と言っていました。 新一年生たちのレベルを見にくる関係者がたくさんいたようです。   イングリッシュナショナルに留学していた生徒は3年生になったら、色々なカンパニーのディレクターがレッスンを見に来て、暗黙のオーディションのような時期があったとも言っていました。 そういうところに慣れてくれるように、敢えてバレエ教師や関係者の人達に無料でレッスン見学に来てもらっていたのです。   もちろん、バレエ関係者、特にバレエ教師で留学経験のない人達にレッスンを見てもらうという事も大事だと思うのですよ。 理解は両方のベクトルが必要でしょ? 治療家、トレーナー、教師、ダンサー、家族・・・それらが同じ目的で同じ方向に、強力して動く必要がやっぱりあると私は思う。そしてそのような環境が出来れば、多くのダンサーが(精神的にも、肉体的にも)無理せず一番効率よく上達していけると思うのよね。   今回は参加者の中に、海外で踊っている子達が2名ほどいて、その子達の踊りや、注意の受け方、レッスンでの態度などをみて学んでいるところもあったのだと思います。 嫉妬心について書いた記事があるけれど、それのいいバージョン、憧れの心っていうのがあったのが見えてすごく良かったです。 やはり脳科学、素晴らしい笑 精神的にレベルが高かった 今回の参加者たちの精神レベルはかなり高かったです。もちろん全員ではないですけどね、全体的な平均として。 私だけでなく、他の講師たちも同じように言っていました。 「指導しやすい」。   今回は前回参加してくれた子達が戻ってきてくれていたこともあり、初日から雰囲気がとても良かったです。 簡単に言うと「目の色が違う」。 前回は精神的な弱さがあった子は強くなって帰ってきていました。 前回は周りと自分を比べてしまってひけめを感じていた子が、周りと協力しながら自信をもって生活していました。 去年の冬期バレエ講習会だけでなく、表現力セミナ―など他のセミナ―でDLSを知っている子達はその時の反省なども見えました。  …

Continue Reading正しいポジションの大切さ 冬期バレエ講習会赤裸々日記

DLSポッドキャスト epi180 上手な子と上手になる子を研究してみた

    同じスタジオに通っていて、同じレッスン量をこなしていて。 だけど上手になる子とそうでもない子がいるのは事実。 これは才能とか恵まれているとかだけではないという事が10年以上バレエ学校にいると見えてきます。   読みたい人はこちらから   聞きたい人はこちらから   !!ポッドキャストの購読方法!!     DLSのYoutubeチャンネルには過去のポッドキャストだけでなく、ビデオブログやインタビューなども発信しています。 チャンネル登録をお忘れなく!  

Continue ReadingDLSポッドキャスト epi180 上手な子と上手になる子を研究してみた