サウナパンツはダンサーに有益なのか?

  ダンサー・教師(指導者&スタジオオーナー)・大人バレエトレーニー用と3種類もあるSafe Dance!では、安全に踊るための知識を勉強します。   安全に、というとケガ予防の話だろう…と思ってくれたら嬉しいですが、それだけではなく 安全に踊れる=1回のレッスンで100%で踊れる=早く上達する ケガを減らすことが出来る=休む時間が減る(もしくは庇って踊る癖がつかない)=早く上達する レッスン以外に自分で、お家で出来る事が分かる=どんなスタジオ、シチュエーション(留学先でのロックダウンや、スクールホリディ中、オーディション会場など)にいてもやることが分かる=早く上達する という事なので、早く上達したければ知っておきたいこと、とも言い換える事が出来ますね。 (無駄な努力をしない為の勉強、でも良し)     そこにはウォームアップを勉強するっていう科目があって、そこでもサウナパンツ(サウナスーツ)についてお話しています。 セミナーに参加出来ない人(年齢や条件に合わない人、金銭的問題や時差などで時間の制約がある人など)のために、この部分は記事にしておきますね。   なんでサウナ「パンツ」の方をトピックに選び、サウナ「スーツ」ではないか?というと、 スタジオで見るこの手のウエアはお尻周りから下半身にかけて着られていることが多いからです。 上半身、長袖のサウナトップを着ている人は今まで見た事がないのでダンサー向けの記事として描いているDLSではスタジオで見られやすい方を選びました。   *その他、ダンサーの”健康用”として売られている道具について業者に嫌われそうなコメントをしているブログ達* 5本指タイツ &続編である5本指タイツ白黒 ポワントボール マッサージガン サウナパンツとは何か? 知らない人もいるかもしれないので、サウナパンツとは何か?について先に書きますね。   サウナパンツ、サウナスーツ(オーバーオール型になっているもの)は 薄くて、軽くて、カシャカシャした生地で出来たウォームアップギアで、サウナという名前通り汗をかくデザインのものです。   バレエ用品やさんではウォームアップギアとして売られ、…

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DLSポッドキャスト epi261世界摂食障害アクションディって知ってる?

摂食障害と聞くと自分に関係のない、エクストリームな痩せ方の事だと思いがちなんですが、 外見からは見えづらいけど食事との関係性やボディイメージが崩れた人だって含まれます。 この病気を知ってもらうために、私の摂食障害カミングアウトをした記事をピックアップしました。   読みたい人はこちらから   聞きたい人はこちらから   プリエ本先行予約はこちらから。 先行予約イベントへ無料参加をご希望の方は、 注文番号が見えるスクショ(もしくは注文番号+注文した日をメールに明記)を、DLSのメールが届くメールアドレスよりbook@balletstance.comにご連絡ください。 後日イベントご招待メールをお送りします。 !!ポッドキャストの購読方法!!     DLSのYoutubeチャンネルには過去のポッドキャストだけでなく、ビデオブログやインタビューなども発信しています。 チャンネル登録をお忘れなく!  

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首が短いからバレエは向いていない?

私、首が短いんです。 という質問はDLSを始めた頃はよく聞きましたが、 バレエ解剖学(というか常識?)が浸透してくれたので最近は聞かなくなりました。   浸透してくれた、のではないかもしれないけど、記事の中で O脚、側弯症、ロシア人だからターンアウトができる、とか脚が太いとかコンプレックス系をとり上げたときに、 体をいいわけにしない!と言っているから、質問してくる人が少なくなったのかもしれないね (そんなこと言ったら愛さん怖いじゃん、みたいな!)   ちなみに、英語で時々she has long spineって(うちの)先生がいう事があるんだけど、 これは胴体が長い、ということを言いたいらしく、背骨の長さとは直結していないそうです。 頸椎の数は一緒 ま、皆さまご存知でしょうが、白人だろうが黒人だろうが、黄色人種の私たちだろうが、頸椎は一応7つです。 なので、「首が短いの、だって頸椎6つしかないんだもん。」という人はかなーり珍しい(というかまだ出会っていない)   今まで出会ったダンサーの中には、第五腰椎(腰椎の一番下ね)と仙骨がくっついていて、 腰椎は4つだけ、という子に出会ったことはあります。 でも骨が少ないわけではなくって、2つがくっついているので、サイズ的にはあまり変わらないらしい。   なので、生まれつき首が短いんです、という人はほとんどいない(もしくは、本人が生まれたときから知っている情報なのでそんな質問はしない)となります。 首が短く見える人はいる でも、「視覚的に」首が短く見える人はいるっていうのは事実。 スポーツ、特に格闘技系では、首回りの筋肉を鍛え、太くすることで頸椎、頭蓋骨を守るなんてこともあるそうです。   ということは、首が短い、太いと悩んでいる人は 気がつかないうちに、そういったトレーニングをしちゃっているのかも。 つまり生活習慣の方が原因なんじゃないか?と考えつきますよね。…

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DLSポッドキャスト epi260 DDDセミナ―で学んだ10の事

残念ながらバレエを長年やってくると、自分の中に食事、体型への偏見や、エビデンスのない知識が増えてしまいます。 摂食障害の知識が乏しい先生に指導されていく中で、大切な生徒も厚生労働省難病指定の摂食障害になってしまうことも。 私がダンサーの摂食障害スペシャリストふみさんのセミナ―で学んだ事をシェアしました。   読みたい人はこちらから   聞きたい人はこちらから   プリエ本先行予約はこちらから。 先行予約イベントへ無料参加をご希望の方は、 注文番号が見えるスクショ(もしくは注文番号+注文した日をメールに明記)を、DLSのメールが届くメールアドレスよりbook@balletstance.comにご連絡ください。 後日イベントご招待メールをお送りします。   !!ポッドキャストの購読方法!!     DLSのYoutubeチャンネルには過去のポッドキャストだけでなく、ビデオブログやインタビューなども発信しています。 チャンネル登録をお忘れなく!  

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側弯ダンサーのエクササイズ 四つん這いタッチ

前回の側弯エクササイズはとても人気でした。 側弯でも踊れる!ということは分かっていても、具体的に何をしたら…って悩むダンサー (+指導者、親)が多いんだろうなって感じました。 →側弯用壁ロールダウンはこちらからどうぞ。   今日はスタンス本でもDLSキッズや、スタンスWSでもぜーったいに出てくる四つん這いエクササイズを 側弯レシピにしてみます。   今回のエクササイズは 左右バランスが気になるダンサー だけでなく 四つん這い手足上げが苦手 腕を強化したい ポーデブラをすると肩まで一緒に動いてしまい、体のスクエアをキープ出来ない なんて子たちにも向いています。   四つん這い手足上げって何?と思った人は、私の「バレエの立ち方出来てますか?」本を手にとってくださいな。 そっちに細かな説明と、どうしてこのエクササイズがいいのか?が書いてあります。 四つん這いタッチ セッティング えーっと・・・名前通り四つん這いになります。以上! 注意事項はスタンス本に書いてあるから大丈夫だよね? 四つん這いタッチ やり方 肘を曲げ、手のひらで胸骨にタッチして10秒ホールドします。   (肩甲骨が飛び出ない方がいいんだけど、側弯の子はそれが大変なのと、 自分では分かりづらいため、ここでは肩の高さ「だけ」にフォーカスを絞ります。 もしこの記事を読んでいるトレーナーさんがいたら、肩甲骨も見てね!)   手を地面から外した途端、肩の高さが変わってはダメよ。 *側弯の子は、これが結構難しい。…

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プリエ本のイントロ本邦初公開 DLSポッドキャスト epi259

佐藤愛の第三作目、プリエ使えてますか?は 2019年8月1日から10月30日までの間アマゾンにて先行予約を行っております。   先行予約をしてDLSに登録すると、2020年1月に行われるプリエ本先行予約特別イベントに無料ご招待しますよ!この機会をお見逃しなく。 このポッドキャストではまだ誰も手にとっていないプリエ本のイントロをご紹介しちゃいました!   聞きたい人はこちらから   *先行予約登録の方法が分からない人用にhow toを作りました♡ →プリエ本先行予約方法(スマホ版) スクリプト みなさんこんにちは、DLSポッドキャストへようこそ、佐藤愛です。お元気ですか? DLSポッドキャストはプロの現場から健康なダンス生活を応援する情報サイト、ダンサーズライフサポートドットコムのブログ音声バージョンプラスポッドキャストだけの裏話などを毎週金曜日にお送りしています。   さて!皆さんがどのタイミングでこのエピソードを聞いてくださっているか分からないのですが、 このポッドキャストが出るのは8月2日。 DLSは8月1日がお誕生日なので、6歳になったDLSの初ポッドキャストとなっております。 そしていつも応援本当にありがとうございます。 ポッドキャストを子供と一緒に聞いているから、娘が愛さんのモノマネが出来るようになりました、などメールを頂いておりますよ。 嬉しいですね、そのうちケンタッキーフライドチキンとか見ながら、 これが大腿骨でね、今食べているのは大腿四頭筋エリアかな。ほら軟骨がある、 なーんて言いだしたらそれこそ、ザDLSチルドレンですよ。 うちの娘既にそのレベルです、という方、メールください。 今度来日した時に一緒にご飯食べにいきましょう。   さて、今週はバースデーウィークのでね、DLSでは8月1日から5日間連続でビデオアップをしております。 明日、8月3日はFBライブがあって、今月はオープンクエッション、なんでも質問できる時間になっております。朝8時にFBページのライブに遊びにきてね。 ビデオではボリショイバレエ学校卒業、外務省勤務の後現在弁護士さんをしているひろこさん、っていう人と、我らがふみさんと3人でシドニーでお喋りしているビデオを3本アップしていくので、 ロシアのバレエ事情が知りたい人、…

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DLS6周年感謝祭♡&重大発表!?

8月1日はDLSのお誕生日、今年で6歳になりました。 2013年にスタートした時は、1週間に20人サイトを見に来てくれる人がいたよーなんて喜んでいたのに、 今では年に延べ1000人以上のバレエダンサー、関係者とセミナ―で会うとか、 マニアックな本が先行予約でアマゾンベストセラーになるとか、 300人以上が集まる本イベントだとか クララ連載スタートだとか。 まー大きな事をやらせていただいております。   20代後半だった私も、30代がっつり入りまして、貫禄も増してきた事でしょう笑 声が出ないとか、手術とか、バレエのケガ以外の研究材料も体を張って試してみましたし… blah blah blah… んなことより、表題の「重大発表ってなによ?」と思ってくださった方、 そうなんですよっ! 私の中では重大発表でございます。 ドラムロール、プリーズ? ダダダダダダダダダ…   佐藤愛、辞めます はい。 以上です。 嘘じゃないです。   何を辞めるか?って事よね。 でもさ、久しぶりの記事☆じゃなくてブログだから、ちょっと好きなように書かせてよ。   辞める理由は色々あるのね。 だけど未だ、今現在お話できる事ではないので赤裸々日記は…そーね、2年後とかを待って。 大人の事情ってか、英語でいうpoliticsっていうのがあったのも事実だし。…

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ダンサーのためのスイミング

ダンサーにお勧めな有酸素運動、ホリディ中の体力づくり、オフシーズントレーニングのために、 2013年に縄跳び、2017年にランニングを書いてきました。 今年、2019年はスイミングについて。 (なんだか何年かに1度、こういう記事を書きたくなるみたいね。)   理由は簡単。 2019年8月1日をもってDLSは6歳になるため、 過去記事でご紹介したものを見返しつつ、情報追加をしているからなんです。 だからこの前は側弯症についてのエクササイズをアップデートしたよね。   水泳のデメリットはプールがないと出来ないこと。 生理の時はちょっと嫌だし、化粧や髪とか時間がかかるっていう人もいるかもしれないよね。 それはランニングの記事で説明したから飛ばして、今日は夏だし泳ごうかな?という人へ。 安全に踊るならスタミナは大事 ダンサーに有酸素運動をお勧めしている最大の理由は「安全に踊るため」。   体力・スタミナがあったら、着地で失敗!というリスクや、 フラフラで集中できなくてケガ、というのも減らせます。   発表会の練習が増えたら、コンクールの練習になったら、講習会やインテンシブトレーニングをしたら ケガする、とか痛みが出てくるとかいう子達がいますよね? もちろん、使い方が正しくなく、そのまま量を増やして踊っちゃったから、というのも理由だし、 体のケアやスケジュールのバランスがよくない、ということもあります。   が、レッスンよりも長く、難しいテクニックの練習をするリハーサルに対応できる 基礎体力がそもそもない!という子も多い。 特に、発表会&コンクール前にへんなダイエットをしている子達も多いのでね。 入ってくるエネルギーが減り、使うエネルギーが増えたら…? 筋肉の修復が出来なかったり、集中力が落ちたりする原因になります。 素晴らしいスイミング!…

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踊っている時にニワトリみたいに首が動く? DLSポッドキャスト epi258

踊っている時に首が前に出てしまう、 バリエーションの時にニワトリみたいに首を前後させてしまう… そんなSOSを受けたので首が前に出ないためのエクササイズプラン、 首でカウントをとってしまう理由と対処法をお話したポッドキャスト。   レッスン中、首のアライメントで注意を受ける人は是非聞いて下さいね。   聞きたい人はこちらから   スクリプト   みなさんこんにちは、DLSポッドキャストへようこそ、佐藤愛です。お元気ですか? DLSポッドキャストはプロの現場から健康なダンス生活を応援する情報サイト、 ダンサーズライフサポートドットコムのブログ音声バージョンプラスポッドキャストだけの裏話などを毎週金曜日にお送りしています。   ここ何回かのポッドキャストエピソードでは顔の癖についてお話してきましたね。 エピソード256では顔、257では口呼吸と口がぱかーんと開いてしまうダンサーについて。 今月の質問ピックアップでもそのテーマを追いかけてですね、踊っている時の首についてお話していきたいと思います。   首の位置とか、変な動きって顔の癖と同じように目立つんですよ。 そして一度目についたらずっと気になっちゃう、っていう。わかる? まずはいただいた質問を読んでみましょう。   「頭が前に出てきてしまう生徒がいます。 バーレッスンでは、注意でき、だいぶ良くなってきているのですが、先週から発表会のヴァリエーションの練習になり、 生徒は、カウントを数えているように、ニワトリが首を振るように、(少しですが)踊ってしまいます。 修正方法ですが、 胸鎖乳突筋をリリース エクササイズは、 体幹を鍛える…

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DDDセミナ―で学んだ10の事

DDD=Dancers Don't Diet バレエダンサーならば、というかダンサー自身ももちろんだけど、特に教師や親御さんに読んでもらいたい情報がいっぱいつまった、愛しのふみさんのブログですね。 もーいいでしょ、彼女の説明は。 →彼女のインタビュービデオも含まれているふみさん紹介ブログ   2019年1月に行われた、本邦初となるふみさんのセミナ―(ダンサー向けと教師・トレーナー向けの両方)を受講した私が学んだ、 10つの事をご紹介しますね(もちろん、10個以上学んだんだけど笑) 1 炭水化物をとらないダンサー程ケガが多い 考えるエネルギー不足=集中力低下 ケガは集中力が落ちている時に起きやすい。 炭水化物を抜いてきた私、バレエ学校時代もそうやってダイエットしろと言われてきたし、 当たり前のようにメディアでも取り上げられていた「炭水化物は敵」という考え。   ふみさんに出会って、食に対して自分の中にまだまだ残っている偏見というのに毎回気づかされます。 2 ダンサーが必要とするエネルギーは遺伝子にも左右される しかも80%くらいはすでに遺伝子で決まっちゃうんだってさ。 昔うちのバレエ学校ではなかったけどクライアントでいたダンサーで、 「私はイタリアンだからいくらパスタを食べても太らないけど、同じだけお米を食べたら太る」 と言っていた子がいたのね。   その当時は、へーとだけ思っていたけど、今思うとケガも少なく、体型維持も出来ていた彼女は 自分の体の声を聞いていたンだなぁと感心します。 他の人がこれを食べているから、あれをしているから、っていうのや ダイエット本に流される必要がないっていうのも分かるね。 3 鉄分不足は生理スタートから1年ほどで落ち着くケースが多い…

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