DLSポッドキャスト epi319 ブランクからバレエ復帰するときに

  2年ブランクがあってレッスンに本気で挑むようになりました、という質問をもらいましたので、その子の年齢に合わせてブランクとは何か?を考えてみたポッドキャストです。 そんなに良くない先生に指導されている場合、ブランクがあった方がいいかもしれないよねーなんて言いつつ、日々の積み重ねの大事さは否定できないからどうしようか、って話もしてみたよ。   聞きたい人はこちらから   スクリプト みなさんこんにちは、DLSポッドキャストへようこそ、佐藤愛です。お元気ですか? DLSポッドキャストはプロの現場から健康なダンス生活を応援する情報サイト、ダンサーズライフサポートドットコムのブログ音声バージョンプラス ポッドキャストだけの裏話などを毎週金曜日にお送りしています。   一応毎月最後のポッドキャストではリスナーさんからの質問に答えています。 最近はポッドキャストリスナーです、という人から質問をもらわないのでちょっと悲しいですが、私個人がポッドキャストを聞いている時って移動中だったり、何かをしながらなので、質問があってもわすれちゃうよなーなんて思います。 2日後の9月27日はオンライン学校の解剖学授業3つのうち1つでも受講してくれた人をご招待したQ&Aセッションがあります。 そっちで生、リアルタイムで質問したい人はDLSストアから申し込んでくださいね。 生の質問のいいところは、自裁に動きが見えるっていうのもあり、私が勝手に想像しながら答えなくてすむので、より確実なアドバイスになるところ。   とはいえ、今日の質問はブログ記事にきた中学生の読者さんからの質問を想像を膨らましながら答えていきましょう。 まずは、質問を読みますね。   小学校5年生から中1の夏くらいまであまり本気で練習していませんでした。なので、2年近くブランクがあるようなかんじです。 今は本気で頑張っていますが、まず体もすごく硬いし、正直基礎もあまりできていないと思います。先生に言われたこともすぐに直すことができません。 私はもっと背筋と背中の柔軟性を高め、引き上げができるようになりたいです。何か鍛える方法はありますか?   色々なエッセンスがギュッと詰まっている質問だったの早速ひも解いていきましょうか。   まず2年くらいブランクがあるという事について。 正直、これはブランクではないと私は思っています。 なぜかというと、小学校4年生前でプロになりたい!と思って練習している人はほとんどいないから。 またそうすべきでないから。…

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DLSポッドキャスト epi318 2番ポジション踏み変えとかかとが浮く問題について

1番ポジションから2番ポジションにする際、踏み変えしちゃだめですよ!と言われたことありません? でもそうすると、グランプリエの時にかかとが浮いてしまうよね?私アキレス腱短いの? なんて単純ではないこの問題をお話した記事をピックアップしたポッドキャストです。 2番ポジションのグランプリエ、どこまで深くいけばいいのか分からない人もどうぞ。   読みたい人はこちらから   聞きたい人はこちらから !!ポッドキャストの購読方法!!     DLSのYoutubeチャンネルには過去のポッドキャストだけでなく、ビデオブログやインタビューなども発信しています。 チャンネル登録をお忘れなく!  

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2番ポジション踏み変えとかかとが浮く問題について

バーレッスンの時に、1番から2番ポジションへ移動する際踏み変えるな!というのは 多くの(…そう思いたいがどうだろう…)バレエの先生から聞かされていると思います。 でもそこで出てくる悩みが そうしたら、グランプリエでかかとが浮いちゃうのよ! というダンサーの心の声。   先生が見ていない隙を狙って、そそっと軸足をずらしてみたりとか、 タンジュ アラセコンドの時に体重を移動させて、大きめにステップするとか 涙ぐましい(間違った方向への)努力を重ねている事でしょう。   この2つの問題はDLSにも質問が来ますし、グランプリエについての質問を募ったインスタストーリーでも話に出ました。 こちらのビデオから、グランプリエのQ&Aをしているので グランプリエではどこまで下がる? かかとが床から離れるタイミングは? グランプリエでおしりが出ちゃう(逆にタックになる) など気になる人はそちらのビデオを見てください。   踏み変えって何? 踏み変えなんて聞いてことないよ、と思った方へ。   1番ポジション→タンジュアラセコンド→かかとを下ろして2番ポジションへ ではなく、 1番ポジション→タンジュアラセコンド→かかとを下ろして2番ポジション→バーの方の足をタンジュアラセコンド→広い2番ポジションへ と軸足をウロウロと踏み変えるので、このことをバレエの世界では踏み変えといいます。   あ、ダメな事です。 はい。 2番ポジションでかかとが浮いてしまう インスタライブでも2番でかかとが浮いてしまう人は、特に初心者は、正しい形に向かって日々努力してくださいね、という話をしました。  …

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DLSポッドキャスト epi317 グランプリエと骨盤の位置

  グランプリエするとおしりが出ちゃう。 グランプリエでひざを開こうとするとタックになる…骨盤が安定しない問題は、バーレッスンの中で一番重心が移動するグランプリエで顕著に見えてきます。 プロの真似だけしていても上達しない理由も含めてお話していきました。   聞きたい人はこちらから   ここでご紹介している音声も含まれたビデオはこちら !!ポッドキャストの購読方法!!     DLSのYoutubeチャンネルには過去のポッドキャストだけでなく、ビデオブログやインタビューなども発信しています。 チャンネル登録をお忘れなく!  

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グランプリエの疑問たちに答えてみた

  グランプリエで直してほしいことというブログに合わせて、インスタストーリーで24時間だけ「グランプリエについての質問があったら教えてね」というタブを作ったのですが、 そこに数々の興味深いクエッション(と同時に指導者へもクエッション…)が来ました。 そこでもらった質問に答えるライブをやりました。   その様子はこちら ビデオを見るより、局所をぎゅっと詰めて読みたい人用にブログ版も作ったので 活字中毒の方はこちらからどうぞ。 *マークがついている部分は、ライブではお話していないけど、今回のブログで追加しました。 グランプリエ、どこまで下がっていいですか? その先生が求めているもの、振付(と意図)、あなたの実力によって変わります。   グランプリエの練習にあえてかかとが上がるちょっと後で終わりの場合もあるし、 座り込む癖があるので、3/4までしかいかない、というトレーニングもアリなのよ。   うちの先生、ちゃんと指導してくれてないじゃん!と思う前に、分からなかったら先生に聞いてください。   グランプリエでかかとが床から離れるタイミングは? 上の質問と同じく、先生の意図によって変わります。 使っている音楽の早さや、アクセントをどこにつけているのかなども変わりますよね。 音の取り方は振付の一部。 先生がしっかりと説明していなかったら質問していいんですよ。   先生たちは、こんな感じー♪とやっていたら、生徒たちはわかりません。 貴方には長年のバレエ歴があり、自動的に動けるかもしれないけれど、生徒たちは出来ない。 だからレッスンにくるんだからね。   *かかとが離れるタイミングよりも、かかとが戻ってくるタイミングの方が私は気になります。 SNSに上がっているレッスン風景、特に小さな子たちを見ていると、戻ってくるときにかかとがちょっと浮いたまま…という子が多いのね。 かかとを地面に押し付けよう!と力む必要はないけれど、足の3点に均等に体重を乗せる、という立ち方のベースをお忘れなく。…

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顎を食いしばってしまうダンサーへ

何を隠そう、私も歯を食いしばる癖があります。 別に何か重いものを持ち上げているわけではないんだけど(持ち上げるもので一番重いのはうちの大きな方の犬、カヤック。18キロ…) 癖なんだろうね。 こうやってブログを書いていたり、インスタストーリーを作っていても、気づくと顎を食いしばっている。   顎を含め、首回りに力が入ってしまう理由はこの記事で説明しているのでそちらを読んでください。 今日は「どうして?」の部分ではなく「じゃ、何をしたらいいの?」の方に行きたいと思います。   *なんで歯を食いしばる、ではなく顎をと書いているかというと、 質問をくれた人がそのような言い回しだったからです。深い意味はございません。 顎を食いしばる筋肉、咬筋 噛む筋肉と書いて咬筋(こうきん)。 こいつが歯を食いしばる原因となっております(下のイラストの赤い部分) エラが張る、なんていうのもこの筋肉が成長してしまうから。 By Kevjonesin - Own work, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=26222892   ここにボトックスを打って、緊張を和らげる事で顎が開きやすくする、という人もいます。 特にボーカル系で問題がある人や、オペラ歌手など顔の筋肉の柔らかさがパフォーマンスのクオリティに影響する人達。   ボトックス、というのはねぇ、しわ取り剤じゃないんですよ。 ボツリヌス菌の毒素なの。 筋肉を収縮させないように、つまり麻痺みたいな感じにさせる効果があって、…

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DLSポッドキャスト epi316 グランプリエのかかと問題解決集

  グランプリエで踵はいっぱいまで上げますか?という質問をインスタグラムでもらいました。 この質問の裏には、グランプリエとか基礎中の基礎であるステップをバレエの先生がしっかりと説明していない、もしくはデモンストレーションしかしていないのかもなぁ、という問題が見えてきます。 そのほか踵に関する質問部分のライブ音声をカットしたポッドキャストです。   聞きたい人はこちらから   ここでご紹介している音声も含まれたビデオはこちら !!ポッドキャストの購読方法!!     DLSのYoutubeチャンネルには過去のポッドキャストだけでなく、ビデオブログやインタビューなども発信しています。 チャンネル登録をお忘れなく!  

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DLSポッドキャスト epi315 グランプリエでどこまで下がるのが正解?

  グランプリエでどこまで下がるのか、どんなタイミングでかかとが上がるのか。 そんな今さら聞けないバーレッスンの質問にインスタライブでお答えしました。 このポッドキャストでは、その一部をカットしてお届けしますので、移動中やながら作業をしながらグランプリエの復習してみてね。     聞きたい人はこちらから   ここでご紹介している音声も含まれたビデオはこちら   !!ポッドキャストの購読方法!!     DLSのYoutubeチャンネルには過去のポッドキャストだけでなく、ビデオブログやインタビューなども発信しています。 チャンネル登録をお忘れなく!  

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DLSポッドキャスト epi314 グランプリエで直してほしい事

バーレッスンの最初の方に出てくるであろうグランプリエで絶対に!気を付けてほしいことがあります。 プリエの深さでもなければターンアウトでもなく、腰椎です。 なんで腰椎にきをつけるのか?という理由とどうやったら練習できるの?という実践方法×3をご紹介した記事をポッドキャストにピックアップしました。   読みたい人はこちらから   聞きたい人はこちらから !!ポッドキャストの購読方法!!     DLSのYoutubeチャンネルには過去のポッドキャストだけでなく、ビデオブログやインタビューなども発信しています。 チャンネル登録をお忘れなく!  

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DLSポッドキャスト epi313 グランプリエを避けたほうがいいケース

グランプリエは、ある程度バレエ歴がある人ならば絶対にレッスンに入ってくると思うけれど、 そんなに簡単な動きではありません(特にバーレッスンの一番最初だったらね!)。 どうして大変なのか、ケガのリスクや対処法は? という事を考えてみた記事をご紹介したポッドキャストです。   読みたい人はこちらから   聞きたい人はこちらから !!ポッドキャストの購読方法!!     DLSのYoutubeチャンネルには過去のポッドキャストだけでなく、ビデオブログやインタビューなども発信しています。 チャンネル登録をお忘れなく!  

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