DLSポッドキャスト epi329 レッスンを見る技術

残念ながらケガしている時はレッスンを見学しなければいけない時があります。 でも舞台で「見られる」ことがゴールでレッスンをしているならば、お客さんからどう見えるか?を研究するってとても大事な練習だと思いませんか? 客観的にレッスン内容や注意を考える時間にもなるので、レッスンを「見る」技術をぜひ身につけてくださいね。   読みたい人はこちらから リハビリブックの目次や内容チラ見せはこちらから   聞きたい人はこちらから     !!ポッドキャストの購読方法!!     DLSのYoutubeチャンネルには過去のポッドキャストだけでなく、ビデオブログやインタビューなども発信しています。 チャンネル登録をお忘れなく!  

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ダンサーのリハビリeBook 2nd Edition

  今ケガをしていて、ほかの人のレッスンを見学しなければいけない人へ 手術しろと言われたけど、そうすると踊れなくなっちゃうんじゃないかと不安な人へ 自分の生徒がもしくは子供が、ケガをしているのでサポートしたいと思っている人へ このeBookはそんな人たちのために書きました。 ご購入はこちらから   私がバレエを辞めたのは、長期にわたるケガのためでした。 その後、どうしてケガをしたのか知りたくて解剖学を学び、Diploma of Remedial Massage Therapyという治療家の資格を取り、バレエ学校で働き始めたけれど、 ケガしてくる子たちを「治療」するだけでは、完治ではないし、舞台復帰にはならない、という事に気づきました。 そこからピラティスを学び、オーストラリアバレエ団のボディコンディショニングスペシャリストについて研修し、10年バレエ学校で専属セラピストやフィットネスクラスの講師をしながら ケガ予防(もしくは小さなケガから大きなケガになるのを予防)がどれだけ大事なのか 的確なリハビリがどれだけダンサーの復帰に繋がるか を痛いほど学びました。   文字にすると当たり前ね。 だけど、これが出来ているダンサーやスタジオはほとんどなく、バレエ学校やカンパニーでさえ規模によっては難しいようです。   バレエ指導、治療家、トレーナー。 この3点からダンサーのリハビリに必要な知識部分をまとめたのがこのeBookです。   同じケガの症状や、病名でも、ダンサーの数だけリハビリ方法がある。 だからこのeBookであなたのケガを100%完治させることは出来ないけれど、大きなサポートになってくれたら嬉しいです。 ダンサーのリハビリeBookが向いている人 今ケガをしていて、ほかの人のレッスンを見学しなければいけない人 手術しろと言われたけど、そうすると踊れなくなっちゃうんじゃないかと不安な人…

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DLSポッドキャスト epi328 不調をケガに発展させないために、レッスンの外で出来ること

いつもと体調が違うな、ケガしている部分の様子がおかしい…と気づいたダンサー用の記事です。 パニックにならず、でも不調を無視せず、ケガに繋がる前に確認できることを知っておいてくださいね。 全部無料で、レッスンの外で、自分で出来ることですから不調にならないためにも使えると思います。   読みたい人はこちらから   聞きたい人はこちらから !!ポッドキャストの購読方法!!     DLSのYoutubeチャンネルには過去のポッドキャストだけでなく、ビデオブログやインタビューなども発信しています。 チャンネル登録をお忘れなく!  

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パドドゥの前にやっておきたい上腕二頭筋のエクササイズ

エクササイズの説明を始める前に、ここでお話するパドドゥは、パドドゥ初級、クラスワークだと思ってください。 「リフト」もパドドゥの中のテクニックの一つで、名前通り男性が女性を持ち上げるステップの総称ですが、コンテンポラリーや振付の内容によっては女性同士、女性が男性をリフトする事もありますよね。   女の子のポワントワークと同じように、日本の男の子たちの多くはいきなり発表会の練習等でパドドゥを学ぶそうです。 人数が少ないからクラスにならない、という先生もいますが、 パドドゥの前に必要な体の強さを身につけていない→不必要なケガに繋がる パドドゥの正しいテクニックを身につけることが出来ない→間違った癖に繋がる という問題はすぐに思いつきますでしょ? もちろん、同じことが女の子のポワントワークでも、女の子側のパドドゥでも言えるんだけどね。   今日ご紹介するエクササイズは、パドドゥの前にやってほしいトレーニング。 プロムナードとか、ピルエット、5番ススのバランスなどパドドゥクラスのワークの前にやる用であり、 このエクササイズをやったら、いきなりオーバーヘッドリフトや、フィッシュダイブが出来るのではございませんので、あしからず。   エクササイズをやらない方がいい人 肩をケガしていて、腕の重さをホールドする事も難しい人 →ただし、高く腕を挙げると肩が痛い人だったら、いいリハビリになるはずなので、治療家と相談してください。   肩関節をホールドしておくだけの力がない人 →ってことはバーレッスンで腕をブラバー、1番、2番でホールドする力がないってことで、 パドドゥなんて考えている場合じゃございません。   正しく立てない人(なんですって!?) →立つとマズい怪我をしている人も含む。その場合は椅子で同じエクササイズを行う事が可能です   エクササイズの前にやっておきたいこと タオルストレッチ 四つん這い手足上げ ローテーターカフ(この記事) 菱形筋エクササイズ…

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DLSポッドキャスト epi327 ケガしたときの頭の中…ダンサーのケガを理解しよう!

ダンサーのリハビリeBook 2nd editionが今月末に出されるので、リハビリ系の記事をピックアップしています。 今週はケガしたときの頭の中を覗いてみました。 今ケガしている人はもちろん、先生や保護者など周りでサポートする人や治療家・トレーナーなどケガしているダンサーと出会う事が多い人達も知っておいたら便利な知識だと思います。 知っていても、リハビリが早く終わるわけではないですが知識があると「あ、これでも大丈夫なんだな」って分かるかもしれない。 そうしたら心が少し楽になるかもしれません。   読みたい人はこちらから   聞きたい人はこちらから !!ポッドキャストの購読方法!!     DLSのYoutubeチャンネルには過去のポッドキャストだけでなく、ビデオブログやインタビューなども発信しています。 チャンネル登録をお忘れなく!  

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いっぱい考えちゃって眠れない日のおやすみエクササイズ

DLS教師のためのセルフケアスペースシリーズ、今年最後のビデオとなりました。 今まで6種類やってきたんだけど、一緒にやってもらえましたか? どの回がお気に入りだったか、ぜひ教えてくださいね。   今週のビデオでは、いろいろ考えちゃって、眠れない日にやりたい、寝る前エクササイズをご紹介しました。 あれも、これも…と考えてしまう皆さんに、自分の体に戻ってきてもらうためのセルフケア。 体調が良くない日や、すごく疲れている日などにも使ってくださいね。   *イントロビデオを見ていない人は3分弱なのでこっちを先にどうぞ。 エクササイズリスト 内転筋インアウトストレッチ 腰方形筋ストレッチ ハムストリング筋膜ストレッチ 背骨回旋+屈曲&伸展 ブックオープナー 4の字おしりストレッチ 膝サポートのタック+ニュートラル   このビデオが役に立ったよという人は、ほかのバレエ仲間に教えてあげてもらえると嬉しいです。 このシリーズの感想はもちろん、セルフケアスペースで取り上げてほしいシチュエーションやリクエストがある人は、hello@dancerslifesupport.comにメールで教えてくださいね。 お声が聴けるのを楽しみにしています。   このようなエクササイズをスタジオ内で様々な年齢や体の生徒たちに安全に取り入れたい!と考えている方へ。 DLSのインストラクターコース、ただいま第二期生が日々エクササイズやバレエ解剖学について猛勉強中です。 第三期の募集は2023年以降になりますが、情報解禁になったら連絡が欲しい、という人はhello@dancerslifesupport.comに「インストラクターコース情報希望」とメールを送ってくださいね。   Happy Dancing!

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DLSポッドキャスト epi326 ダンサーのリハビリって何?

2015年に書いたダンサーのリハビリの記事を5年ぶりに大幅にリライトし、より最先端で分かりやすく(もしくはマニアックに?)まとめました。 飛行機が空に舞う前に安全の説明があるじゃない? それと同じように、リハビリについての知識は、ケガする「前」に知っておいてほしいです。   読みたい人はこちらから   聞きたい人はこちらから !!ポッドキャストの購読方法!!     DLSのYoutubeチャンネルには過去のポッドキャストだけでなく、ビデオブログやインタビューなども発信しています。 チャンネル登録をお忘れなく!  

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膝の調子がイマイチな時のエクササイズ

今週のDLS教師のためのセルフケアスペースは、膝の調子がイマイチな時に、椅子に座ったままで出来るエクササイズをご紹介します。   膝だけでなく 股関節(おしり系) ふくらはぎ 足首系 のケガをしている人で、立って行うエクササイズが難しい人でも使えますよ。 (ただし、体の声を聞いて無理せず、やりたくないものは飛ばしてね!)   このエクササイズは治療やリハビリ用ではありません。 あくまでも、ケガで100%動けない人でも出来るエクササイズをご紹介しています。 ケガの場合は無視せず、専門家に診断・治療してもらってくださいね。   *イントロビデオを見ていない人は3分弱なのでこっちを先にどうぞ。 エクササイズリスト 椅子ロールダウン 椅子ロールダウン+バックエクステンション 椅子左右バランス変形型 内転筋エクササイズ 椅子スクワット 椅子スクワット2番ポジション 椅子ハムストリングストレッチ 椅子ハムストリングストレッチ+胸椎回旋   このビデオが役に立ったよという人は、ほかのバレエ仲間に教えてあげてもらえると嬉しいです。   このようなエクササイズをスタジオ内で様々な年齢や体の生徒たちに安全に取り入れたい!と考えている方へ。 DLSのインストラクターコース、ただいま第二期生が日々エクササイズやバレエ解剖学について猛勉強中です。 第三期の募集は2023年以降になりますが、情報解禁になったら連絡が欲しい、という人はhello@dancerslifesupport.comに「インストラクターコース情報希望」とメールを送ってくださいね。  …

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DLSポッドキャスト epi325 インクルーシブな学びの場を求めて

  2020年の終わりも見えてきて、年末年始のセミナーも発表されたDLS。 でも今日はセミナーの話ではなくDLSが出来る、バレエ界への「インクルーシブ」なサポートについて考えてみたいと思います。 勉強したいと願っている人の環境やシチュエーションがどうであれ、チャンスを渡すために出来ること…アイデアがあったら教えてくださいね。   聞きたい人はこちらから   スクリプト みなさんこんにちは、DLSポッドキャストへようこそ、佐藤愛です。お元気ですか? DLSポッドキャストはプロの現場から健康なダンス生活を応援する情報サイト、ダンサーズライフサポートドットコムのブログ音声バージョンプラ スポッドキャストだけの裏話などを毎週金曜日にお送りしています。   今週の月曜日に冬のセミナースケジュールが発表されたの見てくれました? そうなの、残念ながらまだオンラインセミナーで来日は出来ません。 世界情勢的にまだ参加してくれる人達、そしてその人達の家族や友達の健康のリスクを考えるとムリだろうな、と思っています。   今日のポッドキャストはセミナー内容の説明ではないので、どんなクラスがあるか?はDLSブログをチェックしてください。 オープンエクササイズクラスがあったり、指導者の新しいセミナーが出来たりとちょっとフレッシュな感じになっていれば嬉しいです。   じゃなんのポッドキャストなの?と思った方、今日は私がただおしゃべりしているポッドキャストです。 おしゃべりトピックは「インクルーシブな学びの場」について。 だからスタジオもそうだしご家庭でも当てはまる事があるかしれないので、私の今悩んでいる事や、考えをシェアするね。 何か学びになるか、は保証できませんのであしからず。   まずはインクルーシブってどういう意味?って感じだよね。 インクルーシブ教育という言葉は知っている人もいるかもしれないけれど、wikipediaによると 人間の多様性の尊重等を強化し、障害者が精神的および身体的な能力等を可能な最大限度まで発達させ、自由な社会に効果的に参加することを可能にするという目的の下、障害のある者と障害のない者が共に学ぶ仕組み。 だそうです。 でも、障害者というカテゴリだけでなくって、英語のインクルーシブというのはみんなが入れる、排他しないってこと。 だから、私は現在怪我しているダンサーや、金銭的な余裕、小さい子がいるとか介護が必要な家族がいる、などの家庭環境も含めています。…

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DLSポッドキャスト epi324 ポワントに必要な精神年齢

IADMSによるとポワントを安全にスタートできる年齢は12歳程度だそうです(出典) でも精神年齢はどうだろうね?ポワントのリボンがレッスンしている途中で緩んでくる…という質問をもらったので一緒に考えてみましょう。   聞きたい人はこちらから   スクリプト みなさんこんにちは、DLSポッドキャストへようこそ、佐藤愛です。お元気ですか? DLSポッドキャストはプロの現場から健康なダンス生活を応援する情報サイト、ダンサーズライフサポートドットコムのブログ音声バージョンプラス ポッドキャストだけの裏話などを毎週金曜日にお送りしています。   10月最後のポッドキャストでは、久しぶりに皆さんにいただいた質問にお答えしていきます。 今日はポワントのリボンが踊っている中で緩んでくるという質問について。 だけど、タイトルは「ポワントに必要な精神年齢」になっています。 どうしてか?っていう疑問を胸に置きつつ質問を読んでみますね。   リボンが、レッスンしているうちに緩んでくるのは何が原因でしょうか。 リボンを付ける位置をかえて、少しは改善したようですが。   バレエの先生からの質問、そしてポワント選びセミナー受講者の方からの質問でしたので、そのクラスでお話した事と一緒に見ていきたいと思います。   ご存じのように、ポワントを履く年齢というのは12歳くらいから。 理由は体の成長、特に骨の成長を考えてという事で、全体重をかけて体がデザインされていない部分、つまりつま先の先っぽに立つためには骨がある程度出来ていなければいけない、 というまー地球に重力があるならば絶対に避けて通れない問題によって。 それだけでなく、レッスン回数なども影響してきますよね。   普通のルルベが出来ている人しかポワントシューズは履いて踊る事が出来ません。 だってルルベを通過して、次のレベルに行く動きなんだものね。 ルルベよりも重心の位置は高くなるし、フットの部分の可動域は広くなる。 大きく動くという事は、それだけの強さも、体のコントロールも必要。  …

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