DLSポッドキャスト #boys dance too 男性ダンサーがぶつかる壁 epi342

歴史を紐解くと、誕生した際は男性ダンサーが主だったバレエ。 もちろん、男の子だってレッスンに通っていいんです。 男性ダンサーがいないと古典バレエは成り立ちません。   でも彼らが踊りづらい環境であることは研究からも間違いないので、私たちが出来ることを考えていきましょう。   読みたい人はこちらから   聞きたい人はこちらから !!ポッドキャストの購読方法!!     DLSのYoutubeチャンネルには過去のポッドキャストだけでなく、ビデオブログやインタビューなども発信しています。 チャンネル登録をお忘れなく!  

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レッスン中に注意される「スクエアを保つ」って何?

  レッスン中に「スクエアを保って!」と言われたことあります? この通りの言い方でなかったとしても 上体を強く保って・上半身がぐにゃぐにゃしない! 軸を保って・背骨を保って・反らないで 体幹を強く・胴体を強く・おなかを強く 骨盤のプレースメント、肋骨のプレースメント というのは聞いたことがあるかな?   骨盤系の注意(骨盤の前の三角形、タック・ダックなど) 肩系の注意(両肩の高さを一緒に、ポーデブラしたときに肩をずらさないなど) もあるでしょ? 実はこれらが全て「スクエアを保つ」の中に含まれるんです。 今日は今更聞けないバレエの基礎を解剖学的に紐解いていきましょう。   *文章読むより、聞いたほうが頭に入る&忙しいから何かしながら聞き流したい…という方は YouTubeにて文字起こし付き版があります。   そんな注意されたことない? それは困ったな。 バレエの基礎レッスンをやっていてこういう部分の注意がなくレッスンしていたら上達はしません。 つま先伸ばせ 引きあげろ ターンアウトしろ 足高く だけしか言われたことがない、と思った人はレッスン中にもっと気を付けてレッスンに言われた注意を聞いてください。 もしかしたら、自分の頭の中で「これしなきゃ!」という(偏った)考えがあって 先生に言われた注意を取捨選択しちゃっているかもしれません。   いや、どう考えてもこういう注意記憶にございません、という場合…

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DLSポッドキャスト epi341 レッスン中泣きそうになったらどうする?

中学生ダンサーから進級してクラス内容が難しくなったので、レッスン中に泣きたくなることがある、と相談を受けました。 そんな時、どうしたらいいんでしょうか? レッスン中に泣きたくなるシチュエーションを自分軸と他人軸で考えてみて、どうやって対処したらいいのか?を考えたポッドキャストです。     聞きたい人はこちらから   スクリプト みなさんこんにちは、DLSポッドキャストへようこそ、佐藤愛です。お元気ですか?   DLSポッドキャストはプロの現場から健康なダンス生活を応援する情報サイト、ダンサーズライフサポートドットコムのブログ音声バージョンプラス ポッドキャストだけの裏話などを毎週金曜日にお送りしています。   今月最後のポッドキャストはリスナー質問に答える日。 今日は13歳のバレエを習っている子からの質問に答えていきましょう。 まずはもらったメールを読みますね。   初めまして!! バレエ歴10年の女子(匿名希望)です!!ちなみに今13歳です!! 去年から聞いてます。ブログのメルマガ登録しました! 進級してクラスが上がって、レッスンの内容が難しすぎて、もう無理と思わず感じてしまうことがあります。そんな時に私、いつも泣きそうになるんですね。 そういう時って、どうしたら波を乗り越えられますか? 文章が長くなってごめんなさいm(_ _)m 出来たら、ポッドキャストで答えていただけるとありがたいです。   という事でした。 どう、心当たりのある人いない?   レッスン中に涙が出るときって時分軸の時と、他人軸の時があると思うのでまずはそこから考えていきましょう。…

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レッスンしてるのにエクササイズも必要?

3月も目の前、DLSでサークルも始まるので、今日はボディコンディショニングをテーマにお話していきたいと思います。 ボディコンディショニングって言葉を聞いたことあります? この言葉は知らなくてもダンサー用エクササイズとか、トレーニングとかならば聞いたことがあるよね?   週の半分以上レッスンに通っている子は多いと思うんだけど、レッスンのほかにエクササイズをしなければいけないの?(そんなこと聞いたら、怠けてるって思われちゃうかな…?)という疑問を胸に、 ダンサーのボディコンディショニングを考えていきましょう。   ボディコンディショニングとトレーニングは違うの? まずはここ。 エクササイズ トレーニング ボディコンディショニング これらって何をさしているの?一緒じゃないの?   短い答えは…きっと一緒笑 長い答えは 「ボディコンディショニング」の中に「トレーニング」があり、その中に「エクササイズ」がある感じ。   ボディコンディショニングとは体(Body)を調整する(conditioning)すること。 厚生労働省によると 体力 精神 技術 医療 栄養 環境 の要因から総合的にアプローチし、競技の際に能力を最大限に発揮できるようにコントロールしていくこととあります。   なのでパフォーマンス向上のために、 日々のレッスン…

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DLSポッドキャスト epi340 愛さんのバレエ留学記 ファイナル

1月からお送りしてきた愛さんのバレエ留学記、ポッドキャスト版も最終回となりました。 今までお聞きいただいた皆さん(お読みいただいた皆さんもいますよね)、どうもありがとうございました。 学んだことがたくさんあった2年間でしたが、こうやって時間をおいて当時を振り返ることで新たに気づくこともありました。 留学を考えている子たち、そしてバレエにかかわっている指導者の皆さんにとっても気づきがあったらうれしいです。   読みたい人はこちらから   聞きたい人はこちらから !!ポッドキャストの購読方法!!     DLSのYoutubeチャンネルには過去のポッドキャストだけでなく、ビデオブログやインタビューなども発信しています。 チャンネル登録をお忘れなく!  

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骨盤のドミノ倒し影響 ダンサーが甘く見てはいけない骨盤のプレースメント

*このブログは2013年に書かれたものを2020年に大幅加筆修正しました。   骨盤:テクニックの発祥地でもお話したように、骨盤は人間の土台です。 その理由は、 内臓を守り 上半身と下半身をつなげるカナメになり たくさんの筋肉たちの付着部分でもあり 新しい命が育つ場所でもありますよね  でしたね。 今日の記事は骨盤記事の続編なので、そっちを読んでいない人は先にどうぞ。 大丈夫、このページはいなくなりませんから。   読んでくれた人の中には、言ってることは分かるけど… 骨盤の事を知らなくても、皆踊っているでしょう? だから、知らなくても大丈夫なんじゃない?? エクササイズも地味だし(汗かかないし?)  って正直思っちゃった人もいるでしょうね。   でもね、骨盤っていうグラマラスではない部分の問題は、体の全てに影響しちゃいます。 ドミノ倒しってあるじゃない? あんな感じで、一度倒れたら最初に戻らないと修復できなくなります。   Domino 1 腰椎のカーブ 覚えてます? 骨盤は寛骨×2と仙骨でできた骨の塊だったよね?     背骨の記事で勉強したように、仙骨は第5腰椎の下にある骨。  …

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DLSポッドキャスト epi339 愛さんのバレエ留学記 一時帰国と周りの反応

あと2回で終わる愛さんのバレエ留学記シリーズ。 この回では留学中ダンサーだったら絶対に一度は通る一時帰国の時期についてお話しました。 留学はスタートであること、コミュニケーションは大事だということ。そんな当たり前のことを留学する前に知っていたらメンタルの面で違かったのかな? ポッドキャスト用に久しぶりに読み返して、そんなことを考えてしまいました。   読みたい人はこちらから   聞きたい人はこちらから !!ポッドキャストの購読方法!!     DLSのYoutubeチャンネルには過去のポッドキャストだけでなく、ビデオブログやインタビューなども発信しています。 チャンネル登録をお忘れなく!  

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ダンサーが自分の体を信頼するために。

2021年1月7日、各地で再度緊急事態宣言が出されました。 (ようやくだね、っていう海外組の反応は置いておいて…) 舞台がなくなった人も、バレエ団のレッスンがなくなった人もいました。 またオンラインレッスンに戻ってしまうんじゃないかと心配している生徒さんや保護者、もちろんバレエ教師もいたと思います。   そんなダンサーの生活をサポートする為に、 セミナー期間が終わった、と一息つく前に「緊急事態宣言中ダンサーサポートエクササイズクラス」という(なんとも名前の長い…) 投げ銭スタイル、エクササイズクラスを計6回お送りしてきました。 ご参加くださった方、サポートしてくださった皆さん、どうもありがとうございました♡   トピックを見て分かるように、今回は筋肉とか、バレエのテクニックにフォーカスするのではなく、 キーワードに沿ってエクササイズをしてきたのね。 Emotion creates motion and motion creates emotion=感情が体を動かし、体の動きが気持ちを作るから。   今日はキーワードの中でも一番大切だと思うもの、「trust」について書いていきたいと思います。 2月1日のメルマガを読んでくれた人は、ブログ用に新しく追加した下から2つ目の「舞台で信頼できる土台を作るには、体の強さが必要」だけ読んでくださいね♡ なんで「Trust」が一番大切なキーワードなのか? ダンサー=体を使って芸術を表現する人 だと仮定すると、ダンサーが自分の職業ツール(もしくは表現の道具、舞台でコントロールできる唯一のもの)を信頼していないっていうのは大きな問題になると思いませんか?   でも、自信をもって「私、私の体を信頼してます!」っていう事ができる人はとても少ないと思うのね。 そして「体はあなたを信頼しているか?」なんて考えたことがない人も沢山いると思う。   この記事の中では、Trustを「信頼」と訳していくけれど、…

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DLSポッドキャスト epi338 愛さんのバレエ留学記 摂食障害、疲労骨折と年末公演

私のバレエ留学記を時間軸にそってお送りしているシリーズ、留学1年目フィナーレとなります。 今回もケガや摂食障害の話が出てきますので、そのようなトピックが苦手な人は飛ばしてくださいね。 プロダンサーになるために必要な事は何ですか?と言われたら今の私は「頭の良さと健康」と答えると思います。 心身ともに健康でなければ必要なレッスン量をこなすことは不可能ですし、ケガから復帰する事も出来ません。 ダンサーも人間で、人間としての活動の土台は健康なんだと、心から思います。   読みたい人はこちらから   聞きたい人はこちらから !!ポッドキャストの購読方法!!     DLSのYoutubeチャンネルには過去のポッドキャストだけでなく、ビデオブログやインタビューなども発信しています。 チャンネル登録をお忘れなく!  

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レッスン中のマーキングをどう使おうか?

  レッスンの時「マーキング」とか「マークしてみましょう」とか言われたことありますよね? マーキング、ネコとかが縄張りのためにつけるやつじゃなく、 しるしを付けるって方の意味合いで、音楽と共に振り付けをやってみる事で頭の中に「マーキング」しておく、という意味合いです。   バーでは行われることがほとんどないと思いますが、 センターなど難しい振り付け、早い振り付け、もしくは音の取り方が難しい時に行われますよね?   リハーサルなどでは、体力温存のためにすべては踊らないけれど、場所取り(=つまりはしるしをつけているんですよね、頭の中で)などを行う時に使われますね。 これね、ただの準備運動だと思って甘くみちゃいけないと私は思います。 プロのマーキングと生徒のマーキング ウォームアップやバーレッスンと同じで、プロダンサーがマーキングを行う場合は全く話が違いますから、そこは最初に頭に入れておきましょう。   プロの場合、毎日のレッスンはその後行われるリハーサルやマチネのためのウォームアップです。 生徒の場合、レッスンが上達のための場所、つまり仕事場であり、先生が発表会の役割を決めるオーディションの場でもあります。   ですからプロはダラダラのウォームアップギアを着ていてもいいし、自分が好きなようにポーデブラをつけてもいい。 お化粧や髪の毛とかに気を使わなくてもいいかもしれません。 ジャンプをやらない人を見たり、レッスンの途中でいなくなるダンサーを目にしたこともあると思います。 (ケガしているダンサーは自分が出来るところまでやったら、ジムに移動するという事が多々あります)   バレエ雑誌の有名なバレエ学校生徒達をみて分かるように、 生徒たちはレッスンでダンサー(オーディション)にふさわしい身づくろい、自分の見せ方も練習できる場所なはず。 そして上達するために先生に直してもらいたいのだから、自分のラインが見えない服装は圧倒的に不利です。   ウォームアップはその人の体力、筋力などから計算するので、上手な人、体力のある人のウォームアップは激しいものになります。 普段動かない大人バレエトレーニーさんにとっては、 バーレッスンの一番最初のウォームアップタンジュが大変だけど、毎日踊っている人にとってはその名の通り「ウォームアップタンジュ」です。   ちっちゃい子のグランアレグロは左右にトンベ パドブレ パドシャかもしれないけど、…

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