DLSポッドキャスト epi358 バレエで必要な「しなやかな」背中を手に入れる パート2

バレエダンサーと言えば強い足としなやかな背中! でも「しなやか」とはどういうことなのか?が分からないと「しなやかな背中」を手に入れる事はできません。 パート2のポッドキャストでは、自分の背骨の癖を理解して、しなやかな背中に近づくためのエクササイズを研究してみました。   読みたい人はこちらから   聞きたい人はこちらから   先週のパート1の音声から聞きたい人はこちらから   動きも確認しながら、動画で見たい人はこちら !!ポッドキャストの購読方法!!     DLSのYoutubeチャンネルには過去のポッドキャストだけでなく、ビデオブログやインタビューなども発信しています。 チャンネル登録をお忘れなく!  

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レッスン中の骨盤を安定させるために

骨盤引き上げて、タックにしないで、ダックにしないで おしりの筋肉使って、おしりの筋肉固めないで 腹筋使って、おなか入れて、コアマッスルで…   バレエレッスン中に骨盤周りの注意をされないことはないと思うのですが、 正直混乱しません?   さっきは骨盤が後ろに逃げていると言われたけど、今度はタックにするなと言われるし おしりの筋肉を使えと言われて頑張っていたら、足は動かないし。 これらの注意は結局レッスン中、動きの中で骨盤を安定させろ、というときに使われるんですね。   この記事では、骨盤を安定させるってどういうことなのか? どうしたら骨盤が安定して踊れるのか?ということについてお話していきましょう。 骨盤の復習 話をこれ以上進める前に、骨盤って何か?の復習とどうしてダンサーにとって大切な知識なのか?をささっとしておきましょう。 骨盤とは3つの骨でできている骨の塊でしたね。 背骨の一番最後となる仙骨&尾骨と、股関節を作る骨の1つである寛骨(腸骨+坐骨+恥骨の3つのセクションがある)骨でできている部分。 つまり上半身と、下半身のちょうど真ん中にあって、両方に影響します。   →背骨の復習+詳細はこちら →骨盤の大切さを深く見る記事はこちら   だからレッスン中に骨盤を安定させるってとても大切になってくるのよ。 体幹の安定(スクエアが正しく保てる) 背骨の安定(上半身が自由に使いやすくなる) 重心の安定(バランスが取りやすくなる) 股関節の安定(ターンアウトがしやすくなる) 大腿骨の安定(軸足、動足も安定しやすくなる) 膝関節の安定(膝関節を作る骨の一つである、大腿骨が安定するから) List…

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DLSポッドキャスト epi357 バレエで必要な「しなやかな」背中を手に入れる パート1

バレエダンサーの背中は強いけれど、柔らかい。 このことを「しなやか」なんて形容されることがありますが、どうやったら手に入るのでしょうか? 実は姿勢がいいことでも、たくさん反れることでもないんです。   読みたい人はこちらから *このポッドキャストでは記事前半を取り上げています。   聞きたい人はこちらから     動きも確認しながら、動画で見たい人はこちら   !!ポッドキャストの購読方法!!     DLSのYoutubeチャンネルには過去のポッドキャストだけでなく、ビデオブログやインタビューなども発信しています。 チャンネル登録をお忘れなく!  

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ターンの時にルルベのかかとが落ちちゃうのを直したい!

*この記事は2016年8月に書かれたものを大幅アップデート&再編集しました。     今日は題名通りの質問に答えます。   ルルベはできるのに、ターンの時に軸足のかかとが落ちてしまう。 よって、回れているのに形がきれいじゃない、とか 2回転以上にいくと、かかとが地面についてルルベじゃなくなっちゃう、とか 回転の後に続くステップに動くことが出来ない、とかの問題が出てきますね。   ポワントだったら、かかとが落ちる=ポワントから落ちる、という事なので 足をひねるなどケガに繋がることもありますし、ミスが目立ちやすくもなりますよね。   レッスンでよくみる悩みだと思うので、ここで答えてしまいましょう。   予備知識として、 バランスの時にかかとが落ちてしまう問題と解決のためのエクササイズはこちらの記事で、 ピルエットについて分析した記事もあるので、それも参考にしてください。 ルルベができている「つもり」 回転どーの、の前にまず最初に考えなければいけないのは「本当にルルベができているの?」ってところ。   ルルベ=足の甲や足首を「前に」押し出すと思っている、もしくは練習してきている人は ルルベに乗っかる練習しかしていません。   ルルベでキープする ルルベを通過する(回転はこちら。アテールからルルベに行って、またアテールに戻ってくるためルルベが通過点となる) という動きで今までのズルが見えてしまいます。   こちらの記事で低いルルベの大切さを学び、エクササイズを続けてくださいね。 低いルルベが使えなければ、高いルルベに到達することは出来ないんだから。…

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DLSポッドキャスト epi356 レッスン中に注意される「スクエアを保つ」って何?

レッスン中に「スクエアを保って!」と言われたことがなかったとしても、 肩、腰、胴体、背骨の注意をされていたら、ほぼ同じ意味だと思って大丈夫。 特にバーレッスンで求められる上半身の使い方についてお話しました。   読みたい人はこちらから   聞きたい人はこちらから   動画で見たい人はこちらから !!ポッドキャストの購読方法!!     DLSのYoutubeチャンネルには過去のポッドキャストだけでなく、ビデオブログやインタビューなども発信しています。 チャンネル登録をお忘れなく!  

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大腿骨周りの筋肉と仲良くなろう 内転筋と外ももの筋肉

  *この記事は2014年3月に書かれたものをより分かりやすいように図や説明を増やし、大幅アップーデートしました。   この前大腿骨の前と後ろの筋肉である、大腿四頭筋とハムストリングスについて勉強しました。 今日は大腿骨の内側と外側について見ていきましょう。   大腿四頭筋とハムストリングスの簡単な復習 本格的に内側&外側を見る前に、ちょっと復習しておきましょうか。 大腿四頭筋は4つの筋肉で出来ているグループで、大腿骨の前にある ハムストリングスは3つの筋肉で出来ているグループで、大腿骨の後ろにある 大腿四頭筋は股関節屈曲+膝関節伸展をする ハムストリングスはその逆、股関節伸展+膝関節屈曲をする どっちも大事! 内転筋の名前と場所 内転筋(ないてんきん・adductors)は大腿骨の内側に住んでいるグループで、5つあります。   大腿骨周りにはたくさん筋肉があるって言ったじゃない? 大腿四頭筋、ハムストリングス、内転筋…っていうのは簡単だけど、これを数字にすると 4+3+5=12 になるんですね。   とは言っても、人によって数え方が色々で4つという人や6つという人もいます。 私は内転筋は5つ、と習ってきているのと、DLSでも参考書にしているAnatomy of Movmentにも5つと書いてるので、そっちで行きましょう。 →私のお勧め参考書と理由たち   別に舞台で踊るために、内転筋の数を正確に知っている必要はないですから。   内転筋グループメンバーはこちら…

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DLSポッドキャスト epi355 愛ママの話

いつものポッドキャストとは少し雰囲気を変えて、今回は私の母の話をしてみようと思います。 娘がバレエを本気でやっている場合、親ができる事ってあまりないですよね。 お金は出すけど口は出さない、というサポートはとっても難しいんだろうなと、 今大人になって、バレエ学校でたくさんのダンサーと親ペアを見てきて感じます。     聞きたい人はこちらから   スクリプト みなさんこんにちは、DLSポッドキャストへようこそ、佐藤愛です。お元気ですか? DLSポッドキャストはプロの現場から健康なダンス生活を応援する情報サイト、ダンサーズライフサポートドットコムのブログ音声バージョンプラス ポッドキャストだけの裏話などを毎週金曜日にお送りしています。     このポッドキャストをリアルタイムで聞いてくださっている人たちはご存じのように今日は6月4日、実は私の誕生日です。 30になるのは楽しみだったのだけど、40になるのは怖いです。 年齢を重ねる事が怖いのではなくて、それは人間というか、この地球に住んでいる限り みんな同じ時間が流れていくので問題はないというか、逆らう必要はないだろうと思っているのだけど、 40になるのが怖い理由は、ちゃんと大人になった年齢で、私の業績っていうの? 今までやってきた事が形になっているか、社会の役に立っているか、 次世代の子たちにとってこういう大人になりたいよね、という背中を見せられているか? というところに自信がないからです。   結果だけを見ていても意味はないので、やることにフォーカスして一歩ずつ正しい方向に歩いていけば結果が隣をついて来てくれるとは思うんですが、 間違った方向に歩いているのかもしれない、と思うとね。 特に、会社に勤めているわけではない私にとって、DLSのCEOとして誰かの道しるべ通りに進んでいくことができない。 というか誰かが先に歩いてくれた道があるわけではないので、より一層不安にはなります。   そうそう、私は極度の方向音痴でもあります。 お店から出ると、どっちから歩いてきたのか分からなくなります。…

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DLSポッドキャスト epi354 ダンサーのためのスイミング

ダンサーが下半身のケガをしているとき、強い味方になってくれるスイミング。 痛みをプッシュせずに、だけど体力を落とさないアイデアをお話しました。 プールがないと出来ないのが残念ではありますが、泳げなくても水の中を走ったり、歩いたり出来るよ!   読みたい人はこちらから   聞きたい人はこちらから !!ポッドキャストの購読方法!!     DLSのYoutubeチャンネルには過去のポッドキャストだけでなく、ビデオブログやインタビューなども発信しています。 チャンネル登録をお忘れなく!  

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大腿骨周りの筋肉と仲良くなろう 大腿四頭筋&ハムストリングス

*この記事は2014年に書かれたものをより分かりやすいように図や説明を増やし、大幅アップーデートしました。   ダンサーにとって一番大事な筋肉とはどこでしょう? 答えは?「わかりません」   プライオリティ、とでもいうのでしょうか? 人間の体にとって一番大事な内臓器官はどこでしょうか?という質問と似ています。 小腸と大腸、どっちが大事か?私には分かりません…   確かにジャンルによっては強くなくてもいい筋肉、というのもあるかもしれません。 例えば、ヒップホップやブレイクダンサーにはクラシックバレエダンサーのような足首の可動域が必要ない、という事のように。 (その代わりにブレイクダンサーのような強い肩関節や腕の筋肉、首の筋肉はクラシックダンサーには使われなかったりしますよね。)   けれど、一番大事な筋肉ってどこでしょう?コアマッスルについてお話ししましたけど、コアさえ鍛えておけばOK?と言われれば答えはNoだし。 骨盤のプレースメントが大事だという話をしましたけど、骨盤についているお尻の筋肉が一番大事か?と言われるとそうでもない。   今日お話する大腿四頭筋とハムストリングス、どっちが大事か?という競争をしたいので一緒に書いているのではございません。 両方大事です。 たとえダンサーの多くが大腿四頭筋が嫌いでも、膝を伸ばしたかったら使わないといけないし、ジャンプのためには使わないといけないんだから。   大腿骨周りにはたくさん筋肉がある 大腿骨(だいたいこつ・femur)は体の中で一番長く、体積のある骨です。 イメージしやすいデフォルトな説明をすると(つまり正確な数値ではないけど考えやすい例として) 体=上半身(50%)+下半身(50%) 下半身=大腿骨(50%)+脛の骨たち(50%) としたら 大腿骨は貴方の身長の25%ってことになるじゃない? (Again! 正確な数値ではないし、個人差はたくさんあるけれどイメージしやすいために) この大きな骨を、体の中心となる骨盤に繋げておくために、大腿骨周りにはたくさんの筋肉がついています。  …

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DLSポッドキャスト epi353 ダンサーのためのランニング

体力づくり、スタミナづくり、そしてスタジオの鏡の前から離れるためにもランニングはおすすめです。 エクササイズ指導しなくても皆知っているしね。 ただし、ダンサーがバレエのために行う場合、いくつか気をつけなければいけないことがあります。 そんなことをお話したポッドキャストです。   読みたい人はこちらから   聞きたい人はこちらから !!ポッドキャストの購読方法!!     DLSのYoutubeチャンネルには過去のポッドキャストだけでなく、ビデオブログやインタビューなども発信しています。 チャンネル登録をお忘れなく!  

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