オーディションシリーズになっちゃいましたね。
オーディションで気を付けたいことを書いた記事はこちら
オーディションでうまくいかなかったときの理論を書いたのはこちら。
でもね、オーディションで落ちた理由が運だった、
というのを
「あーそっかー。じゃ次にいこう!」
という心を持てる人って多くないと思うの。
オーディション失敗 = 私はダンサーになれないんだー
とか、
オーディション失敗 = 完全自己否定
とか、
時々見られるのが
オーディション失敗 = 体型のせいにして、摂食障害
とかね。
バレエ学校のオーディションをした人は知っている通り、
オーディションの時に少しくらい太っていても
入学許可は出ます。
そのあとに、もう少し軽くなった方が、踊りやすくなるよ、
とかはいわれますが。
逆にフォトショなんかで少し細く見せた写真で失敗したケースは
たくさんありますよー笑
写真と本人が違う、とか、
オーディションの時の体型ではないっていって
落とされたり。
体型の話はおいておいて。
今回は感情編ということで、
DLSお得意のインスピレーションね。
J・K・Rowling
彼女の名前を知らない人は世界にいなくなりましたね。
あの、ハリーポッターの筆者。
彼女は12回、出版社に断られたんですよ、
ハリーポッターの最初の本を出す時に。
いまや、ベストセラーに、映画化してるし、ミュージカルもでるみたいだしね。
Walt Disney
そう、ディズニーの生みの親!
ディズニーランドを作るときに、302回断られているらしいです。
いまや、世界各国にあるディズニーランド。
300回断られても続ける強さがあると成功するのね。
Michael Jordan
バスケの天才は高校のバスケチームから落とされた経験あり。
Steve Jobs
アップルの顔だったジョブスは、
自分で作った会社(アップルね!)からクビになったことがある。
ABTのミスティ・コープランドさん
皆さんの知っての通り歴史に残る褐色のプリンシパルとして有名でしょう?
バレエダンサーっぽくない体、と言われ、
バレエを始めたのは13歳。
ボストンバレエ団のプリンシパル、倉永美沙さん
小柄な身長のため、サンフランシスコバレエ団から1シーズンで解雇。
それにめげず、体の正しい使い方を学びなおし同じアメリカのボストンバレエ団で
プリンシパルを務めるまで努力を続けた人です。
オーディションも含め、
ダンサーという生活をしていると拒絶は当たり前です。
バレエ団入団から、バレエ学校奨学金から、
発表会での役割から、楽屋の位置まで。
私も飛び級してバレエ学校に入ったけれど、
その前はコンクールで決戦までいけない経験はたくさんだし、
他のバレエ学校のオーディションもたくさん落ちているし。
しかもケガで踊れなかったり、
太すぎるから役を降ろされたり、
色々ありましたよ、踊っているとき。
だからね、いつも強くいるっていうのは大変だってよく分かります。
ただ、自分を引き上げてくれるのは自分だけなんだっていうのも
辞めるのはいつも自分で、
成功する人はやめないって事も知っています。
当たり前だけど、踊りをやめたらダンサーではないの。
Show must go on
オーディションだろうが、ストレッチだろうが、テクニックだろうが。
ただがむしゃらに行って、結果が出ず凹むのは
時間の無駄ではないですか?
しっかりと研究し、理解し、そして前に進む強さを持つ。
こんなお手伝いをDLSができていたらうれしいです。
次回は「オーディション 教師、両親編」へ続きます。
Happy Dancing!