リハビリ中、昨⽇より良い⾃分、右肩上がりでイエーイ!な毎⽇が続くわけではありません。
ときどき気のせいかもしれないけど、ちょっと変だよね、調⼦がイマイチ…なんて⽇があります。
ちょっと良くなったのに、また元に戻っちゃうんじゃないの?
と不安になる気持ちもよく分かるから、
ここでは不調を発⾒したら確認してほしいことをお話ししていきます。
でもその前に、そんな体の⼩さな声に気づいた⾃分をまずはほめてあげてくださいね!
ちゃんと寝てる?
まずはここから確認しましょう。
この記事でも睡眠時間についてもお話ししましたよね。
- ついつい夜更かししていませんか?
- ベッドに⼊った後も携帯いじっていませんか?
眠るというのも仕事の1つ。
寝る前の準備として部屋のライトを落としたり、お⾹を焚いたりしてもいいかもしれません。
携帯をベッドに持ち込まず、アナログな⽬覚まし時計をセットしておくとか、
勉強系ではなくフィクションの本を読むとか、触り⼼地のいいパジャマを探してみるとか…
⼈間の⼈⽣、3分の1は寝ているんですから真剣に考えてあげてくださいね。
栄養や⽔分補給は?
体の修復には材料が必要です。
その材料は栄養。
- ⻝事ちゃんととっていますか?
- ⼀⽇を通して⽔分補給していますか?
リハビリ中、汗をかくようなグランアレグロをしないからといって、⽔分が必要ないわけではありません。
むくみを気にする⼈も多いけれど、むくみの⼤きな原因は⽔分不⾜なんですよ。
体にとって必要だけど、あまり補給されないものは、貯めておこう、としてしまうから。
同じく、リハビリ中動かないからダイエットしよう、なんて考えている⼈がいたら⼤間違いだと覚えておきましょう。
だって、ケガしているということは、何かが壊れているんだよね?
光合成ができない⼈間にとって、ケガしている組織を修復する材料は⻝事でしかとれないんだというの
をお忘れなく。
ストレッチしてみる?
DLSをフォローしている⼈ならば知っているように私はストレッチが嫌いです。
でもここで、ストレッチしてみる?とオファーしています。
愛さんどうしたの!?
ストレッチ、特に静的ストレッチはウォームアップになりませんし、筋出⼒、つまり筋⾁の出せる⼒を⼀時的に弱くしてしまいます。
なので、レッスンの前にやったらケガの材料になります。
だけどね、リラックスさせるため、という⽬的であれば、そして最⼤可動域で⽌めるなどの動きをしなければ、
副交感神経のスイッチを⼊れて体や⼼をリラックスさせたり、よい眠りへと導いてくれたりします。
- 柔軟性向上が⽬的ではない
- 運動の前ではない
- 関節の可動域の最⼤限で⽌めない
の3つの点をしっかりと頭に⼊れた後、YouTubeにある、DLSチャンネルからセルフケアビデオシリーズを見てみてくださいね。
セルフケアしてみる?
軽いマッサージやボールを使ったリリースも、
先ほどご紹介したストレッチと同じように体の声を聴いたり、リラックス、つまり副交感神経優位の状態を作ることができます。
頑張ってリハビリしているのはあなたの体も同じ。
ケガを修復したり、昔の癖を修正するために頑張っている体にありがとう、という時間や、
ちょっとおかしいよ、と不調を伝えてくれたお礼をしてあげてください。
ただし、治療家に指導されていない場合は、マッサージやリリースをするとき、ケガしている部分は避けた⽅が無難です。
体は⼀つ、全ての⻣や筋⾁、⽪膚や神経が繋がっていますから、ケガと関係ない場所をケアしても効果はありますよ。
⽇常の癖も再確認してみて
⾃分では気づかない、ちっちゃな⽇常の癖がケガしている部分に負担をかけていることがあります。
- ⽚⾜重⼼で⽴つ(⽚⽅の腰にのる)
- ⽚⾜重⼼で座る(脚を組むなど)
- 荷物をいつも同じ肩で持つ
- ターンアウトして歩く(通称ペンギン歩き)
- ⽚⽅の⾜だけターンアウトして⽴つ、座る(⾜⾸だけ⾒るとよく分かるよ)
- タック、ダックで座る、⽴つ
- 頬づえ、猫背、⾸だけ前に落として携帯ゲーム
1回だけ、短時間では全く問題がないかもしれないけれど、⽇常の癖の怖いところは気づかないところでずーっとやっていること。
いくら
- リハビリプログラムを1時間
- 体⼒アップのトレーニングを45分
- 体ケアを1時間、オンラインで上半⾝エクササイズビデオを⾒ながらやってみる…
としていたとしても、起きている時間のほとんどは悪い癖で⽣活していたら本末転倒です。
痛みの前の⼩さな声である、体の不調。
声を聴く⽿と、何をすればいいか?のアイデアを知っていればムダに不安になることもないでしょう。
痛みと同じように無視せず、冷静に⾏動に移してくださいね。
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