DLSポッドキャスト epi499 ポッドキャストを500週続けた結果

今回は、500週も続くポッドキャストの舞台裏に迫ります!

継続の重要性はどこにでも通じます。

ポッドキャストがどのようにDLSビジネスを生み出したか、そして10年間の歩みを楽しみながら振り返ります。

さらに、累積的な結果についても考えてみましょう。

一度の努力が、どれだけの影響を与えるか、皆さんも感じてみてくださいね。

Transcript

みなさんこんにちは、DLSポッドキャストへようこそ、佐藤愛です。お元気ですか?

 

ダンサーズライフサポート、通称DLSは”生徒の安全と将来の健康を第一に考えるレッスンを「当たり前」に。”を合言葉に、

元オーストラリアの政府認定バレエ学校専属セラピスト兼、セミプロフェッショナルレベルのダンサー向けエクササイズ、解剖学とケガ予防のクラスの講師を担当してきた佐藤愛が、

大好きなバレエを心ゆくまで続けたいダンサー、バレエの先生へ情報をお届けしています。

 

今日のポッドキャストでは、ポッドキャストを500週続けた結果について、DLSビジネスの裏話をお届けします。

いつものポッドキャストのようにバレエの話とはちょっとずれるかもしれないけど、

継続というテーマは、様々な所に使えるはずですから、是非最後まで聞いてくださいね。

 

まー正確には今日のエピソードでポッドキャストを499週続けた、が正しいのですが、

来週のポッドキャストでは、今では聞くことが出来ない、幻の第一回目エピソードの一部をお届けして笑っちゃおうと思っているので、

1週間早く、500週のリフレクションをしてみたいと思います。

 

 

昔メルマガに書いたこともありましたが、DLSがスタート出来たのはポッドキャストのおかげなんです。

サイトを作る方法も、ブログを書くことについても、

書いたブログをSNSでアップするという事も、

全て仕事に向かう車の中やトラムの中で聞いていたポッドキャストから学びました。

そして2014年、DLSが1年経った時に記念としてポッドキャストを始めたんです。

ということは、今年2024年はポッドキャスト10周年となるんですよね!

 

毎週金曜日、体調不良で休んだことが1-2回あるか、ないかくらいで続けてきましたので、

ほぼ500週毎週やってきた、と言っても過言ではないでしょう。

まー正確には499週だけど笑

 

ちなみにポッドキャストの語源、知ってます?

スマホの前の時代の話ですが、iPodがでたじゃない?

iPodで聞けるということでアップルのサービスの1つとしてiPodの”ポッド”と

ブロードキャストの”キャスト”という言葉をくっつけた造語なんだそうですよ。

 

今や、ポッドキャストはアンドロイドでもYouTubeでも様々なところで聞けますが、

私も当初は、iPodのアプリから、車のラジオにつなげて聞いていました。

 

その時運転していたのは、旦那、通称「神」の家族の中古だった三菱ランサー、1995年か何かの古い形で、CDすら聞けないようなマニュアル車でした。

オプションはラジオか、カセットテープ。

しかも彼の実家がメルボルンから車で頑張って10時間、くらいの距離にある田舎町だったので、

このお古の車をマニュアルで、しかも分厚いオーストラリアの地図を片手に運転していたわけですね。

途中で車が壊れたら、誰かが通るのを祈るしかない、みたいな電話も通じないところを

太陽が沈む前にどうにか到着出来るように祈りながら運転していたものです。

 

太陽が沈むころになると、出てくるんですよ、あいつらが。

カンガルー、ワラビー、ウォンバットなど、オーストラリア特有の大きなやつらが。

そして、あいつらにぶつかったら、車が故障します。

そしたら、さっきお話したように、誰かが偶然通って助けてくれるのを待つしかないんです。

 

未だに、このような大きな動物にぶつかったことはありませんが、

一度だけ、マグパイっていうカラスみたいな鳥?

魔女の宅急便で黒と白のカラスみたいなのが出てくるじゃないですか、あのような鳥は

逃げてくれず、ぶつかったことがあります。

 

あー轢いちゃった、と思ったんだけど、実は車の中に入ってて。

レンタカーを返した後、会社から電話が来て、

「あのー車の中に鳥の死体が入ってるんだけど?」みたいな。

そして請求額があがりました。

 

まったくポッドキャストとは離れた昔話になってしまいましたね。

話を元に戻しましょう。

 

 

元々は元バレエ学校の生徒達が、卒業して日本に帰ってからも、

学校で勉強していた解剖学を学びたい、という声に答えるために、

そして日本人生徒達が英語授業についてくるときの補足資料として、

DLSのセミナーやブログをやっていたところからスタートしましたが、

お仕事の合間にポッドキャストを聞きながら勉強して、

お休みの時にブログを書いたり、サイトを作ったりしていたわけでございます。

10年ほど前に。

 

時は経て。

今はブログを定期的に書くことはなくなってしまいましたが、

ポッドキャストだけは穴をあけないように、頑張ってレコーディングしています。

このポッドキャストも、来日セミナーの前に事前収録しているので、現在私は2月1日に居ます。

エピソードが出るのは3月8日だけど。

 

ポッドキャストを続けてきて何か変化があったか?

目に見えるような変化はないと思います。

ブログの場合、それを見てくれた人の中に出版社があって本の出版に至った、という流れがあったり、

雑誌の連載を担当していた時も、決定打になったのはブログの量と内容で、この人は連載の数に足りるだけの、内容があると判断してくれたそうです。

ですが、ポッドキャストを続けてはいますが、ラジオへの出演依頼があったりなどはありません。

 

SNSと違って、いいねの回数やYouTubeのように視聴率が見えるわけでもありません。

一応、ダウンロード数というのは見られるのですが、ダウンロードされてていても、聞いてくれているかは別なので、

ちゃんとした数字なのかが分かりません。

 

今調べてみたら、毎月約5000エピソードが聞かれているという事になっているそうですね。

8000の月もあるし、2000の時もあるみたいですが、平均5000エピソード。

有名人のポッドキャストなどだったら、こんな数は小さいのでしょうが、

私にとってはですよ、1日約166エピソードを地球のどこかの誰かが聞いてくれている事って

規模が大きすぎてよく分かりません。

 

毎週欠かさず聞いてくれている人達、

古いエピソードに戻って聞き直してくれている皆さん、

どうもありがとうございます。

 

 

直線的な結果累積的な結果、という言葉を聞いたことがありますか?

直線的な結果というのは、1つの努力が1つの結果を生むこと。

累積的な結果というのは、1度努力したものに対し、後から何もしなくても自動で成果がついてくることを指すそうです。

 

例えば、お給料をもらった→全部使った、というのは直線的な結果。

お給料をもらった→半分貯金した→5年後に利子がついた、というのは累積的な結果となります。

ポッドキャストも、ブログも、私にとっては累積的な結果が出る行動だと感じます。

今日、SNSでポッドキャストのリールを見た。

ポッドキャストを調べてみた。

たくさんエピソードがあるから、最近の10エピソードくらいさかのぼって聞いてみよう。

これが累積的な結果。

 

特に私の場合最初の方は、ブログを書く→ポッドキャストで読むとしていたため、

ブログが溜まっていくことだけでなく、ポッドキャストネタも、

ポッドキャストエピソードも溜まっていくという感じだったんですね。

今は、ポッドキャストだけのエピソードをお送りする事が多いですが、

それでも、このエピソードの一部をインスタのReelにしたりしているため、

塵も積もれば山となる的にDLSのIP、知的財産を増やしていると思っています。

 

そして、いつか必要な人が見つけてくれた時に

  1. もう一度レッスンに戻る勇気になったり
  2. 指導を変えるきっかけになったり
  3. ケガと向き合うヒントになったり

してくれていると嬉しい。

 

ここも累積的な結果じゃないですか。

レッスンに戻る→舞台に立つ→そこにきていたお客さん達に感動を伝える→その中でバレエを始める子が出てくる→その子が舞台に立つ…

とどこかで、貴方の小さな行動が、バトンを次々と渡しているのではないか、と私は思っています。

 

ちょっと楽観的に聞こえるかもしれないけど、

この前、現役ダンサーの子とDMで話すことがあって、

その人が「今理学療法士を目指しているのはDLSのおかげです」って言ってくれました。

彼が舞台に立つことだけでなく、彼の治療を受けられるダンサーも出てくる。

そしてそのきっかけの一部に、私がレコーディングしたり、書いたりしたものがある。

これって素敵ですよね。

本当にやりがいのある仕事だと思います。

 

でも、皆さんも日々のレッスンで出来る事でもあるんですよ。

  • ただ、レッスンに参加する→ストレス解消で終わり

も素敵だと思うけれど、

  • 正しくレッスンする→正しい筋肉を鍛えることが出来る→ケガを防ぐことが出来る→長く踊り続けることが出来る。

とか

  • 正しい指導をする→生徒達がケガ無く上達する→ケガで辞めていく子が減る→スタジオの経営が安定する

とか。

 

だから、どうせやるなら累積的な結果が溜まる行動をしていきましょうよ。

勉強する時間がないから、古い指導をしている、だとしたら

負の累積的な結果が溜まってしまいます。

 

私が紙の地図を見ながら、田舎町に帰っていたころと比べ、

今やみんなが携帯を持っていて、簡単に調べられます。

その気になれば。

 

だから古い指導がバレやすいし、生徒が離れる理由にもなってしまうと思う。

先生だけでなく、ダンサーもそう。

意味もなくコンクールに出る、という直線的な行動ではなく、

講習会で違う先生から学ぶとか、セミナーに参加していつものレッスンをサポートするような知識を入れるとか、

どうせ出るならその後に、繋がるコンクールを吟味するとか。

誰でも、何でもなれると思います。

 

死んだマグパイを車に入れたまま、何時間も運転していた私が、

毎月5000エピソードを聞かれるポッドキャストホストになったように。

 

 

でも、同時にできる事には限りがある

だからこそ、累積的な結果が出る行動を意図的に選んでいけば、

時間が流れ、振り返った時に貯金がたまっているのが見えるはずです。

お金じゃなく、時間かもしれないし、友達とかネットワークかもしれないし、自分自身の強さかもしれませんが。

 

もちろん、先ほどお話したように約10年続けてきたから今、毎月5000エピソードダウンロード、と言えるのですが、

スタート時は、ブログも、ポッドキャストも5-10人が読んでくれた、聞いてくれた程度でした。

 

雪だるま式ともいえる累積的な結果って、ストレートな斜め右上がりじゃないんですよね。

どこかでぐっと曲がる部分がある。

なので、今現在結果が見えなくても、

自分の目指している方向に進んでいるのであれば、突き進む必要があると思います。

思ったような結果が出なかったり、成長が見えない時に続けるためには、

強い気持ちだけでなく、体も心も健康でないと不可能でしょう。

 

積み重ね、継続とは、一日も休まない事をさしません、というのも覚えておいて。

1週間に1度だけ、10分くらいのエピソードだけだけど、1週間休んでも、1か月休憩をとっても、10年続けられる方が、

毎日1時間、100日休まなかったけど、101日目に体調不良で休んだから

「もうだめだ!」とギブアップしてしまうより、結果はついてくるでしょう。

 

 

ダンサーに見られやすい白黒病の話、覚えてます?

All or nothingにならず、転んでも、擦り傷に絆創膏を貼って、再度走り続ける方が、ゴールに到達する事ができるでしょう。

その隣で、いつでも無料で、貴方の携帯に鬼の愛がいることを忘れずに。

 

ポッドキャストでも、インスタでも、YouTubeでも、

どこでも皆さんの格好悪い姿を応援しています。

だって、私もバレエ学校留学したけど、

ケガばっかりで、努力の方向も間違っていて、結果プロになれなかった時代を過ごして来ていますから。

 

 

ということで、次回は祝500エピソード目として、

最初のエピソードからどれだけ変わったのか笑いながら聞いてください。

昔の写真を引っ張っり出して来たら、ひどいファッションだった!みたいなことがあるように、

昔はこんな感じだったのねーと聞けると思います。

お楽しみに。

 

 

Happy Dancing!

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