DLSのeBookシリーズに「ダンサーの腹筋事情2ndエディション」が追加されました。
ダンサーの中にある腹筋最強説は本当なのか。
腹筋って体幹の強さと直結しているのか、先生に言われる注意と腹筋はどうして繋がっているのか?(もしくは繋がっていないのか?)
ダンサーに必要な腹筋についての知識をシェアしたeBookの裏話をポッドキャストでお送りします。
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スクリプト
みなさんこんにちは、DLSポッドキャストへようこそ、佐藤愛です。お元気ですか?
DLSポッドキャストはプロの現場から健康なダンス生活を応援する情報サイト、ダンサーズライフサポートドットコムのブログ音声バージョンプラス
ポッドキャストだけの裏話などを毎週金曜日にお送りしています。
ポッドキャストの題名をみてお分かりのように、2018年に出されたDLSのeBookシリーズ、ダンサーの腹筋事情にセカンドエディションが出来ました!
セカンドエディションというのは第二版っていう意味で、DLSのeBookシリーズではこれが2つめだね。
最初にセカンドエディションが出たのは強い足を作るデミポワントシューズの作り方eBook。初版は本当に、作り方しか書いていなかったんだけど、
それだけだと使い方や理由が分からないから、という事で第二版の時は大幅に説明を増やして、使い方アイデアを書いたりもしてあります。
今回の腹筋事情もかなーり大幅に変更しましたよ。
ってかね、コロナで日本に帰らなかったから、時間があったという言い方は正しくないんだけど、
国境を超えたり、地方ツアーなど移動時間がなかったので裏ではデザインやらイラストやらの勉強をしておりました。
なのでこの本の挿絵はすべて私が書いたんだよー。
立ち方、ターンアウト、プリエと出版社の方々とお仕事をして、デザインだったり本の構成や仕事の順番などを学んだし、
雑誌の1年連載を通じて、ブログ以外の文章を書くという作業をこの4年間ほぼノンストップにしてきました。
ブログもね、最近のほうが読みやすいと言ってもらえたりと、訓練の効果が出ているみたいだけど、どう思いますか?
そうそう、クララ連載は2020年6月をもって終了いたしました。
買ってくれた人達どうもありがとうございます。
私の記事が載っている雑誌にダイエット弁当だとか、ストレッチだとかいろいろ載っていたよ、という声も聴いています。
同じ場所に乗せるのを躊躇したこともありました。
だけど、日本で一番数が出ている子供用バレエ雑誌がクララだったら、そこに載っている情報と共に、DLSのメッセージも載ってくれるといいなぁ、と思って1年間書いてきました。
っていうかね、実はあれ、3回の来日に合わせて撮影をしていたので、
来日前に3,4か月分の内容を打合せして、エクササイズを決めて、撮影する、っていうスケジュールだったんです。
結構ハードだったよ。
その間、普通に来日セミナーもあったし、最初のほうはプリエ本とも重なっていたのでね。
あ、腹筋事情の話をする予定だったのに、話がずれました。
クララの話を終わりにする前にひとつだけ。
読んでくれた人、スタジオで定期購読をしている人。中に感想を書くはがきみたいなのがついてくるでしょ?
是非クララに、愛さんの解剖学シリーズがよかったよ、と感想を送ってもらえますか。
そうすれば、私でなくても、出版社が解剖学レッスンやエクササイズに需要があるんだと思ってくれるんです。
そうすれば、コンクールの写真と、バカみたいなダイエットと、へんなストレッチがバレエ上達じゃないんだよというメッセージを子供たちに送る事が出来るはずです。
先週のポッドキャストじゃないけれど、一人一人の意見が、行動がいい世界を作ってくれるはずです。
さて。
腹筋事情に話を戻しましょう。
かわいそうに。
こいつね、7月1日からストアにあったんですが、7月はボーイズコンテンツ月間と決めていて出る枠がなく…スポットライトが当たっていないeBook。
しかも今日のポッドキャストで取り上げなきゃ、と思ってもほかの本の話っていうね。
内容はですね、腹筋やコア、おなか周りの筋肉の説明だけでなく、エクササイズの方法もお話しています。
エクササイズの種類がたくさん書いてあるわけではありません。
それは立ち方、ターンアウト、プリエ、そしてクララ1年連載でたくさん書いてあるからそっちを見てください。
でも、腹筋事情には、どうしてそのエクササイズがダンサーの腹筋の悩みに繋がるのか、
どこに気を付けて行えば、より強い体幹を手に入れることが出来るのかにフォーカスした、知識をシェアするeBookになっています。
バレエのテクニック、バレエダンサーの悩みに超フォーカスしているので、ダンサーでなければ読む必要はないかな、と思ってます。
側弯や、左右バランスについても1チャプター使って新しく加筆しました。
だって側弯っていうのは背骨、つまり体幹のねじれだから、リハビリの過程で腹筋がかなり関係してくるのね。
また、コンクールの練習だとかで筋肉の左右バランスが大きくなってしまった人達へのアドバイスにもなるはずです。
ダンサーの頭の中には腹筋最強説っていうのがあるのね。
腹筋が弱いからアラベスクが上がらない
腹筋が弱いから外モモばっかり使っちゃう
腹筋が弱いから早い動きの軸足がブレる
腹筋が弱いから私はダンサーになれないんだーーーーーーー
みたいな。
そして、eBookの中では普通腹筋という呼び名で紹介している体育の授業でも行う腹筋をして、腰を痛める。
でも腰が痛いのは腹筋が弱いせいだと先生にも言われるし、グーグル検索でも上がってくる。
だからやらなきゃ、みたいな。
ま、そんな内容も、トピックもバレエと解剖学、エクササイズというすんげーマニアックなeBookはDLSストアからご購入いただけます。
出版社を通していないeBookなので、1冊100円以下、みたいな悲しいお給料ではなく、
定価1000円からペイパル手数料をぬいたお金がDLSに入ってきます。
ということは、ポッドキャストをはじめ、SNSのライブだとかDLSの無料コンテンツを賄っていく費用になります。
私もそうだったけど、海外にバレエ留学している子たちにとって、自由に使えるお金や時間は少ないから、
千円で買えるeBookとか、2千円で買える東洋出版から出ている本はとても便利だと思うのね。
もちろん、パンデミックで生活が大変なフリーランサーもたくさんいるだろうから、今後も質のいい情報をDLSでは無料でアップできるように頑張ります。
そのような活動を応援してくれる人は、ぜひこのeBookを手に取ってもらえると嬉しいです。
最後に、すでに購入してくれた人から感想をもらったので読みますね。
下向き腹筋の重要さがわかりました。
「バレエの立ち方できてますか?」本を読んだ時には、他のエクササイズに比べると下向き腹筋の難易度が低く思えたため、そこまで重要だとは思っていませんでした。
(難しいエクササイズの方が辛い分効き目もすごいという思い込みがあります…)
でもeBookで下向き腹筋について一章割いて書かれていてなぜ大事なのか理解できました。
最後の腹筋事情チェックリストをやってみました。ちゃんと読んだつもりなのにすぐに答えが出てこない(ちゃんと理解できてない)自分に気づいてまた読み返すことができました。
しっかり復習して、実践してみて、自分のものにしていきたいと思います。
目次や本のチラ見せはDLSブログにありますので、7月1日にアップされた新しい記事を見てくださいね。
ということで、今週のポッドキャストはここまで。
来週はeBookから短いコラムをお届けしようと思います。
また来週金曜日にお会いしましょう。Happy Dancing、佐藤愛でした。
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