Dear 教師講座のデータベースが嫌いな人へ
本当にDLSの事を知らなければ、SNSだけフォローしてたらデータベースの存在は絶対に知らないので
まずはありがとう♡
教師講座のデータベースが嫌いだっていう人は貴方だけではありません。
何人かの仲のいい先生から、「データベース、やばくない?」と言われてます。
- 役に立たない
- 不必要
- 無意味
- 危険である
など具体的な言葉ではなく、
何人かの先生達が口をそろえて「やばくない?」ということが結構不思議だけど、
セミナ―に来る子供たちの会話を聞いていると、なんだかわからないがまずいんじゃないの?と思う事についてナウなヤングは「やばくない?」と表現する、というのに気づきました。
例として
試験勉強やばくない?
=勉強していないけど、どの科目が一番苦手なのかとか、
どれだけ勉強不足かなど具体性に欠けるが、現状点数を取れないだろうと思われる時の表現
○○(ダンサーの名前)やばくない?
=そのダンサーの良いところ、目を引く理由を具体的に指摘できないが、
素晴らしいという事を伝えたり、一般人を超越している場合、ポジティブであることを伝える時の表現
○○ちゃんやばくない?
=その子の問題をあえて抽象的に言う事で、相手(ほとんどの場合先生とか親とかの大人へではなく友達)にあまりよくないものだ、
という意思を表現している会話方法、もしくは会話のスタートとなる言葉。
なので「データベース、やばくない?」と言ってくれる人達の真意は
データベースのどこが具体的にいけないか、わからないが(もしくは言いたくないが)あまりよくないものだという意思表示はしておこう、
という表現なんだと日本語に疎い私は読み取ります。
だいたいはその言葉と共に「あははは」っていうのもついてきます。
やばくなーい?あははは
みたいな。
笑っておくことでジョークとしてとれるようにクッションを作ってくれているのでしょう。
「愛さんがやっている事を真っ向から否定するつもりはないけど、よく思っていない人(=本人も含む)もいるんだよー」
っていうのをやんわり教えてくれる的な感じで。
私を傷つけないように、オブラートに包んでくれているのでしょう。
素敵な人達なんです。
でも、そうやって何人かに言われる、ということは私とface to faceで会話する機会がない人達でも思っていると思う。
仲のいい友達にしている説明をブログにしておくから、私の態度のでかさに怯えて直接聞けない人は読んでみて。
コンクールの指導者賞って知ってる?
知ってるよね。
私はね、嫌いなの。
受賞した人が嫌い、なんじゃなくてシステムが嫌いなのね。
なぜか?というと努力したのは子供であって、
指導者がよい指導を提供するのは、ビジネスとしてお金をもらっている人として当たり前だと思うから。
そして指導の良さというのは表舞台だけで見えるのか疑問だから。
上位生徒をたくさん選出した、という結果が称賛に値するのか?
もちろん!
だって踊れる子達を育てているってことになるんでしょ?
だけど、
- ミュージカルを目指している人達にバレエクラスを分かりやすく教えてあげている先生は称賛に値しないのか?
- 子供たちに表現の楽しさを教えてあげたため、その子達が演技や他の芸術に進む入り口を教えてあげた先生は称賛に値しないのか?
- ケガしている子達を応援し、結果として彼らが踊る道から離れたけれど、バレエにつぎ込んだ青春はかけがえのないものだ、って思ってくれている関係を作れた先生は称賛に値しないのか?
そうではないよね。
そして、
- 私に恥をかかせて!と怒られるのが怖くて必死に練習し、
- 太りすぎ、下手過ぎ、と罵られて心をケガさせてコンクールに出している人は、指導者賞に値するのか?
さっきも書いたけど、もう一度。
指導者賞を取った人=ひどい人!!って言いたいわけではないのよ。
その賞ってどうやって、何をみて選抜されているのか?ってところに疑問があるだけ。
完璧なシステムなんて存在しないし、私はよく分からないけれど
良い先生をencouragementすることでバレエ界を変えよう、としてくれているのかもしれないし、
舞台裏での声のかけ方を聞いて、良い先生を選んでいるのかもしれないし…笑
裏でどんな意図があったとしても、
コンクールの1位はコンクールに出ないと取れないように、
指導者賞は「生徒」をコンクールに「出さなければ」とれない。
これは事実。
そして、それが宣伝になるのも事実。
GoodやBadとは関係なく、truth。
だったら、私は勉強をしている先生達の宣伝をサポートしたい。
バレエの先生って、指導しなかったらお給料でないじゃん。
有給なんてないし、休暇とったら振替しないといけないし。
そんな中、私と一緒に最低でも19時間以上勉強してくれた人のリストを作ってあげてもいいじゃない?って思ったからデータベースを作ったの。
ほとんどの人は講座+マスタークラスやミニ講座をやっているので、25-30時間以上勉強に費やしているって事になるんだけどね。
そのcommitmentって凄いな、って思うから。
もちろん、講座に参加した「だけ」でいい先生になれるとは思わない。
DLSで勉強することが「絶対」だとも思わない。
ただ、自腹を切って勉強している事実は評価に値するのではないか?と思う。
*がしかし!指導者がよい指導を提供するのは、ビジネスとしてお金をもらっている人として当たり前だとしたら、勉強を続けるのも当たり前、だと言われたらおっしゃる通りでございます。
しかも、ここ3年くらいDLSのセミナ―で勉強していない人はリストから削除されるシステムなのね。
だから、最近スタジオの趣旨が変わった、というのや、
勉強しておーわり、っていう人も自然とリストから消える。
今現在、先生がバレエスタジオの宣伝をできる場所は
- 昔ながらの広告系(雑誌にちっちゃく載せるだけでウン十万かかる+デザインを誰かに頼まなければいけない)
- コンクールに生徒を出し結果を出す(ほとんどの先生はコンクールレッスンでお金が入ってくる)
だとしたら、そこに3つ目のオプションとして
- DLSのデータベースに載せる
というのがあってもいいんじゃないかな、って思ったのよ。
さっきも書いたように完璧なシステムってないからね、だったら同じ土俵に上げるためにはどうしたらいいか、って解釈ね。
「やばくない?」って言われる理由の中には
- 勉強だけしていい先生じゃない人もリストに載ってるじゃん
- いい先生(もしくは大御所先生)の名前が載ってないじゃん
という意図が含まれているのでしょう。
実際に、モジュール達成した人達には、「データベースに載せますか?」というオファーをするのね。
そして、辞退される先生達も多いんです。
- まだまだ勉強不足だから
- DLSに載せてもらうために勉強したのではないので
中には
- 他の先生に何か言われるのが怖いから
- 大先生にいい顔をされないから
という理由で辞退される人もいます。
スタジオ選びについてはライブの度に悩めるバレエママさんから聞かれます。
答えは常に「勉強をし続ける先生がいいと思います」と私は答える。
先生って言っても人間だから、最初から完璧でもないし、
間違ったことを言っていたり、やっていたりする過去がある。
失敗からしか人間は学べないのだから。
だけど、それでも生徒の事を思って勉強してくれている人はいい先生なんじゃないかな?って思う。
私の尊敬するクリスティンも毎年どこかのカンパニークラスを見学に行ったりしている。
クリスティンの右腕、ヴァルメイも暇さえあればクリスティンをはじめ他の先生のクラスを見学したり、自分でピラティスに通ったり(御年約70才!)している。
- セミナ―主催者として、だれが参加しているか?のデータがある私が、
- 本人に許可を取ったうえで、一般の人がアクセスしやすいようにデータベースにまとめ
- ただのデータです、と記載をつけたる上でサイト内で検索しないと出てこないページにある
事になにか問題があるのか?私には分からない。
「でも愛さん、DLSの影響は大きいんだよ、気を付けないと」
と言ってくれる人もいるけど、上で書いたように何が問題なのか分からないのに付け加え、
DLSの影響力がそほどではないことは既にデータで知っています。
データってなに?と思う?
- サイト閲覧数
- キーワード検索(バレエ、バレエ解剖学、 バレエ講習会など)での順位、
- SNSフォロアー数
ネット界の王様、Googleによると、DLSはお世辞にも「影響が大きい」には値しない。
影響がゼロ、ではないのは知ってる。
だけど、あと少しで7年になるネットビジネスとしての伸びやサイズは自分で言うのが悲しいくらし、小さい。
この前チャコットのイベントに行った時に、私の最初の本「バレエの立ち方できてますか?」はチャコットでもよく売れているんです、って言われたのね。
「既に1000冊を超えています」、って。
- 3年前の本で
- 常に在庫があって
- 日本全国に支店があるチャコットで
- バレエ人口が世界でもトップに入る日本で
- 1000.
それだけ。
ちなみに2月下旬現在のチャコットインスタフォロアー数は20.2k、DLSは4200。
長くなっちゃったので、まとめるけど、
データベースを作っている理由は「勉強している個人事業主やフリーランサーを応援したいから」です。
必要な人はどうぞお使いください。
必要じゃない人は、閲覧しなくても人生に支障がないところに置いてあります。
データベース、データベースってなんだよ、と思った方はこちら
データベースの基となる教師のためのバレエ解剖学についてはこちら
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Happy Dancing!