前回の側弯エクササイズはとても人気でした。
側弯でも踊れる!ということは分かっていても、具体的に何をしたら…って悩むダンサー
(+指導者、親)が多いんだろうなって感じました。
今日はスタンス本でもDLSキッズや、スタンスWSでもぜーったいに出てくる四つん這いエクササイズを
側弯レシピにしてみます。
今回のエクササイズは
- 左右バランスが気になるダンサー
だけでなく
- 四つん這い手足上げが苦手
- 腕を強化したい
- ポーデブラをすると肩まで一緒に動いてしまい、体のスクエアをキープ出来ない
なんて子たちにも向いています。
四つん這い手足上げって何?と思った人は、私の「バレエの立ち方出来てますか?」本を手にとってくださいな。
そっちに細かな説明と、どうしてこのエクササイズがいいのか?が書いてあります。
四つん這いタッチ セッティング
えーっと・・・名前通り四つん這いになります。以上!
注意事項はスタンス本に書いてあるから大丈夫だよね?
四つん這いタッチ やり方
肘を曲げ、手のひらで胸骨にタッチして10秒ホールドします。
(肩甲骨が飛び出ない方がいいんだけど、側弯の子はそれが大変なのと、
自分では分かりづらいため、ここでは肩の高さ「だけ」にフォーカスを絞ります。
もしこの記事を読んでいるトレーナーさんがいたら、肩甲骨も見てね!)
手を地面から外した途端、肩の高さが変わってはダメよ。
*側弯の子は、これが結構難しい。
弱い方はグラグラもするし、肩も落ちるし、長くホールドしておくのが難しい。
苦手な方は2倍やっておこうね。
四つん這いタッチ 使い方
ウォームアップにどうぞ!
四つん這い系のエクササイズはよいウォームアップになります。
例えば
四つん這いタッチ(体の感覚)
→
四つん這い手足上げ(バランス&体幹強化・スタンス本参照)
→
四つん這いウエイトトランスファー(ターンアウト強化・ターンアウト本参照)
→
自分レベルに合わせたプランク!(プランク攻略本eBook参照)
なんていうものアリ。
肩関節のリハビリにもうってつけ
手を高く上げると肩が痛い、とか肩のケガをしている、なんて人は
体重を少し支えるような四つん這いで、肩関節を高くあげなくても強化できるエクササイズとして使えます。
バーに頼ってはいけない、とは言うけれど、レッスン中バーをホールドすることは事実。
レッスンに戻ってくる前に、こういった肩関節周りの安定や力を作っておくのは大事ですから、
治療家さんと相談してプログラムに取りいれてね!
腕強化が必要なダンサー
腕立て、記事に書いてあってやりたかったけど顔面から落ちます…
という人もこの四つん這いタッチから練習してみようか。
右手アップ→左手アップ→肘を曲げてちっちゃい膝付き腕立て
という動きで、腕立て用練習にしても大丈夫です。
写真や文字だけでなく、どんなエクササイズか実際にやってみて、正しくできているか確認したい人は
毎週日曜日の朝に行われるボディコンサークルをチェックしてみてね。
Happy Dancing!