四つん這い手脚上げについて DLSポッドキャスト epi224

毎月最後のポッドキャストはリスナーさんからの質問にお答えしています。

今月はバレエの立ち方できてますか?ブックにあるエクササイズについて2つ答えました。

本を持っていたら一緒にチェックしてみてね!!

 

聞きたい人はこちらから

 

 

スクリプト

みなさんこんにちは、DLSポッドキャストへようこそ、佐藤愛です。お元気ですか?

DLSポッドキャストはプロの現場から健康なダンス生活を応援する情報サイト、

ダンサーズライフサポートドットコムのブログ音声バージョンプラスポッドキャストだけの裏話などを毎週金曜日にお送りしています。

 

毎月最後のポッドキャストはリスナーさんからの質問にお答えしています。

といってもまだ新しい企画なので過去に2回やっただけですけどね。

8月には脛の外側が痛くなっちゃうんだけど、という質問、9月には煙草とダンサーというトピックにお答えしました。

それらに興味がある人は是非是非、過去エピソードを聞いてみて下さいね。

 

10月は私が体調を崩して入院したのでとんじゃったけど、11月は戻ってきましたよ!

今日はバレエスタンスのエクササイズについてきた質問にお答えします。

では、メールです。

 

先日の大阪のセミナーでお世話になりましたみゆきです。

大変貴重な時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。

四つん這い手脚上げでイラストでは腕の位置が床に対して90度ですが

腕が大腿骨より長い場合水平にはせず難易度ダウンバージョンの様に斜めにバレエスタンスを保つので良いのでしょうか。

もしかして、人間の体は大腿骨と腕は同じ長さで、長さが違うと感じているのは私の勘違い・・・なのでしょうか?

そういうことは稀なケースなのでしょうか?

 

みゆきさん、素敵な質問ありがとうございました!

これはね、個人差があるものの、太ももと腕が同じ長さの人間はそうそういません。

だからイラストが間違っています。

ただ、どれくらい斜めになるか、つまりどれくらい腕の方が長いか、というのはその人によって違うのと、

イラストレーターさんが上手く書けなかったのでこうなっています。

 

ちょっと質問から話が飛ぶんだけど、本を書く工程で一番大変だったのはどこですか?と聞かれたらイラスト!って答えます。

もーね、バレエスタンスの時は一番大変だった!

イラストレーターさんがバレエはもちろん、エクササイズもあまり知らないっていう人でかわいい女の子なんだけど

腕のポジションが、とか足そこから生えてないよ、とかというツッコミがたくさんで。

 

しかも私が海外にいるからここを直して下さい、っていうのも言葉が通じないのよ。

当たり前だよね、デヴァンのっていっても分からないし、股関節はっていってもどこにあるのか分からないんだから。

 

なので、ターンアウト本ではモデルをよんで、実際にエクササイズをしてもらって、それを写真とビデオにして、イラストを書いてもらいました。

それでも腕のポジションとかで私は100%好きでないのもいっぱいあるんですが、

ターンアウト本カウントダウングループのビデオでお話したようにBマイナスで世界に出す、っていうのが必要だよね。

イラストのちょこっとした部分のせいで、本が1年遅れたら、その1年にサポートできたかもしれないダンサー達が悲しむって思ってさ。

 

そうそう、カウントダウングループで10日間連続でアップしたビデオはDLSのyoutubeチャンネルにアップされています。

プロダンサーにイバレエ学校生活と海外カンパニーについてインタビューしたものや、ダンサーの栄養士、フミさんのインタビューもあるので、youtube登録もしてね。

 

さてと、話が質問からずれましたが、

みゆきさん、間違っていないです!そして、ご自身で回答していたように、背骨のカーブと骨盤のアライメントだけ考えてもらえたらそれで完璧です!

 

彼女からのメールにはもう2つ質問があって、3つ目の質問は別件だからそのうちとり上げるけど、

2つ目の質問はスタンスの続きだから、そちらにも合わせてお答えしましょう。

では質問の部分ね。

 

親指エクササイズその2についてです。

私は親指はもちろん他の4本指も同じようにセラバンドでエクササイズをしています。

(ボディコンディショニングセニナーで愛さんが高校生にアドバイスされていたので私もやっています)

その場合も他の指は床に力みなく置いてある状態が正しいのでしょうか?

どうしても少し4本指が連動して動いてしまうのですが・・・

マッスルメモリーの問題でしょうか。

また横のアーチを鍛えるには他のエクササイズが必要でしょうか?

(・・・足セミナー大阪で開催してもらえたら嬉しいのですが・・独り言です・・・。)

 

またまたその通りなのよ!

さすが、解剖学を勉強している先生だから目の付け所が素晴らしい。

 

親指を屈曲する筋肉は親指だけを動かしますが、その他の4つは一緒の筋肉が屈曲します。

ここでいう屈曲というのは、親指エクササイズ2のように、親指を地面におす感覚ね。

他の4つをやる場合、他の子達ができるだけ、動いてほしくないですが、少し動いちゃうのは仕方ないです。

筋肉が一緒だからね。

 

できるだけ、という事はどういうことか?というと、

  • 変に力まない
  • 他の指が助けに来ない
  • 親指に変化がない
  • 指先が丸まらない
  • 足の裏の3点アーチにかかる重さに変化がない

という事。

それさえ守ることができたら、人差し指と中指がお友達でも構いません。

 

もう一度、気を付けたい点を言うね。

  • 変に力まない
  • 他の指が助けに来ない
  • 親指に変化がない
  • 指先が丸まらない
  • 足の裏の3点アーチにかかる重さに変化がない

足の指の長さによって、もしくはケガの種類によっては親指だけでなく、3つまで、もしくは5つ全部やってね、という事があります。

でも一番大事なのは、というか誰でもやっておきたいのは親指。

そして外反母趾のためのエクササイズとして本に書いたので、外反母趾は親指だから、という理由もあります。

 

いかがでしょうか?

最後に、大阪でのダンサーの足、やりたいと思っています。

ようやく大阪でレンタルスタジオが見つかって、その近くにホテルがある事も分かったので、今度からそこが使えたらいいなぁと思ってる。

 

既に春のセミナーのスケジュールは立ててあるんですが、春は北海道リベンジするから大阪に行くことが出来ず、

9月もかなり厳しいので…いつになるかはちょっと分かりません。ごめんなさい。

 

でもね、出来る限り地方セミナ―はやりたいと思っているので、

うちの地方に来て頂戴よ!という人はその思いをメールで教えてくれると共に、交通の便がいいレンタルスタジオがありますよ、と教えてくれるとより行きやすくなります!

 

普通のスタジオでセミナーはできるだけやらないようにしているのね。

日本のスタジオって誰々先生のところはいっちゃいけません、みたいな派閥があるので、中立の立場になれるレンタルスタジオでやるように意識しています。

 

そのようなセミナーリクエスト、そしてポッドキャストでとり上げてほしい質問はhello@dancerslifesupport.comにメールして教えて下さいね。楽しみにしています。

 

ではまた来週のポッドキャストでお会いしましょう

!!ポッドキャストの購読方法!!

 

 

DLSのYoutubeチャンネルには過去のポッドキャストだけでなく、ビデオブログやインタビューなども発信しています。

チャンネル登録をお忘れなく!

 

Listen to all our episodes

Share This Post

Facebook
Twitter
LinkedIn